ルームシェアは友達と楽しく生活できるイメージがありますよね。ですが、入居前の準備はシェアハウスや一人暮らしと何が違うのでしょうか?今回は、ルームシェアに必要なものや、いらないもの、またシェアハウスと異なる準備での注意点をご紹介します。
これからルームシェアを考えている方の参考になればと思っております。
ルームシェアに必要なもの
ルームシェアを二人ではじめるとした場合、入居に必要なものは以下になります。
・衣服
・タオル
・歯ブラシ
・お風呂セット
・ハンガー
・ドライヤー
・ベッド
・家電
・調理道具
・食器類
シェアハウスの入居に必要なものと、かぶるものもあります。ただし、ルームシェアは家具や家電も自分たちで用意する必要があります。
なぜならば、ルームシェアをするとなると通常の賃貸マンションや二人暮らし用のマンションに住むからです。マンションであれば、備え付けの家具や家電はないので、自分たちで用意しなければなりません。
そのため、ルームシェアをすると必要なものは「シェアハウスで必要なもの+a」という形になります。この部分はシェアハウスと異なり、ルームシェアのめんどくさい部分でもあります。ルームシェアで共有で使うものは誰が負担するのか?とか、ルームシェアを辞める時にその共有のものをどう処理するのか?などは事前に話し合っておくと、スムーズに進むのではないかと思います。
ルームシェアにいらないもの
反対に、ルームシェアにいらないものは以下になります。
・冷蔵庫
・洗濯機
・掃除機
・調理器具
・ダイニングテーブル
・テレビ(共有スペース用)
ただし、これは同居相手にもよって変わります。ルームシェアをする友達それぞれの一人暮らし経験によって、持っている家具や家電の種類が変わるからです。
ルームシェアをする友達が、家具や家電を持ち込んでくれるのならば、自分で用意する必要はありません。もしくは、あなたが一人暮らしの経験がある場合、家具や家電をいくつか持っていますよね。共有の家具・家電として使ってもいいということであれば、新しく購入する必要はありません。
また、家具や家電付きのマンションでルームシェアをするということであれば、ルームシェアのメンバーでも誰も家具や家電を用意する必要がありません。
そのため、ルームシェアでのいらないものには個人差が出るでしょう。
ルームシェアで役立つ便利グッズ
ルームシェアでは、以下のような便利グッズがあると役立ちます。
・掃除機以外の掃除用具
・洗濯カゴ
・スリッパ
・衣服ケース
・折りたたみ式クローゼット
掃除はシェアハウスのように、業者や管理会社の人がしてくれるわけではありません。自分たちでする必要があるため、ある程度の掃除道具はそろえておきましょう。また、当番制にしておくのもおすすめです。どちらか片方ばかりが掃除しているといった、トラブルの防止にもつながります。
また、クローゼットもそれぞれの部屋に必ずついているとも限りません。そのため、折りたたみ式の、服をかけられるクローゼットなど持っておくと便利でしょう。
ルームシェアの契約に必要なもの
契約に必要な書類も、ルームシェアとシェアハウスではちがいます。ルームシェアでは、以下のようなものが必要となります。
・入居申込書
・火災保険の契約書
・身分証明書(運転免許書や保険証)
・住民票
・収入所得証明書
・連帯保証人
主に、「自分は何者なのか」「きちんと家賃が支払えるかどうか」という点についてきちんと書類を通して確認されます。特に、ルームシェアは一人暮らしとはちがい、急に一人だけ出ていく場合もあります。
そうなった場合、もう一人が二人分の家賃を一人で支払うことになります。もしものときのために、書類で証明できるようにしておきましょう。一人暮らしでも、同じような書類の提出は必要です。
基本的には、ルームシェアは賃貸マンションの契約と同じです。そのため、ルームシェアとして使わしてもらえる物件もなかなか難しいのが現状です。根気強く探していきましょう。
入居に必要な費用
ルームシェアの入居に必要な初期費用は、以下のような内訳になります。
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・火災保険料
・家賃1ヶ月分
トータルで約50万円かかります。普通の賃貸マンションを借りる場合とほとんど同じ金額です。というのも、ルームシェアで二人になる分、万が一の急な退去に備えて敷金・礼金が家賃数ヶ月分になります。そのため、シェアハウスや一人暮らしの場合よりすこし高くなるようです。ルームシェアの初期費用に関する記事は下記を見ていただければと思います。
→ ルームシェアの初期費用は平均いくら?シェアハウスと徹底比較!
シェアハウスとの違いは?
ルームシェアとシェアハウスで大きく異なる点は何なのでしょうか?
異なる点は、ルームシェアは家具家電をどちらが持ってくるか決めなければいけないことです。もしくは、二人で割り勘して購入しなければなりません。ルームシェアをするメンバーによっても、必要なものや費用が変わってくるでしょう。
そのためルームシェアの方が、入居までの準備にややお金がかかります。また、退去する場合にも、どちらが使っていた家具や家電を持っていくか決める必要があります。
シェアハウスの家具や家電は、管理会社が所有しているためずっと置いておくものです。そのまま置いておいて、自分の荷物だけで退去できるのでとても楽です。
シェアハウスや一人暮らしとは、家具や家電の取り扱い、費用が大きく異なる点でしょう。
まとめ ルームシェアは必要なものや費用が多い
ルームシェアは、友達同士で毎日楽しく生活できますが、シェアハウスや一人暮らしと必要なものがすこしちがいます。
というのも、ルームシェアは同居人や自分の一人暮らし経験によって、持っている家具や家電の数が変わります。そのため、どちらかが家具や家電を持っている場合は用意する必要がありませんし、ない場合は一からそろえる必要があります。
また、初期費用もルームシェアはシェアハウスや一人暮らしよりもかかります。事前に何が必要なのか、何を持っていて何を用意しなければいけないのか、きちんと友達同士で把握しておきましょう。