「ルームシェアを解消したい。円満に退去するにはどうしたらいいんだろう…」
と悩んでいる方。
ルームシェアの解消には、転勤や結婚などさまざまな理由があります。仕方のないことならルームメイトも納得してくれますが、トラブルの場合はなかなか退去が難しいですよね。
円満に解消するためには、以下のコツがあります。
・解消したい理由を正直に話す
・ルームシェアの解消を3ヶ月前には伝える
・契約更新のタイミングでルームシェアを解消する
これらを知っておくだけでも、ルームメイトとケンカ別れになることは防止できます。
とはいえ、はじめてのルームシェアだとなかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
・ルームシェアを円満に解消する方法
・ルームシェア解消につながるトラブル
・ルームシェアを解消するときの注意点
を順に紹介します。
「いきなり解消方法を試すのは難しい」と感じるかもしれませんが、方法を知るだけならハードルは高くありません。
まずはルームシェア解消の理由と方法をざっくりと紹介します!
ルームシェアを解消したい理由とは?
ルームシェアを解消する理由は、以下の3つが多いです。
・転勤
・結婚
・ルームメイトとのトラブル
転勤や結婚など、どうすることもできない事情だと相手も納得してくれそうですよね。一方で、ルームメイトとのトラブルが原因のため、「なかなか退去できない」という声も。
ルームシェアを解消できないほどのトラブルとは、いったいどういうものなのでしょうか。
次で詳しくお伝えします。
ルームシェアを解消したくなるほどのトラブルとは?
主なトラブル例は、以下です。
・ルームメイトが掃除をしてくれない
・夜遅く帰ってくるときの物音が気になる
・ルームメイトが家賃の支払いに遅れる
ルームメイトの多くは、昔からの友人。そのため「何でも言い合えるから大丈夫」だと思っていたものの、価値観があわず、ケンカに発展することが少なくありません。
育ってきた環境は1人1人異なるため、家事や生活習慣もそれぞれ異なります。
相手と価値観や考え方、生活リズムがあわないことが原因で、解消したい気持ちが強まるようです。
ルームシェアを円満に解消する方法
トラブルになっても、円満にルームシェアを解消することは可能です。
方法は以下の3つです。
・解消したい理由を正直に話す
・ルームシェアの解消を3ヶ月前には伝えておく
・契約更新のタイミングで解消できるようにする
賃貸マンションは2年契約であり、2年以内に退去すると違約金などを請求される可能性があります。
そのため、契約更新のタイミングで退去できるように、3ヶ月前にはルームメイトに「引っ越したい」と伝えておきましょう。ルームメイトが許可してくれたら、不動産などの手続きも進めておくとスムースです。
相手の立場に立って、退去したい理由を正直に伝えれば問題ありません。
ルームシェア解消で決めておくべきこと
ここまでルームシェアを解消するまでの、方法やコツをお伝えしました。
しかしルームシェア解消時の問題はこれだけではありません。例えば、以下のようなやり取りも必要です。
・【家具や家電の引き取り】
共有の家具を誰が引き取るのか、決めておきましょう。ルームシェアのスタート時に割り勘で買っていた場合、入居時に引き取りの分担を決めておくとスムーズです。
・【ペナルティの請求】
退去を急に伝えた相手に対して、残りの家賃を請求できるケースもあります。ただし、ルームシェアのスタート時に「ペナルティに関するルールを決めていた」、「誓約書をかわしていた」場合のみに有効です。
・【家賃の日割り方法や割り勘方法】
誰かが先に出て行き、残りのルームメイトはそのまま退去日まで住む場合、残りの家賃を支払う人を決めることも欠かせません。今までのように割り勘するのか、住む人が全額負担するのか、慎重に相談しましょう。
・【住民票】
引っ越しの際は住民票を、退去日から14日以内に移動させましょう。この手続きは、ルームシェアでも一人暮らしでも必要です。
家具や家電の引き取りについては、こちらで詳しく解説しています。
「ルームシェア解消時のトラブルは家具家電の引き取り!揉めないためのコツとは?」
ルームシェア解消を防ぐための注意点
ここまでルームシェアの解消方法や流れについて、お伝えしました。
とはいえ、解消せずに仲よく住み続けることがいちばん良いですよね。
ルームシェア解消を防ぐためには、以下のことに注意しましょう。
・お金に関するルールをはっきりと決めておく
・掃除やゴミ捨てを分担し、当番を決めておく
・ルームメイトのプライバシーを尊重する
・家具や家電の引き取りを割りふっておく
・こまめにストレスは発散しておく
これらがトラブルを防ぎ、解消する必要もなくなります。
ルームシェアのスタート時には契約者に注意
最後に、ルームシェアをスタートするときの注意点もお伝えします。
物件の契約時には、全員が契約者にできるようにしておきましょう。
解消時に最も多いのが、「契約者は友人のため、自分は急な解消を強く伝えることができない」「退去を希望する権利がない」という声です。しかし、それぞれ個人を契約者にすることは「連名契約」をすれば可能ですし、その方が気負いすることもありません。
また、もしも自分が相手から急にルームシェアの解消を言い渡された場合は、違約金や残りの家賃の折半を要求する権利があります。
「相手に悪いかな…」という気持ちも大切ですが、自分の主張ははっきりと伝えて、楽しいルームシェア生活を送りましょう!
まとめ ルームシェア解消は早めに伝えておくことでトラブル防止になる
今回はルームシェアの解消について、お伝えしました。
生活トラブルで解消する場合、円満に退去するコツは以下の3つです。
・解消したい理由を正直に話す
・ルームシェアの解消を3ヶ月前には伝えておく
・契約更新のタイミングで解消できるようにする
相手のことを考えて、早めの3ヶ月前には伝えておくと、さらなるトラブルを防ぐことが可能です。
またそもそもルームシェアの解消を防ぐためにも、以下に気をつけながら生活してみてください。
・お金に関するルールをはっきりと決めておく
・掃除やゴミ捨てを分担し、当番を決めておく
・ルームメイトのプライバシーを尊重する
・家具や家電の引き取りを割りふっておく
・こまめにストレスは発散しておく
トラブルが起きても、円満に解消することは可能です。
今回の記事を参考に、ルームメイトに伝えてみてくださいね。