「同棲解消から引っ越しまで、やることって何があるんだろう……」
と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
同棲解消から引っ越しまでは家具家電の分配など、物理的な準備が注目されやすいです。
しかし同棲解消の準備は、それだけではありません。元恋人との過ごし方など、心理的な面で決めておいた方が良いこともあります。
しっかりと話しあっておくことで、引っ越しまで別れた恋人と同じ部屋でも過ごしやすくなることも多いです。
そこで今回は、
・同棲解消から引っ越しまでの期間
・同棲解消から引っ越しまでやること5つ
・同棲解消したあとに必要な費用
・同棲解消したあとに住みやすい家
を順に解説します。
今回の記事を参考にしながら、同棲解消から引っ越しまでの準備をすすめていきましょう。
同棲解消から引っ越しまでの期間はどれくらいある?
同棲解消から引っ越しまでやることリストを紹介する前に、準備期間を把握しておきましょう。
同棲解消から引っ越しまで、必要な期間はおよそ1ヶ月。その理由は、以下の2つです。
・家の解約手続きや引っ越し先探しに時間がかかるから
・荷造りなどもある程度の時間が必要になるから
・心の準備をする期間も必要だから
まず賃貸マンションの解約手続きや引っ越し先の手配など、どうしても1ヶ月ほどの時間はかかります。
新居の見学や書類の手続き、引っ越し業者への連絡など、働きながら手配するのは大変だからです。荷物をまとめる作業も、すぐにできるものではありません。
また同棲解消は落ち込むことも多いため、心の準備も必要です。ダラダラと長く一緒にいることはおすすめできませんが、1ヶ月かけて険悪な雰囲気などをやわらげることもできるしょう。
同棲解消から引っ越しまでは「1ヶ月」と頭に入れておくと安心です。
期間について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
同棲解消から引っ越しまでにやること1:お金について話しあう
1つ目は「お金について話しあうこと」です。
お金とは、例えば以下のような項目。
・退去までの家賃や光熱費、生活費
・2人の共同貯金の分配
・退去費用の負担や敷金の配分
同棲を解消するとはいえ、引っ越しの日までは一緒に住まなければなりません。加えて、退去にともなってクリーニング代などが発生する事も。
引っ越しで発生する費用をお互いどこまで負担するのか、しっかりと決めておきましょう。
また結婚などに向けて、2人で貯金していた人も多いのではないでしょうか。
同棲解消にともなって、貯金をどう分けるのかなども、決めておくと安心です。
お金については、話しにくいと感じることもあるかもしれません。しかしもっともトラブルになりやすい項目のため、最初に話し合っておくことをおすすめします。
同棲解消にともなう金銭トラブルについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
同棲解消から引っ越しまでにやること2:家具家電の分配を決める
2つ目は「家具家電の分配を決めること」です。
同棲をスタートするとき、2人で家具家電を購入した人も多いのではないでしょうか。もしくは、一人暮らしをしていたときに使用していた家具家電を持ってきた人もいるかもしれません。
引越しにともなって、どの家具家電を誰が持っていくのか、決めておきましょう。分け方について、トラブルになることもあるためです。
ポイントは「生活に必要な大型家電から決めること」。生活の必需品であるうえに購入金額が大きいため、平等に分配できることが多いです。
また不要なものをムリに押し付けあうことも避けましょう。処分できるものは処分した方が、お互いの負担は少ないです。
家具家電の分配について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
同棲解消から引っ越しまでにやること3:光熱費などの解約手続きをする
3つ目は「光熱費など解約手続きをすること」です。
賃貸マンションで同棲していた場合、基本的には光熱費の解約が必要です。
引っ越しの7〜10日前までに手続きを済ませておくことが必要なため、早めに連絡しておきましょう。
同棲解消から引っ越しまでにやること4:引っ越し業者を探す
