「シェアハウスの選び方ってどんなポイントを参考にすればいいんだろう……」
と悩む人は多いのではないでしょうか?
初めてシェアハウスを選ぶときは、まず以下5つのポイントを参考にするのがおすすめです。
(1)家や住人の雰囲気
(2)目的や生活スタイルとの相性
(3)ルールの有無
(4)設備
(5)立地
そして上記に加えて、「運営事業者との相性」もチェックしておくのが安心。上記をふまえて選んだシェアハウスは、あなたが居心地よく過ごせる可能性が高いです。
とはいえ、なぜこの5つのポイントが重要なのかは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、シェアハウスの選び方5つと運営事業者との相性が大切な理由を解説します。
今回の記事を参考に、自分にあうシェアハウスを探していきましょう!
シェアハウス選びで失敗しないためには、運営会社との相性を確認しよう
シェアハウスの選び方はいくつかのコツがありますが、前提として「運営事業者との相性」は確認しておきたいポイントです。
その理由は、以下の3つ。
・トラブルが起きたときに頼れるのは運営事業者だから
・責任感の強さが運営事業者によって異なるから
・話しやすい運営事業者の方が困ったときに気軽に相談できるから
トラブルがあったときでも、運営会社の方と話しやすいだけでも相談しやすいですよね。
また入居者の見学などに対応するのも、運営会社のスタッフです。「この人はいま住んでいる人とあいそうかな?」「トラブルは大丈夫そうかな」など、考えた上で入居を許可していることも少なくありません。
運営事業者とあなたの相性が良ければ、住人同士で仲良くなれる可能性も高いのです。
運営事業者のチェックポイントは、例えば以下のようなものです。
・問い合わせ時の返信スピード
・シェアハウスの定期巡回の頻度
・しっかりとした契約書の有無
あなたが本当にその担当者を信頼できるのか、納得した上で入居することをおすすめします。
運営事業者との相性の重要性を理解した上で、シェアハウスを探してみてください。
シェアハウスの選び方1:家や住人の雰囲気
まず家と住人の雰囲気が自分にあうかどうか、確認しましょう。
シェアハウスによって家の雰囲気は異なり、そのときに住んでいる人によって変わることは多いです。その結果、自分との相性が変化することも少なくありません。
雰囲気は、以下のような場所で気づくことができます。
・リビングなど共有スペース
・キッチンのきれいさ
・住人との会話
例えば見学したシェアハウスのリビングに、私物が散乱していたとしましょう。おそらく寛容な人の多い、ゆるい雰囲気のシェアハウスだと考えられます。
対して整理整頓されている、清潔感のあるシェアハウスはルールを守るキッチリとした雰囲気があります。
きれい好きの人は片付いているシェアハウス、片付けが得意でない方はゆるめのシェアハウスの方が居心地良く暮らせるはずです。
また見学したときに住人がいたら、会話してみるのもおすすめ。どんな人が住んでいるのかわかりやすく、相性も軽く確認できるからです。
このときに仲良くなれそうな雰囲気があると、一緒に生活したときにさらに楽しくなるでしょう。
見学の時間帯は日中よりも夜、平日よりも週末にする方が、住人と話せる可能性は高くなります。
シェアハウスの選び方2:目的や生活スタイルとの相性
自分がシェアハウスに住む目的、そして生活スタイルとあうかどうか、確認しておくことも欠かせません。自分の目的や生活スタイルとあわないと、すぐに引っ越すことになるからです。
目的とは例えば、以下のようなもの。
・友達と増やしたい
・生活費をおさえたい
・アクセスの良い場所に住みたい
友達を増やしたいのに、住人同士の会話がない、共有スペースのないシェアハウスでは、交友関係は広がりません。また生活費をおさえたい場合、家賃を最優先して検索するした方が効率よく物件を探せます。
そして、生活スタイルとの相性も重要です。自分と異なる生活リズムの人が多いと、眠れないなどのストレスを抱えることになるからです。
例えば以下のようなものです。
・朝7時に起床するのに、住人は夜勤で5時に帰宅するので眠れない
・他の住人が夜中に自炊や洗濯をするので眠れない
・みんな夜遅いので共有スペースに誰もいないので会話がない
場合によっては「友達を増やしたい」など、シェアハウスに入居した目的が達成できません。
あらかじめシェアハウスに住む目的をハッキリさせた上で、検索時や見学時に確認するようにしてみてください。
