
ルームシェアは同性同士で行うイメージが強いかもしれません。しかし最近、男女二人で住む方が増えています。増えてはいるものの、「恋人同士でもないのに一緒に住むの?」と、驚く方もまだまだたくさんいます。
男女二人でのルームシェアは、防犯性が高まるといった女性へのメリットがたくさんあります。今回は、男女二人でルームシェアを行うメリットとデメリット、さらには向いている人の特徴まで解説します。
防犯面での安心感がある
男女でのルームシェアには、防犯面で安心感があります。女性の一人暮らしで最も不安要素としてあがりやすいことが、防犯面や安全性が下がることです。どうしても一人暮らしだと、空き巣や強盗、ストーカー被害の標的になりやすい傾向にあります。
しかし、男女二人で住んでいると、家に帰ると誰かがいるという安心感があります。万が一、帰り道に何かあっても、帰って男性に助けを求められるというのは安心感があるでしょう。
部屋を借りやすい
女性同士でのルームシェアよりも、男女の方が部屋を借りやすい傾向にあります。男女でのルームシェアは、同棲と同じような扱いを受けるからです。
というのも、ルームシェアは一人暮らしよりも急な退去の可能性が高まります。喧嘩をして、突然ルームシェア解消になることがあるからです。そのため、「ルームシェアをする」というと入居の許可を躊躇する大家さんもいらっしゃいます。
対して、男女でのルームシェアは同棲のような扱いを受けて、急な退去の可能性があると思われにくいです。そのため、同性同士でのルームシェアよりも、大家さんから賃貸の承諾が得やすくなります。
家賃や光熱費が安く済む
男女二人に限らず、ルームシェアでは家賃や光熱費の負担が半額になります。例えば、都内でワンルームマンションを借りると、月10万円前後の家賃が必要な物件が多いです。しかし、二人で2Kの部屋を借りると月15万円前後です。そして家賃は折半になり、一人あたり月7〜8万円で済むのです。
一人暮らしするよりも、広い物件に安く住むことができることがルームシェアのメリットでしょう。
以上が、男女二人でルームシェアをするメリットになります。対して、デメリットももちろんあります。次のトピックから2つご紹介します。
自宅でも服装に気を遣う
ここからは、男女二人でルームシェアをする際のデメリットを2つご紹介します。
男女でのルームシェアの場合、服装に気を遣うようになるでしょう。よっぽど仲が良くない限り、裸でうろつくことはできません。キャミソール1枚でうろついたりすることも、気にする人は気にします。そのため、リビングやキッチンといった共有スペースでは、ある程度服装に気を遣う必要があります。
恋人ができたらルームシェア解消の可能性あり
男女二人でのルームシェアは、どちらかに恋人ができると解消になる可能性があります。
本人たちは気にしていなくても、恋人が「異性でのルームシェアは気になる」という場合もあります。そんなときは、恋人のことを思って解消を切り出す方も多いようです。そのため、ずっと男女二人でルームシェアを続けられるとも限りません。
あらかじめ、「どちらかに恋人ができたらルームシェアは解消する」という風にルールを決めておくのもおすすめです。
男女二人でのルームシェアに向いている人の特徴は?
男女二人でのルームシェアは、メリットもデメリットもあります。どちらも理解したうえで、男女でのルームシェアに向いているのはどんな人なのでしょうか?
・おおらかでこまかいことを気にしない人
・他人の常識や価値観を理解できる人
・自分のことは自分でする生活能力のある人
男女でのルームシェアといっても、恋人同士ではなく友人同士です。他人同士のため、自分のことは自分でする必要があります。また、友人とはいえ育ってきた環境が異なるため、価値観や考え方も異なります。相手の考え方を受け入れて、お互いを尊重しながら暮らせる方がストレスなく、ルームシェア生活を送れるでしょう。
反対に、依存体質の人や、頑固で他人の価値観を受け入れられない人に、他人との共同生活は厳しいでしょう。
まとめ 男女でのルームシェアは、安心感があっておすすめ!
男女二人でルームシェアをするとなると、「付き合ってないのに?」「友達同士なのに?」と、周囲から驚かれるかもしれません。しかし、女性にとってメリットは多いです。例えば、強盗や空き巣、ストーカー被害の可能性が下がって安心です。さらに、同性同士でのルームシェアよりも、部屋を借りやすい傾向にもあります。
反対に、服装に常に気を遣う、恋人ができたらルームシェア解消の可能性もあるといったデメリットも、もちろんあります。しかし、それでも家賃や光熱費が安く広い物件に住めるということもあり、メリットの方が大きいでしょう。
ぜひ、男女二人でのルームシェアも検討してみてくださいね。