「英語を話せなくても、ホームステイの受け入れってできるのかな……?」と悩んでいる人はいませんか?
実はホームステイの受け入れに英語は必要なく、基本的には日本語で大丈夫です。留学生は日本語を勉強しているため、日本語で話した方が喜ばれるのです。
このように英語力に自信がなくても、留学生を受け入れてみたい人もいると思います。
そこで今回は、
・ホームステイの受け入れに英語力は必要なのか
・ホームステイの受け入れでよく使う英語フレーズ
・英語力に不安がある人向けの解決法
について解説します。
今回の記事が、ホームステイの受け入れを検討する手助けになれば幸いです。
ホームステイの受け入れ、英語力は必要?
ホームステイで受け入れる留学生との会話は基本的には日本語で問題なく、英語力もそれほど必要ありません。
留学生は日本語を勉強しに来ているため、むしろ英語より日本語で会話するようにしましょう。留学生に英語を教える義務もありません。
ただし日本語で話すとしても難しい熟語や慣用句ではなく、易しい日本を使うのがおすすめです。
難解な言葉ばかり使ってしまうと留学生の日本語レベルによっては意味が伝わりません。
注意事項や大事なことを伝える場面では、易しい日本語に言い換えまでしょう。
例えば、「戸締りをしてね」という表現を「鍵を閉めてね」に言い換えるなど、できるだけ簡単な言葉で話してみてください。
日本語ができない留学生のために、簡単な英語力はあると安心!
留学生の中には、まだ日本語があまり話せない人もいます。
例えば、「鍵を閉めてね」ということを伝えたくても、留学生が「鍵」「閉める」の意味が分からなければ伝わりません。
英単語だけでも「key」「lock」と言えたら、私たち受け入れ側が正しい英文法が分からなくても意味を伝えられますよね。
日本語を簡単な英語で言い換えた方が、留学生とのコミュケーションが円滑になります。
また会話の中で頻繁に使う表現があれば、それも覚えておくようにしましょう。
よく使う言葉は、話すたびに携帯で検索するよりも覚えていた方がスムーズに会話できます。
日本語ができない留学生のためにも、簡単な英語力があると安心です。もし日本語で通じなかったとしても、英語で伝え直すことができます。
次の見出しからは、ホームステイの受け入れでよく使う表現を紹介します。
ホームステイの受け入れでよく使う英語:自己紹介
留学生と仲良くなるためには、自己紹介が欠かせません。
自己紹介で使いたい英語のフレーズを紹介します。
【What shold I call you?「あなたのこと、何と呼べば良いですか?」】
A:Hello,I’m 〇〇. Nice to meet you. 「私は〇〇といいます、初めまして。」
B:I’m 〇〇. Nice to meet you too. 「私は〇〇といいます、初めまして。」
A:What shold I call you? 「あなたのこと、何と呼べば良いですか?」
B:Please call me 〇〇. 「〇〇と呼んでください。」
What shold I call you?は、「あなたのことを何と呼べば良いですか?」という意味で、相手が呼んでほしいニックネームを聞くことができます。
ニックネームで呼び合う方が、仲良くなれた気がしますよね。短いフレーズで簡単なため、ぜひ覚えてみてください。
ホームステイの受け入れでよく使う英語:家の案内
ホームステイに来た留学生には、自己紹介の後にまず家の中を案内しましょう。
家の中を案内をする際に役立つ英語のフレーズを紹介します。
【Here is the 〇〇. 「ここが〇〇です。」】
例: Here is the bathroom. 「ここがお手洗いです。」
Here is the kitchen. 「ここがキッチンです。」
【Feel free to use it. 「ご自由にどうぞ。」】
例:This is a microwave oven. Feel free to use it.「これは電子レンジです。自由に使ってください。」
Feel free to use it.は「遠慮なく使っていいからね」と伝えたいときに便利な言葉です。ぜひ覚えてみてください。
ホームステイの受け入れでよく使う英語:日常会話
ホームステイに来た留学生と仲良くなるために、覚えておきたい英語のフレーズを紹介します。日常の会話の中で使える簡単なフレーズです。
【How’s it going?「調子はどう?」】
例:Good morning. How’s it going? 「おはよう。調子はどう?」
【What are you doing today?「今日は何をするの?」】
例: It’s nice weather! What are you doing today? 「良い天気だね!今日は何をするの?」
どちらも話しかけるきっかけに使えるフレーズです。
予定や近況を尋ねるひとことは、会話が広がりそうですね。
積極的に話しかけてみると、留学生のことを気にかけている気持ちが伝わります。慣れない土地に来て不安を抱えている留学生のためにも、ぜひ覚えてみてください。
会話する機会が多いと、留学生が相談しやすい環境を作ることができます。
ホームステイの受け入れで英語力が身に付くこともある
英語を話す機会を作るために、ホームステイの受け入れを検討している人もいると思います。
留学生との会話は基本的に日本語ですが、何度かお伝えしたように必要に応じて英語で話した方が良い場面もあります。
細かいニュアンスや重要事項は日本語より英語の方が伝わりやすいですよね。
そうやって留学生と毎日話しているうちに自然と英語力が身に付きます。
受け入れ条件に英語力が求められることもあるため、一概に言えませんが、ホームステイの受け入れは英語を練習する良い機会にもなります。
英語力に不安がある人はシェアハウスの運営もおすすめ!
「ホームステイの受け入れをしてみたいけれど、まだまだ英語力が不安……」と心配している人もいると思います。
英語力に不安がある人にはシェアハウスの運営がおすすめです。
その理由は以下の2つです。
・留学生と一緒に生活するわけではないため英語力が必要ない
・自由度の高い生活を送りたい留学生を支援できる
シェアハウスでは日本人だけでなく、留学生を受け入れることもできます。
シェアハウスとは別の場所に住むオーナーであれば留学生と一緒に生活しないため、英語力はまったく必要ありません。
そもそもシェアハウスを借りるときにある程度の日本語力を入居条件としているため、日本語が話せない人は入居を受け入れることが難しいのです。
英語が話せないことが不安でも、シェアハウスなら住人は基本的に日本語が通じるため、心配無用ですね。
またホームステイの場合は、受け入れ側のホストファミリーが留学生に食事の時間を合わせたり、積極的に話しかけるコミュニケーションも必要になります。
シェアハウスに住む外国人は自立した大学生以上の留学生または社会人のため、自分で身の回りのことはできます。
より自由度の高い生活を送りたい人にとっては、シェアハウスの方が受け入れやすいです。
シェアハウスの運営をすれば自分のペースを守りつつ、ひとりでゆっくりしたい、自由に過ごしたい留学生の力になることができます。
まとめ 簡単な英語フレーズを覚えると便利!英語力が不安ならシェアハウス運営もおすすめ
ここまで、ホームステイの受け入れに英語力は必要かどうかについて解説しました。
まとめると、大切なのは以下の3つです。
・ホームステイで受け入れた留学生との会話は基本的に日本語
・頻繫に使う英語フレーズは覚えておくと便利
・英語力がどうしても不安ならシェアハウス運営がおすすめ
ホームステイの受け入れについてさらに知りたい方は、受け入れ期間に関する以下の記事も参考にしてみてください。