「自分の一軒家や空き家をシェアハウスとして運営したい」
「マンションを購入したので、シェアハウスとして貸し出したい」
と考えている人は、多いのではないでしょうか。
結論からいうと、個人でもシェアハウスを作ることは可能です。実際に作る流れや必要な資格などを知っていることで、自宅や空き家をシェアハウスにすることはできます。
加えて、シェアハウス運営は不動産会社・管理会社などのサポートを得るとスムーズ。プロ目線でシェアハウス運営のアドバイスをもらえるため、初めてのシェアハウス運営でも安心です。
そこで今回は、個人でシェアハウスを作る流れと必要なことを解説します。
最後にひだまり独自の「シェアホスト制度」も紹介しているので、参考にしてみてください。
シェアハウスの概要、メリットやデメリットについては、以下の記事で解説しています。
シェアハウスを個人で作る流れ
今回は、一軒家をシェアハウスにすることを想定しています。
シェアハウスを作る流れを簡単にお伝えすると、以下の通りです。
(1)運営形態を決める
(2)ターゲット層やコンセプトを決める
(3)シェアハウスにする物件を選ぶ
(4)家具や家電を用意する
(5)シェアハウス検索サイトに情報を載せる
基本的には賃貸マンションの運営と変わりません。加えて、シェアハウスはターゲット層やコンセプトを決めることが必要です。
続いては、実際にシェアハウスを作る流れを紹介しますね。
前提:シェアハウスを作るときや運営に必要な資格は特になし
まずシェアハウスを作る・運営することに、特別な資格は必要ありません。シェアハウスにできる物件があれば、スタートすることは可能です。
加えて以下の知識があると、シェアハウス運営は成功しやすいです。
・マーケティング
・不動産
・経営
シェアハウスを作る前に、簡単に勉強しておいてもいいかもしれませんね。
また運営するシェアハウスの数に、制限もありません。1人のオーナーが複数シェアハウスを運営することも可能です。
まずは1件運営してみて、物件の数を増やしていくことも良いでしょう。
続いては、実際にシェアハウスを作る流れを解説します。
作り方(1)運営形態を決める
最初に、「シェアハウスの運営形態」を決めましょう。運営方法は、主に以下の3つです。
・オーナーも運営者も自分自身
・オーナーは自分、運営は管理会社
・オーナーは別の人、運営が自分
運営形態は、自分の経験から考えるのがおすすめ。不動産経営などの経験がある人は、オーナー兼運営者になってもスムーズに運営できるでしょう。
シェアハウス運営が初めて、不安がある人は、不動産会社・管理会社の協力を得ることを検討してみてください。
作り方(2)ターゲット層やコンセプトを決める
2つ目は「ターゲット層やコンセプトを決める」です。ターゲット層やコンセプトがあると、入居者同士が仲良くなりやすいためです。
シェアハウスに入居する目的は「家賃を節約したい」「友達を増やしたい」などさまざま。シェアハウスを好むような、興味関心が似ている人が入居しやすい傾向はあります。
ただし同じ家に住む人が、趣味・職業も同じとは限りません。友達を作るときも趣味や好みが似ている人と仲良くなるように、シェアハウスでも趣味嗜好が同じシェアメイトの方が仲良くなりやすいです。
メンバーが仲の良いシェアハウスを作るには、物件のターゲット層やコンセプトを決めましょう。
例えば、
・エンジニア限定シェアハウス
・音楽家限定シェアハウス
・起業を志望している人限定のシェアハウス
など。
同じ目的や趣味、好みの人が集まる方が、結果としてトラブル防止にもつながります。
作り方(3)シェアハウスにする物件を選ぶ
3つ目は「シェアハウスの物件を選ぶ」です。
シェアハウスとしておすすめの物件は、例えば以下です。
・3LDKほどの一軒家
・個室は6畳を超える広さ
・ドミトリーは8畳以上
・個室はカギ付き
・リビングなど広々とした共有スペースがある
おすすめは「不動産会社と仲良くなること」。人気の高そうな物件が増えたときに、優先して連絡をもらえる可能性があります。
すでに持っている空き家をシェアハウスにする場合でも、上記のような間取りに修繕すると人気が出やすいです。
「部屋がせまい」「部屋数が足りない」というときは、リフォームを検討してみてください。
作り方(4)家具や家電を用意する
4つ目は「家具や家電を用意する」です。
シェアハウスは基本的に、共有で使用する家具や家電が用意されています。
例えば、
・テーブル
・椅子
・ソファ
・テレビ
・冷蔵庫
・電子レンジ
・洗濯機
など。
またシェアハウスによっては、個室にベッドや机、椅子を用意していることも。ターゲット層やコンセプトによって、必要な家具と家電を購入しておきましょう。
シェアハウスにある家具や家電について、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
作り方(5)シェアハウス検索サイトに情報を載せる
5つ目は「シェアハウス検索サイトに情報を載せる」です。
シェアハウスを作っても宣伝しなければ、誰にも知れ渡ることはありません。シェアハウスを探している人がよく見るサイトに、物件情報を載せましょう。
おすすめの検索サイトは、例えば以下です。
・ひつじ不動産
・シェアーズ
・シェアパレード
そして検索サイトから問い合わせがきたら、見学などを通して実際に物件を見てもらうのがおすすめ。気に入ってもらうことができたら、入居手続きを進めます。
人気の検索サイト5つについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
そもそもシェアハウスを作るきっかけって何?