シェアハウスの選び方3:ルールの有無
多くのシェアハウスでルールを作っていますが、「どんな内容なのか」もチェックしておきましょう。そして「ルールを住人が守っているか」も重要です。
シェアハウスのルールとは、例えば以下のようなものです。
・ゴミ捨ては当番制で担当する
・電話は共有スペースや外でする
・リビングは夜12時をすぎたら消灯する
まずルールがないと、価値観の異なる人同士の生活はなかなかうまくいきません。個人が自由にふるまい、誰かがストレスを抱えることになるからです。
ルールを守らない人が住んでいると、それだけで共有スペースは散らかっていくことが多いです。さらにはルールを守らない住人としっかり守りたい住人でケンカになり、新たなトラブルに発展することも。
ルールがあるのか、住人はルールを守っているのか、事前に確認しておきたいところ。見学時に運営会社の方や大家さんに聞くと、教えてくれることも多いです。
シェアハウスのルールについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
シェアハウスの選び方4:設備
シェアハウスを選ぶコツとして、見学するときに設備も確認しておきましょう。
設備とは例えば、
・リビングやキッチンの家具家電
・お風呂やトイレ
・個室の家具家電
・ジムやシアタールームなど娯楽設備
などです。
設備が古いと使いにくい、住みにくいことがあります。また家具家電はシェアハウスによっても異なる上に、どれくらいそろっているのかで引越しの持ち物が変わってきます。
設備の他には、個室について以下もチェックしておきましょう。
・防音性
・日当たり
荷物を少なくしたい人は、設備が充実しているシェアハウスを選ぶのがおすすめです。
シェアハウスの選び方5:立地
シェアハウス選びでは、立地も確認しておきましょう。
例えば、
・駅からの距離、時間
・市内や中心部までのアクセス方法、時間
・夜間の人通りの多さ
などです。
立地は物件情報を見ただけで、ある程度分かることもあります。しかし実際に歩くスピードや天候によって、駅からの距離や近さが変わることも少なくありません。
実際に自分の目で見て体感しておく方が、入居してからのイメージ違いを防ぐことができます。
また必要な方は、シェアハウスの近くにどれくらいコンビニやスーパーがあるのか、確認しておくと安心です。
シェアハウスを見学する前に考えておきたいこと
ここまでシェアハウスの選び方を解説しました。しかし場合によっては、シェアハウスに住む目的など事前に考えているからこそ参考にできるポイントも多いです。
そのため初めてシェアハウスを探すときは、以下のこともしっかりと考えておきましょう。
・ゆずれない条件、優先順位
・理想のシェアハウス生活
・相性のいい友達や知人
ゆずれない条件は、例えば「駅から歩いて5分以内がいい」など。また理想のシェアハウス生活をイメージしておくことで、自分にあう雰囲気もわかりやすいです。
そして相性のいい友達や知人をイメージしておくことで、どんな住人とならコミュニケーションが取りやすいのか、初めての共同生活では参考になることが多いです。
自分はどんな生活がしたいのか、よく遊ぶ友達はどういう人が多いのか、1度考えてみてください。
またこれだけしっかり考えても、トラブルが起こる可能性もあります。万が一にそなえて、あらかじめシェアハウスに多いトラブルを知っておくのもおすすめです。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ シェアハウスの選び方を参考にすることで、共同生活の楽しさが何倍にもなる!
今回は、シェアハウスの選び方を紹介しました。
おさらいすると、お伝えしたポイントは以下の5つです。
(1)家や住人の雰囲気
(2)目的や生活スタイルとの相性
(3)ルールの有無
(4)設備
(5)立地
上記の選び方も重要ですが、もっとも確認しておきたいのは「運営事業者との相性」。トラブルが起きたときなど頼れるのは運営会社なので、あなたと気のあう人の方が安心して生活できます。
初めてシェアハウスに住むときは、今回紹介したポイントを参考にしながら物件を探してみてください。
また実際にシェアハウスを探すときは、ポータルサイトがおすすめです。
よく利用されているサイトについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。