「シェアハウスの見学ってどんな感じなんだろう……」
と考えている方は多いのではないでしょうか。
シェアハウスを見学(内覧)する流れは、基本的に賃貸マンションと変わりません。気になる物件があれば問い合わせをして、担当者と一緒に見学します。
ただしシェアハウスは共有スペースなど賃貸マンションにはないものも多いので、チェックするべき項目が少し異なります。そして注意点を理解しておくことで、入居してからのシェアハウス生活におけるトラブル防止にもつながります。
とはいえ、シェアハウスを見学するときは具体的にどんなところに注意すればいいのか、なかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、
・シェアハウスを見学する流れ
・見学するときの注意点
・見学にあたって知っておきたいこと
を紹介します。
今回の記事を参考にしながら、シェアハウス探しを成功させましょう!
初めてシェアハウスを見学するときの流れ
シェアハウスを見学するまでの流れは、以下の通りです。
【問い合わせから見学までの流れ】
(1)シェアハウスのホームページや検索サイトから、運営会社に連絡する
(2)担当者とのやり取りで見学の日時を決める
(3)当日に待ち合わせをする
(4)シェアハウスを見学する
見学は1時間ほど。気になるところがある、スタッフの人に聞きたいことがあると、もう少しかかることもあります。
見学でそのシェアハウスに入居することを決めたら、そのあとは契約に進みます。
【契約から入居までの流れ】
(1)契約に必要な書類をそろえる
(2)書類を提出し、審査結果を待つ
(3)審査に通過したら入居日を決め、準備をする
(4)当日になるまでに鍵を受け取り、引っ越しする
基本的には賃貸マンションに入居するときと変わりません。
ただしシェアハウスは賃貸マンションとは造りや暮らし方が異なるうえに、初めて住む方も多いかと思います。そのため見学のときは何をチェックすればいいのか、なかなか分かりにくいですよね。
そこで次は、シェアハウスを見学するときの注意点を紹介します。
シェアハウスを見学するときの注意点3つ
シェアハウスを見学するときの注意点として、
・自分の条件を明確にしておく
・できれば日中と夜の2回見学する
・シェアハウスのルールを確認しておく
の3つを解説しますね。
シェアハウスを見学するときの注意点1:自分の条件を明確にしておく
1つ目は「自分の条件を明確にしておく」です。
条件をしっかり把握しておくことで、入居してからのイメージとの違いを避けることができます。
条件は、
・男女混合か、女性専用なのか
・シェアメイトの人数は5人未満の小規模か、100人を超えるほどの大規模か
・交流の多いシェアハウスなのか、プライベートを尊重するシェアハウスなのか
・駅から近いのか、遠いけれどそのぶん家賃の安い物件にするのか
などです。
というのも、シェアメイトとより親密に交流したい人が100人規模のシェアハウスに住むと、友達を作ることは可能です。しかし人数が多いぶん1人1人との交流が浅くなりやすく、特定の人と仲良くなるまでに時間がかかることが少なくありません。
小規模のシェアハウスの方が他の人と関わる時間が長いので、仲良くなるスピードも早いです。
イメージや条件に合うシェアハウスに住むことで、短期間で引っ越しをする恐れもありません。最低限の費用で理想のシェアハウスを見つけることが可能です。
シェアハウスを見学するときの注意点2:できれば日中と夜の2回見学する
2つ目は「できれば日中と夜の2回見学する」です。その理由は「部屋の状態が見えやすいから」、そして「他のシェアメイトと話す機会があるから」です。
引っ越しを考えているとき、多くの人がまずは朝から昼の明るい時間にかけて部屋を見学するかと思います。昼の方が太陽が出ているので、部屋の状態が見えやすく、キレイなことをしっかりと確認できますよね。そのためまずは、朝や昼の時間帯の見学をおすすめしています。
そして夜の見学をおすすめするのは、「シェアメイトと話す機会があるかもしれないから」です。多くの入居者は夜には仕事を終えて家に帰っているので、リビングなどでくつろいでいることが多いです。そのときにシェアメイトの顔を見たり話したりすることで、家の雰囲気をつかめることが少なくありません。
また夜に訪問して誰もリビングにいないと、「このシェアハウスは交流が少ないのかな?」と分かることも。シェアハウスの雰囲気を把握することで、自分の条件とも照らし合わせることができるのです。
シェアハウスの運営会社が許可をしてくれれば、可能な限り日中と夜の2回見学してみてください。
シェアハウスを見学するときの注意点3:シェアハウスのルールを確認しておく
3つ目は「シェアハウスのルールを確認しておく」です。
部屋や共有スペースの雰囲気を把握できたら、最後にシェアハウスのルールを確認しておきましょう。多くの物件ではルールを作り、みんなが気持ちよく過ごせるように心がけています。
しかしそのルールも「ちょうど良い」「厳しい」と感じ方に個人差があり、自分にとって厳しいものになるかもしれません。入居前に確認しておくことで、自分はルールを守れるのか考えることもできます。
シェアハウスに必要なルールは、以下の記事で紹介しています。気になる方は参考にしてみてください。
ここまでシェアハウスを見学するときの注意点を紹介しました。
最後に、見学するときに知っておくと役立つことをいくつかお伝えしますね。
シェアハウスを見学するときに知っておきたいこと
シェアハウスを見学するにあたって、以下のことを知っておくと物件探しがスムーズです。
【部屋】
・満室表記でも空いていることがある
・日当たりの良さなど、シェアハウス内でも部屋の条件が異なる
【シェアメイトとの生活】
・オープニングメンバーは馴染みやすい
・土日に見学すると雰囲気が分かりやすい
【運営会社】
・気になることは全部聞く
・問い合わせへの返答スピードや対応もチェックする
・少しでも違和感を感じたら入居はじっくり考える
分からないことは運営会社の担当スタッフに何度でも聞きましょう。ここでしっかりと答えてくれた方が安心できるうえに、納得して入居できるからです。
上記を参考にしながら、気になるシェアハウスがあればどんどん見学していきましょう!
まとめ シェアハウスの見学における注意点を理解しておくとトラブルを防げる
今回は、シェアハウスを見学する流れや注意点を解説しました。
おさらいすると、見学の注意点は以下の3つです。
・自分の条件を明確にしておく
・できれば日中と夜の2回見学する
・シェアハウスのルールを確認しておく
上記を理解しておくだけでも、シェアハウス生活でのトラブル防止につながります。
今回の記事を参考にしながら、気になる物件を気軽に見学してみてくださいね。
またシェアハウスを探すうえで、「脱法ハウス」や「安すぎる家賃」には注意が必要です。
詳しくは以下の記事をご一読ください。