ここまでシェアハウスを作る方法・流れについて解説しました。
そもそもシェアハウスを作ると決めるきっかけには、どのようなものが多いのでしょうか?
例えば、以下です。
・空き家・空き部屋の活用方法に悩んでいた
・定年退職して次の仕事として経営を考えていた
・自分の住みたい家がなかなか見つからなかった
きっかけは、意外と些細なもの。特に多いのは「空き家の活用方法を探していた」という人です。
実家など、昔住んでいた家が空き家になり、活用方法としてシェアハウスを考えることが多いのです。
次は実際にシェアハウスを作るときのコツを見てみましょう。
シェアハウスを作るときのコツ【物件探し・宣伝】
シェアハウスを作るとき、物件探しと宣伝にコツがあります。
【物件から探す場合】
・不動産屋さんと仲良くなる
・シェアハウスの運営会社とタッグを組む
オーナーさんと直接つながることは意外と難しいもの。
また自分が所有している空き家などを活用する場合でも、シェアハウスの運営会社などプロとつながった方がスムーズです。
【宣伝】
・ホームページを作成する
・シェアハウスの検索サイトに掲載する
シェアハウスの準備が整ったら、ホームページを作りましょう。物件情報などまとめている場所があると、入居者が興味を持ちやすいためです。
またシェアハウスに実際に住んでもらったら、物件ごとにルールを決めることも欠かせません。ルールがあるだけでも、入居者同士のトラブルが起きにくくなるためです。
シェアハウスに必要なルールについて、詳しくは以下の記事をご一読ください。
とはいえ、初めてのシェアハウス運営ではスムーズに宣伝・運営するのはなかなか難しいのが現状です。
そこでひだまりでは、シェアハウス運営をサポートする「シェアホスト制度」をご用意しています。次で詳しく紹介しますね。
シェアハウスを作るときは「シェアホスト制度」を考えてみよう
ひだまりでは、シェアハウス運営をサポートする「シェアホスト制度」を用意しています。
シェアホスト制度とは、シェアハウスを作りたい・空き家を持っている人のシェアハウス作りをひだまりがお手伝いする制度のこと。
シェアハウスに同居する物件のオーナー様として、運営に関わっていただきます。
シェアハウスは、作って終わりではありません。オープン後、オーナーは入居者とのやり取りや物件の管理をすることになります。
とはいえ、シェアハウス運営に慣れないうちは、管理や運営に戸惑うことも。さらにはなかなか入居者を集客できないなど、経営の課題にぶつかることが少なくありません。
運営にあたっての不安を解消しながら、一緒にシェアハウスを運営します。
現在、シェアホストとして以下のような方が活躍されています。
・櫛田さん(西国分寺):長崎と東京の2拠点生活
・宅野さん(妙典):ベンチャー企業勤務
・田尻さん(由来ハウス):元助産師
みなさまはオーナー様、かつ住人の1人として入居者と一緒に生活していただきます。
これはひだまりが大事にしているのが「コミュニティ」であるから。住人のみなさんと、シェアハウスを一緒に作り上げていただきます。
ひだまりのシェアホストについて、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
シェアハウスを作るのが難しいと感じたときは、気軽に相談してくださいね。
まとめ シェアハウスを作るのは個人でもできる!
今回は、シェアハウスを個人で作る流れを解説しました。
おさらいすると、実際に作る流れは、以下の5つです。
(1)運営形態を決める
(2)ターゲット層やコンセプトを決める
(3)シェアハウスにする物件を選ぶ
(4)家具や家電を用意する
(5)シェアハウス検索サイトに情報を載せる
1人でシェアハウスの運営が不安な場合は、ひだまりのシェアホスト制度の活用もおすすめです。空き家・持家などをご活用いただきながら、僕たちと一緒にシェアハウスを作り上げていきましょう。
気になる人は、お気軽にお問い合わせくださいね。
またシェアハウスオーナーの仕事をさらに詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。