4つ目は「引っ越し業者を探すこと」です。
荷物の多さによっては、1人で運び出すことが難しいことも多いです。業者に依頼する場合は、以下に注意して申し込んでおきましょう。
ポイントは、以下の2つです。
・早めに申し込むと安く引っ越しできる
・見積もりは2〜3社に依頼して比べる
引っ越し費用は日時やシーズンによって、大きく変動します。引っ越し費用をおさえたい場合は、早めに申し込んでおくのがおすすめです。
またさまざまな引っ越し業者があるため、数社から見積もりをもらって比較しましょう。電話などすぐ連絡をくれるため、時間がないときでも決めやすいです。
おすすめの引っ越し業者について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
同棲解消から引っ越しまでにやること5:元恋人と過ごし方を話しあう
5つ目は「元恋人と引越しまでの過ごし方を話しあうこと」です。
同棲解消するとはいえ、引越しまで同じ部屋で過ごす必要があります。恋人でないことを実感してつらい、距離感がつかめないなど、ぼんやりとした関係では難しいと感じることも。
そのため以下のように、2人での過ごし方を決めておきましょう。
・距離感を保ちながら過ごす
・家事や食事は別々に担当する
・お互いいないものと考える
もう恋人でないため、家事や食事を一緒にする必要はありません。別々にした方が、変に気を遣わなくて済みます。
2人で過ごすのが気まずい場合は、一時的に友人宅などに滞在するのもおすすめ。2人で過ごすのか、別々に過ごすのか、しっかりと話しあってみてください。
同棲解消して引っ越し費用はどれくらいかかる?
ここまで、同棲解消してから引越しするまでにやること5つを紹介しました。
引っ越しはいろいろと出費が重なるため、あらかじめ費用を知っておきたい人も多いかと思います。
ざっくりですが、賃貸マンションに引っ越しをする場合は40万〜60万円はかかると考えておきましょう。目安として、初期費用4〜5ヶ月分です。
引越しに必要な項目は、以下の通り。
・敷金・礼金:1〜3ヶ月分
・家賃:1ヶ月分
・仲介料:家賃の0.5〜1ヶ月分
・保険料:1万〜3万円
また上記に加えて、引越し業者への依頼料として2万〜10万円は必要です。
ただし、同棲解消に必要な費用は、新しく住む場所によって異なります。そこで次は、同棲解消した後におすすめの引っ越し先を紹介します。
同棲解消が正式に決まったら住む家を決めよう
同棲解消したら、次に住む場所を決めましょう。
選択肢は、主に以下の3つ。
・実家
・賃貸マンション
・シェアハウス
もっとも低価格で住むのは「実家」。基本的に家賃はかからないうえに、家具家電もひと通りそろっていることが多いためです。
よくあるのは賃貸マンションですが、先ほど初期費用が高額だとお伝えしました。少しでも費用をおさえたい場合は、シェアハウスがおすすめです。
シェアハウスとは、複数人で同じ家に住む暮らし方のこと。リビングやお風呂、トイレなどは共有ですが、個室でプライベート空間を確保することは可能です。
シェアハウスは東京でも、家賃が平均5万5,000円と低価格。また家具家電もそろっているため、自分で新たに購入する必要もありません。
急な同棲解消や低価格でおさえたいときは、シェアハウスも検討してみましょう。
同棲解消した後に低価格で住める方法について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ 同棲解消から引っ越しまではやることを整理すればスムーズ
今回は、同棲解消してから引越しまでにやることを解説しました。
おさらいすると、同棲解消してから引越しまでには、以下5つのやることがあります。
・お金についての話しあい
・家具家電の分配
・光熱費などの解約手続き
・引越し業者探し
・元恋人との過ごし方の話しあい
また引っ越しにかかる費用は、およそ40万〜60万円。少しでも低価格におさえたい人は「実家」もしくは「シェアハウス」がおすすめです。
初めてシェアハウスに住む人は、個室がおしゃれでキレイな物件やキッチンなど共有スペースが広い物件を選ぶと、過ごしやすいかと思います。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。