「ルームシェアをしたいけれど、相手探しが難しい……」
と感じている人は多いのではないでしょうか。
ルームシェアの相手は、基本的に友達の中から探すのがおすすめです。もともと知っている人同士の方が、トラブルを予防しやすいためです。
そして友達同士でルームシェアをする場合でも、以下のポイントをおさえることで、楽しいルームシェア生活を送ることが可能です。
・仕事
・性別
・人柄や相性
・金銭感覚
・保証人
とはいえ、なぜこの5つのポイントが大切なのかは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、ルームシェアの相手探しにおける5つの大切なポイントを徹底解説します。
これからルームシェアをはじめたいと考えている人は、今回の記事を参考に相手探しをすすめてみてくださいね。
ルームシェアの相手探しにおけるポイント1:仕事
1つ目は「相手が仕事をしているかどうか」です。
いきなりシビアな話に感じるかもしれません。しかしルームシェアとはいえ、お互い家賃や食費など、自身の生活費を支払う必要がありますよね。
特にルームシェアは家賃や水道光熱費など、固定費を割り勘にします。どちらかが払えないと、もう1人に大きな負担がかかってしまいます。
例えば家賃が10万円の家に住んでおり、1人あたり5万円を支払っているとしましょう。1人が1ヶ月でも家賃を支払えないと、もう1人が一度に10万円の大金を支払うことになるのです。
そして毎月の生活費は、仕事をしていないと支払うことができません。生活能力をチェックするためにも、相手の仕事はしっかりと確認しておきたいものです。
仕事内容や給料など、こまかく聞く必要はありません。どのくらいの家賃なら支払えそうか、お互いの希望をすりあわせながら確認してみてください。
ルームシェアの相手探しにおけるポイント2:性別
2つ目は「性別」です。
友達同士のルームシェアなら問題ありませんが、初対面同士のルームシェア生活で「性別」は重要なポイントです。
というのもルームシェアやシェアハウスでは、男女トラブルが起こることが少なくありません。特に初対面同士で異性とルームシェアをするとなると、女性は不安に感じることが多いかと思います。
トラブルをなるべく少なくしたい場合は、同性同士でのルームシェアがおすすめ。異性トラブルは起こりにくいため、安心して生活することができます。
男性は男性、女性は女性のルームメイトを探してみてください。
ルームシェアの相手探しにおけるポイント3:人柄や相性
3つ目は「人柄や相性」です。
ルームシェア生活は同じ家に住むため、顔をあわせる時間がとても多いです。普通の友達よりも仲良くなることができますが、同じ家に住むためにケンカが起きやすいともいえます。
例えばキッチンの使い方やゴミの捨て方など、生活習慣の違いからケンカになることも。今まで自分だけの生活で決めていた独自のルールは、相手にとっても当たり前とは限らないのです。
この場合は相性の良いルームメイトの方が、トラブルを予防できる確率は高まります。
例えば、以下の通りです。
・相手に言いたいことを言うタイプ:お互いの不満をぶちまけてスッキリする
・相手の考えなどを思いやって気を使うタイプ:さりげなく「こうしてくれると嬉しい」などと要望を伝えていく
思いやるタイプが一方的に言いたいことを言われてしまうと、ストレスが溜まりますよね。反対に、言いたいことを言うタイプがさりげなく主張され続けると「もっとハッキリしてよ」とストレスを感じることも。
自分と同じ人柄、もしくは相性の良い相手を選ぶ方が、ルームシェア生活はうまくいきやすいです。
ルームシェアの相手探しにおけるポイント4:金銭感覚
4つ目は「金銭感覚」です。
ルームシェアでは、さまざまな出費を半分にして支払います。
例えば、
・家賃
・水道光熱費
・食費
・日用品
・家具
など。
支払いにおいてお互いの金銭感覚が正反対だと、ストレスを抱える可能性が高いです。またルームシェアは節約を目的にスタートすることも多いですが、出費が増えては意味がありません。
金銭感覚が同じ人とルームシェアをする方が、浪費を防ぐこともできます。
お互いの金銭感覚を知るためには、ルームシェアをはじめる前に食事や買い物を一緒にしてみましょう。
ルームシェアの相手探しにおけるポイント5:保証人の有無
5つ目は「保証人の有無」です。
保証人とは、入居者が家賃を支払えなくなったときに代わりに立て替えてくれる人のこと。多くの賃貸マンションやシェアハウスでは、契約を結ぶときに必ず必要となります。
ルームシェアでよくあるトラブルのひとつが「ルームメイトが家賃を支払ってくれないこと」です。このときに保証人がいれば、保証人に対して家賃の支払いを要求することができるのです。
保証人は主に、
・両親
・兄弟、姉妹
・親戚
などが当てはまります。
金銭トラブルを防ぐためにも、事前に保証人を誰にするのか、聞いておきましょう。
また、身内がいなくて保証人を用意できない場合は「保証会社」を利用することになります。
保証会社とは保証人を用意できない人の代わりに、トラブルが起きたときの家賃立て替えなどをしてくれる会社のこと。毎月の保証金は必要ですが、保証人を用意できなくても賃貸契約を結べる可能性が高まります。
保証人などルームシェアの手続きについて、詳しくは以下の記事もチェックしてみてください。
ここまでルームシェアの相手探しで気をつけるポイントを解説しました。
基本的に、ルームシェアの相手は友達の中から見つけるのがおすすめです。
しかし、周りにルームシェアをしたい人がいないことも多いかと思います。
そこで次は、友達以外のルームメイトを見つける方法を簡単に紹介しますね。
ルームシェアの相手探しはサイトからも可能
ルームシェア相手は、「ルームメイト募集サイト」などで探すことができます。
募集サイトはルームシェアをしたい人同士をつなぐウェブサイトで、ルームシェア相手がなかなか見つかりにくいときに活用できます。
初めて会う人とルームシェアをすることにはなりますが、仲良くなれば長い付き合いになることも少なくありません。
ただし、インターネット上のサイトでルームシェア相手を探すことになるので、以下のことに注意しましょう。
・事前に顔写真をもらっておく
・初めて会うときは人の多いカフェなどにする
・そもそもSNSでは探さない
会う前に顔写真をもらっておくことで、どんな人かわかるうえに、性別もしっかりと確認できます。また初対面は人の多い場所にすることで、怪しい人物と1対1になることは避けられます。
そしてインターネットといっても、SNSでルームシェア相手を探すことはおすすめできません。専用サイトよりも相手の素性がわかりにくいうえに、性別や職業など、簡単になりすましできるためです。
ルームシェア相手を探すときは、いくつかおすすめのサイトがあります。注意点とあわせて、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ ルームシェアの相手探しは注意点をおさえて取り組もう
今回は、ルームシェアの相手探しにおけるポイントを解説しました。
おさらいすると、ルームシェアの相手探しでは以下のことをチェックしましょう。
・仕事
・性別
・人柄や相性
・金銭感覚
・保証人
たとえ友達同士でルームシェアをする場合でも、5つのポイントをおさえておくことで、ルームシェア生活でトラブルは少なくなります。
またルームシェア相手が見つかったあと、トラブルなく生活できる仕組みを整えることも欠かせません。
特にルールを作ることで、ルームシェア相手と仲良く生活できることは多いです。
ルームシェア生活で必要なルールについて、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。