「初めてルームシェアをするけれど、トラブルは大丈夫かな?」
と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
ルームシェアはお金や人間関係に関するトラブルが起こることは多いです。ルームシェア解消などまで発展することもありますが、トラブルを防ぐ方法や対策を知っていれば問題ありません。
特に事前にトラブルを防ぐ方法を知っていれば、毎日の生活も楽しくなります。
そこで今回は、
・ルームシェアでよくあるトラブル例
・ルームシェアでトラブルなく過ごすための方法5つ
・ルームシェアでトラブルが起きたときの対策
を順に紹介します。
また「シェアハウスの方がトラブルは少ないこと」、そしておすすめのシェアハウスなどもあわせて紹介しますので、参考にしてみてください。
ルームシェアでよくあるトラブル例
ルームシェアでは例えば、以下のようなトラブルが起こりやすいです。
【金銭面】
・ルームメイトが家賃や光熱費を支払ってくれない
・財布からお金がなくなっていた
・生活費を折半しているが、自分はあまり家にいないので不公平に感じる
【生活面】
・共有スペースの使い方が汚い、散らかしたまま片付けてくれない
・ゴミ当番や掃除当番など家事の分担をしてくれない
・ルームメイトの部屋から聞こえる生活音がうるさい
・ルームメイトが友達を呼んで騒ぐのでうるさい
・トイレやお風呂の使い方が汚い
【人間関係】
・他のルームメイト同士のケンカに巻き込まれた
・ルームメイトに貸した物が返ってこない
【その他】
・宗教やマルチ商法の勧誘がしつこい
・異性とのルームシェアでしつこく誘われる
特に金銭面や人間関係のトラブルは悩む人が多く、そこからルームシェアを解消になる人があとを絶ちません。気になったときに伝えることができれば良いですが、なかなか難しいようです。
ルームシェアで起こるトラブルの具体的な体験談は、以下の記事も参考にしてみてください。
先ほどルームシェアでよくあるトラブルを紹介しましたが、実は上記のトラブルは事前に防ぐことも可能です。その5つの方法を次から順に解説しますね。
仲の良い友達をルームメイトに選ぶ!
ルームシェアでは主に、以下2つの方法で住むことが多いかと思います。
・友達同士、数人で家を借りて一緒に暮らす
・ルームシェア募集サイトなどで同居人を募集する
どちらもメリットやデメリットはありますが、初めてのルームシェアは「友達同士で一緒に暮らす方法」を選びましょう。
ルームシェアは家を借りるときやトラブルが発生したとき、すべて自分たちで解決することになります。まだ知り合って間もない人同士だと言いたいことが言えず、ガマンすることも少なくありません。
その場合でも友達同士であれば意見を言いやすく、ストレスが溜まりにくいです。その結果、トラブルが起きても解決しやすいうえに、そもそものトラブル発生も防ぐことが可能です。
またルームシェアする賃貸マンションを契約するとき、連名契約にしておくこともおすすめです。
ルームシェアにおける契約の注意点について、詳しくは以下を参考にしてみてください。
方法2 物件は一緒に見に行って決める!
ルームシェアする物件を探すときは、できるだけルームメイト全員で見学しましょう。一緒に見に行くことで、相手のこだわりやゆずれない部分を知ることができます。
というのも防音や日当たりなど、人によって気にするポイントはさまざま。物件探しの段階でお互いの気になるポイントを知っておくと、住み始めたときに気を遣った方が良いポイントも分かります。
また物件を決めるとき、騒音などが気になりにくい間取りにするのもおすすめです。
おすすめの間取りについて、詳しくは以下を参考にしてみてください。
方法3 最低限のルールを決める!
ルームシェアでは「最低限のルール」を決めておきましょう。
友達同士とはいえ今まで育ってきた環境は異なるため、ルームメイトが自分とまったく同じ生活スタイルとは限りません。住み始める前にある程度、生活のルールを決めておくと安心です。
ルールは例えば、以下のようなものです。
・家賃の支払いが遅れるときは1週間前までに伝える
・ゴミ出しを当番制にする
・掃除の頻度を決めておく
・キッチンは料理したらすぐに片付ける
・電話はリビングや部屋の外でする
・友達や恋人を呼ぶときは事前に連絡する、もしくは呼ばない
・ルームシェアを解消したいときは2〜3ヶ月前に伝える
トラブルが起こりそうなポイントでルールを決めておくと、ケンカを防ぐことも可能です。
方法4: 2人の口座を作っておく!
家賃や水道光熱費の支払いトラブルを防ぐためには、支払いに使える共用の銀行口座を作っておきましょう。そして「毎月の家賃6万円と光熱費1万円」など固定費を、それぞれが口座に振りこむようにしておくと安心です。
ルームシェアは一般の賃貸であるため、代表者が家賃や光熱費をまとめて支払う必要があります。共用口座を引き落とし用の口座に指定しておけば、「誰が支払うのか」などお金に関するトラブルを防ぐことができるのです。
この口座にあるお金が退去時に余ったら、退去費用の支払いや引っ越し費用などに活用するのもおすすめです。
方法5 初めての人とは事前に何回か会っておく!
