
「一軒家や空き家をシェアハウスにしたいな」
「マンションを購入したので、シェアハウスとして貸し出したい」
と考えている人は、多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、個人でもシェアハウスを作ることは可能です。実際に作る流れや必要な資格などを知っていることで、スムーズに進めることができます。
とはいえ、初めてシェアハウスを作るときはどのようにすればいいのか、なかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、個人でシェアハウスを作る流れと必要なことを解説します。
また、1人でシェアハウスを運営するのが不安な人におすすめの制度も紹介しますので、あわせてチェックしてみてください。
まずは個人でシェアハウスを作る流れから見ていきましょう!
シェアハウスを個人で作る流れ
今回は、一軒家をシェアハウスにすることを想定しています。
シェアハウスを作る流れを簡単にお伝えすると、以下の通りです。
(1)ターゲット層やコンセプトを決める
(2)シェアハウスにする物件を選ぶ
(3)家具や家電を用意する
(4)シェアハウス検索サイトに情報を載せる
基本的には賃貸マンションの運営と変わりませんが、シェアハウスはターゲット層やコンセプトを決めることが必要となります。
シェアハウスの概要、メリットやデメリットについては、以下の記事をチェックしてみてください。
続いては、実際にシェアハウスを作る流れを紹介しますね。
前提:シェアハウスを作るときや運営に必要な資格は特になし
まず前提として、シェアハウスを作ることや運営に、特別な資格は必要ありません。物件があればスタート可能です。
ただし以下の知識があると、シェアハウス運営は成功しやすくなります。
・マーケティング
・不動産
・経営
シェアハウスを作る前に、簡単に勉強しておいてもいいかもしれませんね。
続いては、実際にシェアハウスを作る流れを見ていきましょう。
作り方(1)ターゲット層やコンセプトを決める
1つ目は「ターゲット層やコンセプトを決めること」です。
シェアハウスは基本的に、20代〜30代の社会人を中心に利用されています。シェアハウスに入居する目的は「家賃を節約したい」「友達を増やしたい」などさまざまですが、シェアハウスを好むような、興味関心が似ている人が入居しやすいです。
しかしその中でも、趣味や職業は同じとは限りません。友達を作るときも趣味や好みが似ている人と仲良くなるように、シェアハウスで他の入居者と仲良くなりやすいのは同じ趣味嗜好の人です。
そのため入居者同士が仲の良いシェアハウスを作るには、物件のターゲット層やコンセプトを決めましょう。
例えば、
・エンジニア限定シェアハウス
・音楽家限定シェアハウス
・起業を志望している人限定のシェアハウス
などです。
同じ目的や趣味、好みの人が集まるので、入居者が仲良くなりやすく、結果としてトラブル防止にもつながります。
シェアハウスを作る前に、コンセプトや入居してほしい人を考えてみましょう。
作り方(2)シェアハウスにする物件を選ぶ
2つ目は「シェアハウスにする物件を選ぶこと」です。
すでに持っている空き家をシェアハウスにしようとしている人は、その物件を活用するかと思います。しかしその場合でも、一部の改善が必要なことは少なくありません。
なぜなら、シェアハウスとしておすすめの物件は、以下のようなものが多いからです。
・3LDK以上の一軒家
・個室は6畳を超える広さがある
・個室にはカギが付いている
・ドミトリーを用意するなら8畳以上の個室もある
・リビングなど広々とした共有スペースがある
すでに持っている一軒家をシェアハウスにする場合、上記の条件を満たしている方が入居者の需要は満たせるでしょう。もし「部屋がせまい」「部屋数が足りない」というときは、リフォームを検討してみてください。
ちなみに新しい物件を探す人は、良い物件を探すために不動産会社と仲良くなるのがおすすめです。仲良くしていると人気がありそうな物件が増えたときに、優先して連絡をもらえる可能性があるからです。
そのためにも、希望する物件の特徴や条件は不動産屋の担当スタッフに伝えておきましょう。
作り方(3)家具や家電を用意する
3つ目は「家具や家電を用意すること」です。
シェアハウスは基本的に、共有で使用する家具や家電は用意されています。
例えば、
・テーブル
・椅子
・ソファ
・テレビ
・冷蔵庫
・電子レンジ
・洗濯機
などです。
またシェアハウスによっては、個室にベッドや机、椅子を用意していることも。ターゲット層やコンセプトによって、必要な家具と家電を購入しておきましょう。
シェアハウスにある家具や家電について、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
作り方(4)完成したら、シェアハウス検索サイトに情報を載せる
4つ目は「シェアハウス検索サイトに情報を載せること」です。
シェアハウスを作っても宣伝しなければ、誰にも知れ渡ることはありません。シェアハウスに興味を持っている人がよく見るサイトに物件情報を載せて、自分のシェアハウスをアピールする必要があります。
おすすめの検索サイトは、例えば
・ひつじ不動産
・シェアーズ
・シェアパレード
などです。
そして検索サイトから問い合わせがきたら、見学などを通して実際に物件を見てもらいましょう。気に入ってもらうことができたら、手続きを進めて入居となります。
人気の検索サイトについて、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
シェアハウスを個人で作るのが難しいときは「シェアホスト制度」を活用しよう
ここまでシェアハウスを作る方法について解説しました。しかし、シェアハウスは作って終わりではありません。オープン後、オーナーは入居者とのやり取りや物件の管理をすることになります。
しかしシェアハウス運営に慣れないうちは、管理や運営に戸惑うことが少なくありません。さらにはなかなか入居者を集客できないなど、経営の課題にぶつかることもあります。
シェアハウス運営を難しく感じるときは、ひだまりで取り組んでいる「シェアホスト制度」の活用を検討してみてください。
シェアホスト制度とは、シェアハウスを作りたい、空き家を持っている人のシェアハウス作りをひだまりがお手伝いする制度のこと。皆様は、シェアハウスに同居する物件のオーナー様となります。
ちなみにひだまりでシェアホストをしてくださっているのは、以下のような方です。
・ガブリエルさん(アートワーク茅ヶ崎):フラワーデザイナー
・櫛田さん(西国分寺):長崎と東京の2拠点生活
皆様はオーナーではありますが、住人の1人として入居者と一緒に生活していただきます。これはひだまりが大事にしているのが、「コミュニティ」であるからです。
ひだまりのシェアホストについて、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
シェアハウスを作るのが難しいと感じたときは、気軽に相談してくださいね。
まとめ シェアハウスを作るのは個人でもできる!
今回は、シェアハウスを個人で作る流れを解説しました。
おさらいすると、シェアハウスの運営に特別な資格は必要ありません。
実際に作る流れは、以下の4つです。
(1)ターゲット層やコンセプトを決める
(2)シェアハウスにする物件を選ぶ
(3)家具や家電を用意する
(4)シェアハウス検索サイトに情報を載せる
1人でシェアハウスの運営が不安な場合は、ひだまりのシェアホスト制度の活用もおすすめです。気になる人は、お気軽にお問い合わせくださいね。
またシェアハウスを自分で運営する場合、物件ごとにルールを決めることが欠かせません。ルールがあるだけでも、入居者同士のトラブルが起きにくくなるからです。
シェアハウスに必要なルールについて、詳しくは以下の記事をご一読ください。