「シェアハウスのメリットとデメリットって何だろう……」
と感じている人は多いのではないでしょうか。
シェアハウスには「家賃や初期費用が安い」「友達が増える」などのメリットがある一方で、「生活音が気になりやすい」などデメリットがあるのも事実です。またシェアハウスの人数によって、感じるメリットが変わることも少なくありません。
シェアハウスのタイプ別にメリットやデメリットを知っておくと、自分に合う物件が見つかりやすくなります。
そこで今回は、以下のタイプ別にシェアハウスのメリットとデメリットを紹介します。
・基本的なメリットやデメリット
・大型シェアハウス
・中規模、小規模シェアハウス
・学生が住むシェアハウス
また最後に自分に合うシェアハウスの選び方も解説しますので、あわせて参考にしてみてください。
まずは基本的なシェアハウスのメリット・デメリットから見ていきましょう!
シェアハウスの基本的なメリット
シェアハウスには、以下のようなメリットがあります。
・家賃が相場よりも安い
・敷金、礼金がないので初期費用を10万円ほどにおさえられる
・家具家電付きなのですぐに生活をスタートできる
・リビングなど広くて充実した設備を使用できる
・清掃など一部の家事を任せられる
・初対面の人が多いので交友関係が広がる
基本的には「金銭面」「生活の利便性」をメリットと感じている人が多いです。
費用が安い、家具家電が用意されていることで、結果として引っ越しもスムーズに。「この場所に住みたい!」と思ったときに、行動に移しやすいです。
また費用が安いぶん、憧れの立地や駅から近い場所に低価格で住むことも可能です。
シェアハウスの基本的なデメリット
続いては、デメリットを見てみましょう。
・生活音などが気になりやすい
・服装などに気を使う
・男女比が均等とは限らない
・全員と気があうとは限らない
・生活や人間関係のストレスからトラブルに発展することもある
多くの人が感じるデメリットは「人間関係のトラブル」。交友関係は広がりやすいものの、全員と気があう、同じ価値観とは限りません。
また男女混合などシェアハウスのタイプによって、新たな悩みが生まれることもあります。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
先ほど人間関係のトラブルが起きることがあるとお伝えしましたが、これはシェアハウスの規模(人数)によって変化することがあります。
そこで次は、シェアハウスの規模ごとのメリットとデメリットを見ていきましょう。
大型シェアハウスのメリットとデメリット
大型(20〜100人)シェアハウスのメリットとデメリットは、以下の通りです。
【メリット】
・イベントやパーティーが多い
・人数が多いぶん友達や恋人を呼びやすい
・さまざまな職業や国籍、年齢の人と出会えるので交友関係が一気に広がる
【デメリット】
・共有部分は汚れやすい
・夜中までうるさいこともある
・1人の時間は確保しにくい
大型シェアハウスに住むのは人と話すことが好きな人が多いです。そのためパーティーやイベントなどが多く、基本的にはにぎやかと感じるでしょう。
そのぶん「夜中までうるさい」「共有部分が汚れやすい」などのデメリットもあります。その場合は共有スペースから離れている部屋を選ぶなど、適度な距離感を保てばストレスは感じにくいです。
中規模・小規模シェアハウスのメリットとデメリット
続いては、中規模(8〜15人)・小規模(3〜7人)シェアハウスのメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット】
・適度な距離感で付き合える
・基本的に静かで、共有スペースでも1人の時間を確保しやすい
・困ったことがあるときは意見を言いやすい
【デメリット】
・シャワーやトイレの数が少ないので混雑しやすい
・友達や恋人を呼べない物件もある
・苦手な人がいると付き合い方が難しい
人数が少ないシェアハウスは、そのぶん静かで騒がしくなることはあまりありません。また適度な距離感で関われる、ストレスがあるときも意見が言いやすいです。
ただしシャワーなど設備の数は少なくなるので、混雑することが多いです。使用時間をずらすなど、快適に生活するための工夫は必要となりそうです。
シェアハウスのベストな人数について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
学生がシェアハウスに住むメリットとデメリット
シェアハウスは社会人が多いですが、中には学生も住んでいます。
学生がシェアハウスに住むことは、以下のようなメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・賃貸マンションより家賃や初期費用が安い
・社会人との出会いや交流が多い
・清掃など家事を任せられるので初めての一人暮らしでも負担が少ない
【デメリット】
・家賃など学校指定の学生寮よりは高い
・学生など同年代の入居者は少ない
・学校の近くにシェアハウスがあるとは限らない
シェアハウスは賃貸マンションより費用が安いので、生活費・引っ越し費用は大幅に節約できます。また家に人がいるため、初めての一人暮らしでも不安や寂しさを感じることがほとんどありません。
デメリットは学生の入居者が少なく、シェアメイトは年上になりやすいこと。話や価値観のすり合わせは必要かもしれませんが、通常の学生生活では見聞きできない経験や話を知れるはずです。
学生のメリットとデメリットについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
自分にあうシェアハウスの選び方
ここまでシェアハウスのタイプ別にメリットとデメリットを紹介しましたが、実際に「自分に合うシェアハウスってどれなんだろう……」と感じた人も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、自分にあうシェアハウスの選び方として以下の3つを紹介します。
【1.理想の生活や条件は何か】
まず自分の理想の生活、条件を考えましょう。例えば「駅から近い方が良い」「一人暮らしでは買いにくい家電を使いたい」などです。
前提となる条件が定まっていないと、どんなシェアハウスを見てもピンときません。どんな生活がしたいのか、1度考えてみましょう。
【2.大人数と少人数はどちらが好きか】
シェアハウスの人数によって、メリットやデメリットが異なると解説しました。性格や生活スタイルによってはストレスになりかねないため、好みの規模を考えておきましょう。
外交的な人は大型、内向的または1人が好きな人は中規模・小規模シェアハウスを選ぶことが多いです。
【3.運営会社の対応が誠実か】
シェアハウスの立地や設備も重要ですが、運営会社の対応も大切なポイントです。トラブルが起きたとき、相談するのは運営会社。その対応が適当では、あなたのストレスも解消されません。
問い合わせや見学のときに、疑問や不明点にしっかりと回答してくれるか、チェックしてみてください。
希望の条件を見つけるためのポイントについて、詳しくは以下の記事で紹介しています。
まとめ シェアハウスのメリットやデメリットから自分にあう物件を考えてみよう
今回は、シェアハウスのタイプ別にメリットとデメリットについて解説しました。
ここまでをまとめると、基本的なメリットとデメリットは以下の通りです。
【メリット】
・生活音などが気になりやすい
・服装などに気を使う
・男女比が均等とは限らない
・全員と気があうとは限らない
・生活や人間関係のストレスからトラブルに発展することもある
【デメリット】
・生活音などが気になりやすい
・服装などに気を使う
・男女比が均等とは限らない
・全員と気があうとは限らない
・生活や人間関係のストレスからトラブルに発展することもある
また上記をふまえたうえでシェアハウスの選び方を知っておくと、自分に合う物件が見つかりやすいです。
1.理想の生活や条件
2.大人数と少人数
3.運営会社の対応
今回の記事を参考にしながら、シェアハウスへの入居を検討してみてくださいね。
また、シェアハウスのデメリットに「トラブル」がありますが、基本的にはよくある事例に限られています。トラブルを不安に感じたときは、対策を知っていれば問題ありません。
シェアハウスでよくあるトラブルと対策について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。