「友達とルームシェアをするけれど、仲良く生活するにはどうしたらいいんだろう……」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
友達とのルームシェアには、メリットもデメリットもあります。楽しいことが多いですが、トラブルに発展することも少なくありません。
トラブルを防ぐためには、仲良く過ごすためのポイントを知っておくことが必要です。
そこで今回は、
・友達とのルームシェア生活のメリットとデメリット
・友達と仲良くルームシェアするためのポイント
を解説します。
「いきなりポイントを実践するのは難しい」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけなら難しくはありません。
まずは友達とのルームシェアのメリットとデメリットから見ていきましょう!
友達と仲良くルームシェアするために!メリットとデメリットを知ろう
友達と仲良くルームシェアをする前に、ルームシェア生活のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリットは以下の通りです。
【メリット】
・家賃や食費など生活費をおさえることができる
・家事が分担できる
・一人暮らしのような寂しさを感じにくい
対して、デメリットは以下の通りです。
【デメリット】
・お風呂やトイレなど順番待ちが発生する
・友達や恋人を呼びにくい
・トラブルに発展することもある
よくあるトラブルは例えば、
・家賃の支払い忘れが発生する
・私物がなくなる
・騒音がうるさくて寝られない
・家事の仕方など生活習慣の違いが気になる
・プライバシーのない生活でストレスがたまり、ケンカが増える
などです。
このようなトラブルは、仲の良い友達同士のルームシェアでも発生する可能性があります。親友とルームシェアをしたのに、共同生活がきっかけで仲が悪くなることも。
このようなリスクを知ったうえで、ルームシェアをはじめることが大切です。
そして上記のような基本的なトラブルを防ぐコツは、以下の記事でも解説しています。気になる人は、チェックしてみてください。
ここまでルームシェアでよくあるトラブルを紹介しました。
トラブルを解決するだけでなく、日頃から予防できるように努めることも必要です。
そこで次から、友達と仲良くルームシェアをするために必要なことを5つ紹介します。
友達と仲良くルームシェアをするためのポイント1:ルールの設定
1つ目は「ルールを設定すること」です。
ルームシェアは友達同士とはいえ、他人との共同生活です。また育った環境が異なると、価値観や考え方も異なります。
価値観が異なる人と仲良く生活するには、ルールを決めてお互いの価値観をあわせることが欠かせません。
ルールは例えば、
・家事は交代制で担当する
・友達を呼ぶときは前もって連絡する
・家賃は毎月1日に共通の口座に入れておく
などです。
特に「家事」「家賃や光熱費の支払い」については、しっかりと決めておきたいものです。
ルームシェアで決めておきたいルールは、以下の記事でも紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
友達と仲良くルームシェアをするためのポイント2:家事の分担
2つ目は「家事の分担」です。
先ほど、決めておきたいルールの中で「家事の分担」は大切だとお伝えしました。
ルームシェアは数人で同じ家に住むので、お風呂やトイレ、ゴミ箱などは共有で使いますよね。後片付けも分担しますが、誰か1人に担当が偏ってしまっては、ストレスがたまります。
ストレスからトラブルに発展しないためにも、家事の分担はしっかりと決めておきましょう。
例えば、
・キッチン:料理をしたあとの片付けは各自で行う
・トイレ:週に1回、交代で掃除する
・ゴミ捨て:毎週交代で担当する
などです。
家事は生活に欠かせないもの。交代制で担当して、誰かに負担がかからないようにしましょう。
友達と仲良くルームシェアをするためのポイント3:家具や家電の配分
3つ目は「家具や家電の配分」です。
ルームシェアでは、お互いが家具や家電を持ち寄って使用することが多いです。しかしお互いが実家に住んでいた場合、新しく購入する必要がありますよね。
このときに、1人に負担がかからないように、半分ずつ用意しましょう。
ただしベッドなど個室の家具は、各自で用意することになります。自分しか使わないうえに、それぞれこだわりがあるためです。
ちなみにルームシェアで必要なものは、以下の記事をチェックしてみてください。
また家具や家電は、退去するときにトラブルになりやすいです。家具や家電のトラブルを防ぐには、以下の記事をチェックしてみてください。
友達と仲良くルームシェアをするためのポイント4:部屋の配置
4つ目は「部屋の配置」です。
ルームシェアは賃貸マンションに住むことが多いため、事前に内覧をして決めるかと思います。駅からの距離や設備などをチェックすることが多いですが、部屋の間取りもしっかりとチェックしておきましょう。
その理由は「お互いの部屋が隣り合っているかどうかで、暮らしやすさが変わるため」です。
部屋が隣り合っていると、物音が聞こえやすくなりますよね。ルームメイトの生活音が気になって寝られないなど、ストレスを感じる可能性があります。
おすすめの間取りはリビングが中心にあって、お互いの部屋が離れていること。物音が聞こえにくいうえに、必ずリビングを通ることで顔をあわせることも多くなります。
会話が増えると、トラブルが起きにくくなることも少なくありません。
ルームシェアの間取りについて、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
友達と仲良くルームシェアをするためのポイント5:ケンカはその日に解決
5つ目は「ケンカはその日のうちに解決すること」です。
他人との共同生活は、友達として遊ぶとき以上に関係が近くなります。近くなりすぎることで、ケンカが増えることもめずらしくはありません。
ケンカしたときは、なるべくその日のうちに解決しましょう。ルームシェアはケンカ中でも顔をあわせる必要があり、気まずい雰囲気が何日も続いてしまうためです。
すぐに解決して、明るい雰囲気を取り戻しましょう。解決のために話し合うときは、自分の意見や不満をしっかりと伝えてください。
またケンカの原因をしっかりと突き詰めて、対策を考えることも忘れないでくださいね。
まとめ 友達と仲悪くなることなく、快適なルームシェアを
今回は友達と仲良くルームシェアをするために必要なことを解説しました。
おさらいすると、ポイントは以下の5つです。
・ルールを決める
・家事は交代で担当する
・家具や家電の配分を決めておく
・部屋が離れている間取りを選ぶ
・ケンカはその日のうちに解決する
この5つを心がけるだけでも、ルームシェア生活は快適になるはずです。
また仲良くするコツを理解したら、実際にルームシェアに向けて準備をはじめましょう。
ルームシェアの始め方は、以下の記事で解説しています。これからルームシェアをする人は、あわせてチェックしてみてください。