ルームシェアは基本的に、友達同士でするのがおすすめだとお伝えしました。もしもルームメイト募集サイトなどで見つけた初対面の人とルームシェアをするときは、事前に何回か会っておくようにしましょう。
初めて会う人とのルームシェアも、とても楽しくて魅力的です。しかし相手のことを何も知らずに共同生活をスタートするのは、少し不安が残るのではないでしょうか。
初対面の人とは何回か会って仲良くなってからルームシェアを始める方が、お互いのことを知れているので安心感があります。
何回か会うときは、以下のポイントを確認しておきましょう。
・人として気が合うか
・一緒にいて楽しく過ごせそうか
シェアハウスと異なりルームシェアは管理会社を通さないので、トラブルなどはすべて自己責任になります。楽しくルームシェアをするためにも、一緒に住む人は事前にしっかりと考えて決めましょう。
ルームシェアで友達とトラブルになったときの対策
ここまでルームシェアでのトラブルを防ぐ予防策を紹介しましたが、どうしてもトラブルが発生してしまうときもあります。
トラブルが起こったときは、以下のことを試してみてください。
・まずは話し合いの機会を作る
・不満やストレスに感じていることを冷静に話す
・「できればこうしてほしい」と要望を伝える
基本的には、話し合いの場を儲けるのがおすすめです。不満やストレスは、相手に話さなければ伝わりません。また不満やストレスに感じていることに気付かない場合もあります。
冷静に話せばルームメイトも聞いてくれることが多いので、思い切って話してみましょう。
ここまでルームシェアのトラブル例や予防策を紹介しましたが、ルームシェアはデメリットばかりではありません。「生活費が節約できる」「寂しさを感じにくい」「友達とさらに仲良くなった」などのメリットや楽しいことも多いです。
ルームシェアのメリットについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
ルームシェアよりシェアハウスの方がトラブルは少ない?
ここまでルームシェアのトラブル例や対策を紹介しましたが、できればケンカすることなく共同生活を楽しみたいですよね。
同じ共同生活でも、ルームシェアよりシェアハウスであればトラブルがそれまで多くありません。
その理由は、以下の3つです。
・個室なので生活音などは聞こえにくい
・家賃や水道光熱費は個別に支払う
・掃除は業者に頼むことが多いので当番制ではない
シェアハウスは運営会社のスタッフが管理をしています。そのため基本的に家事などは担当する必要がなく、人間関係のトラブルも相談することが可能です。
このように、シェアハウスの方がトラブルが少ない理由は「管理会社の有無」。
シェアハウスには不動産など管理・運営を行う事業者がいて、最初からある程度のルールが決められている物件に住みます。何かトラブルがあったときも、管理会社の方が間に入ってくれることも少なくありません。
対してルームシェアはルールを決めてくれる管理会社がおらず、何事も自分たちで決める必要があります。人によっては責任転嫁が起こることもあり、この意識の差がケンカやトラブルにつながるのです。
そのため初めて実家を出る人は一人暮らしに慣れない中でトラブルにも対応することになるので、ルームシェアはあまりおすすめできません。シェアハウスの方がストレスが少ない状態で、自立した生活に慣れていくことができるはずです。
トラブルを避けたい人は、シェアハウスでの共同生活も検討してみてください。
トラブルを避けたい!シェアハウスひだまりのおすすめ物件3つ
最後に、トラブルを避けた人におすすめのひだまりのシェアハウスを紹介します。
(1)セレンディピティ北千住
セレンディピティ北千住は東京の新規オープンシェアハウスです。全員が初対面になるので、「仲良いメンバーの中に入れない」など人間関係に悩むことはほとんどありません。騒音など避けたいときは、2階の部屋を検討してみてください。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万8,000円〜5万2,000+1万2,000円
・部屋数:6室
・住人の数:最大6人
・最寄り駅:JR東日本「北千住駅」、千代田線「北千住駅」、日比谷駅「北千住駅」、東武スカイツリーライン「北千住駅」、つくばエクスプレス「北千住駅」
(2)江ノ島・鵠沼海岸~etoile de mer(ヒトデ軒)~
ヒトデ軒はシェアホストのいるシェアハウスです。シェアホストは一緒に住むことが多いので、何かあったときにすぐに相談できます。また近くには有名なサーフスポットもあるので、息抜きに訪れてみてください。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:7万円+1万4,000円
・部屋数:5室
・住人の数:最大5人
・最寄り駅:小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」
(3)新大阪
新大阪も新規オープンのシェアハウスです。3〜5階がシェアハウス部分になりますが、各階に共有スペースを用意しました。ゆっくりくつろぐこともシェアメイトと話すこともできるので、自由に過ごしていただけるかと思います。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:2万2,000円〜(ドミトリー)、4万6,000〜(個室)+6,000〜1万2,000円
・部屋数:8室
・住人の数:最大8人
・最寄り駅:御堂筋線「東三国駅」、JR京都線「東淀川駅」、JR&新幹線「新大阪駅」
まとめ 初めてのルームシェアでも5つの方法で安心!
今回は、ルームシェアでよくあるトラブルと予防する方法を紹介しました。
おさらいすると、予防策は以下の5つです。
・仲の良い友達をルームメイトに選ぶ
・物件は一緒に見に行って決める
・最低限のルールを決める
・2人の口座を作っておく
・初対面の人とは何回か会う
そしてトラブルが起きたときの対策として、以下を紹介しました。
・まずは話し合いの機会を作る
・不満やストレスに感じていることを冷静に話す
・「できればこうしてほしい」と要望を伝える
今回の記事を参考に準備を進めれば、トラブルは起きにくいです。
またトラブルを避けたいときは、シェアハウスも検討してみてください。その場合、見学のときのポイントや注意点を知っておくと、さらに自分に合うシェアハウスを見つけることができるはずです。
シェアハウスを見学するときのポイントは、以下の記事を参考にしてみてください。