「兄弟・姉妹でルームシェアはできるのだろうか……」
と感じている方は多いのではないでしょうか
結論からお伝えすると、兄弟・姉妹でルームシェアをすることは可能です。「入居審査に通りやすい」「トラブルが起きたときに頼れる」などメリットも多く、検討する人が増えています。
兄弟・姉妹でのルームシェアはストレスもあるものの、友達同士の共同生活より過ごしやすいはずです。
とはいえ、具体的なメリットなどは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
・ルームシェアとは
・兄弟・姉妹のルームシェア生活のメリットとデメリット
・トラブルを防ぐための注意点
について解説します。
今回の記事を参考にしながら、兄弟・姉妹とのルームシェア生活を検討してみてください!
兄弟・姉妹とルームシェアはできる?
最初に、兄弟・姉妹でルームシェアをすることは可能です。
ルームシェアとは、賃貸マンションなどを自分以外の人と借り、一緒に生活する暮らし方です。一人暮らしと似ていますが、まったく同じわけではありません。
一人暮らしとは、以下の点が異なります。
・ルームメイトが存在する
・家賃を折半するぶん、生活費がおさえられる
ルームメイトは、友達を選ぶ人がほとんど。初対面の人と住むケースもありますが、知り合いを選ぶ方が安心感があります。
また2人以上で一緒に生活するため、家賃や水道光熱費は折半です。一人暮らしより安くなるケースも多く、結果的に生活費をおさえられることも少なくありません。
複数人で生活するぶん、物件は2〜4LDKが必要ですが、人数が増えるぶん家賃も割り勘できるのです。
ルームシェアについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
兄弟・姉妹とルームシェアをするメリット
ルームシェアは友達とすることが多いですが、近年は兄弟・姉妹と一緒に住む人も多いです。
兄弟・姉妹とのルームシェア生活は、友達との共同生活とは異なるメリットがあります。
例えば、以下の3つ。
・入居審査に通りやすい
・細かいルールを決める必要がない
・何かトラブルがあったときに頼ることができる
まず血縁関係があると、入居審査が通りやすいです。他人である友達同士のように、トラブルによって疎遠になる可能性が低いです。そのぶん、金銭トラブルなども発生することがあまりありません。
また実家で一緒に生活していた経験から、一緒に生活するうえでの価値観が似ています。そのため友達同士のように、細かいルールは必要ありません。
トラブルがあったときも身内なら頼りやすく、安心できるでしょう。
兄弟・姉妹とルームシェアをするデメリット
兄弟・姉妹とのルームシェアは、メリットが多いです。ただし、以下のようなデメリットがあるのも事実です。
・家事の負担は兄や姉にかかりやすい
・友達や恋人を呼びにくい
・ケンカが増えやすくなる
多くの人が感じるデメリットが「どちらか片方に負担がかかりやすいこと」。例えば家事の分担など、兄や姉など年長者の役割になりやすいです。
末っ子が甘えて何もせず、兄や姉の負担が大きくなってルームシェアを解消したくなることも。
また距離が近いぶん、ケンカが増える兄弟・姉妹も多いです。先ほどお伝えしたように、家事の負担がどちらかにたまることで、ケンカに発展することもあるでしょう。
仲が良い兄弟・姉妹でも、ルームシェアによって関係が悪くなることも少なくありません。
共同生活によって不仲になっては、本末転倒ですよね。
そこで次は、兄弟・姉妹とルームシェアをするうえでの注意点をいくつか紹介します。
兄弟・姉妹とルームシェアをするときの注意点
兄弟・姉妹とルームシェアをする場合は、以下の点に注意しましょう。
・ルールや役割分担をしっかりと決める
・言いたいことやストレスがあるときは早めに伝える
・問題が起きたときは親や他の兄弟・姉妹と一緒に話し合う
まずルールや役割分担は、しっかりと決めておくことをおすすめします。実家のように他の家族がいる状況と、2人だけのルームシェアは勝手が異なります。
始めにしっかりと決めておいた方が、後からストレスを感じることも少なくなるはずです。
またトラブルが起きたときは、親や他の兄弟・姉妹など、家族を頼りましょう。身内とはいえ、第3者の目線が入ることで、冷静に問題を解決できることは多いです。
ストレスを感じたら話し合いなどで解決しつつ、他の家族も頼りながら、うまく兄弟・姉妹で生活していきましょう。
兄弟・姉妹で一緒に住むならシェアハウスもおすすめ
ここまで兄弟・姉妹でのルームシェア生活について解説しました。同じ共同生活でいうと、兄弟・姉妹でシェアハウスに入居することもおすすめです。
シェアハウスとは、個室を持ちながらリビングやお風呂、トイレなど共有スペースは他の人とシェアする暮らし方のこと。
シェアハウスは基本的に初対面の人同士が一緒に生活しますが、兄弟・姉妹で入居することも可能です。物件にもよりますが、個別に部屋を借りても、同じ部屋に住んでも問題ありません。
シェアハウスでそれぞれ部屋を借りると、お互いプライベート空間を持つことができます。同じ家に住みながらある程度の距離感を保てるため、ストレスも感じにくいです。
シェアハウスとルームシェアの違いについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ 兄弟・姉妹でのルームシェアは生活や金銭面でメリットが多い
今回は、兄弟・姉妹でのルームシェア生活について解説しました。
ここまでをまとめると、兄弟・姉妹でルームシェアをすることは可能です。ルームシェアは基本的に友達同士ですることが多いですが、兄弟・姉妹で入居できる賃貸マンションも多いです。
兄弟・姉妹でのルームシェアには、以下のメリットがあります。
・入居審査に通りやすい
・細かいルールを決める必要がない
・何かトラブルがあったときに頼ることができる
またトラブルを防ぐための注意点として、以下の3つをお伝えしました。
・ルールや役割分担をしっかりと決める
・言いたいことやストレスがあるときは早めに伝える
・問題が起きたときは親や他の兄弟・姉妹と一緒に話し合う
家族とはいえ、他人。ある程度の礼儀を持ちながら生活することで、お互いストレスなく、実家のように過ごすことが可能です。
今回の記事を参考にしながら、兄弟・姉妹でのルームシェア生活を検討してみてください。
また兄弟・姉妹でのルームシェアは、生活費をおさえられるとお伝えしました。
ルームシェアの生活費について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。