「シェアハウスってどんなお風呂なんだろう。順番待ちとか長いのかな……」
と感じている方は多いのではないでしょうか。
多くのシェアハウスにはお風呂が付いており、以下5つのタイプに分けられます。
(1)浴槽付きバスルーム
(2)シャワールーム
(3)浴槽付きバスルーム+シャワールーム
(4)個室に浴槽付きバスルーム
(5)大浴場
どのタイプでもメリットやデメリット、入浴するときに気を付けたいことなどを知っておくことで、ストレスやトラブルを避けることが可能です。
そこで今回は、
・シェアハウスにあるお風呂5タイプの特徴、メリットやデメリット
・シェアハウスのお風呂で気を付けたい時間
・シェアハウスで決めておきたいお風呂に関するルール
を紹介します。
また最後にお風呂が広くて使いやすいおすすめシェアハウスも紹介しますので、あわせて参考にしてみてくださいね!
シェアハウスのお風呂タイプ(1)浴槽付きバスルーム
一軒家のシェアハウスの場合、浴槽付きバスルームが1〜2部屋ほど用意されていることが多いです。
【メリット】
・湯船に浸かれるのでお風呂でリラックスできる
・お風呂が広い場合、シャンプーなど備品を置いておける
【デメリット】
・1人の入浴時間が長くなり、順番がなかなか回ってこない
・浴槽の広さは物件によってさまざまなので、せまく感じることもある
バスルームや浴槽の大きさは基本的に、女性が足を伸ばせるほどの広さは確保されていることが多いです。物件によって異なりますが、十分リラックスできます。
ただし全員が毎回1時間も入浴してしまうと、順番がなかなか回ってきません。お風呂が充実しているからこそ、長風呂を防ぐルールなどは決めておく必要があります。
シェアハウスのお風呂に関するルールは、後ほど紹介しますね。
シェアハウスのお風呂タイプ(2)シャワールーム
シャワールームは、シャワーと脱衣所の簡易的なお風呂です。マンションタイプや大人数のシェアハウスに多く、1件あたり1〜2部屋ほど用意されています。
シェアハウスにあるお風呂としては、最も多いタイプかもしれません。
【メリット】
・入浴時間が短くなり、順番待ちは発生しにくい
・男女別になっていることが多いので安心できる
【デメリット】
・冬は湯船に浸かれないぶん寒く、風邪をひきやすい
・シャワールーム自体がせまいのでリラックスはできない
湯船につかることはできませんが、そのぶん1人あたりの入浴時間は短くなります。回転率が早くなり、大人数のシェアハウスでも順番を待つ必要がほとんどありません。
寒さが気になる場合は、対策として脱衣所にストーブなど暖房器具を置いてみましょう。
シェアハウスのお風呂タイプ(3)浴槽付きバスルーム+シャワールーム
先ほど紹介した「浴槽付きバスルーム」と「シャワールーム」が、1つずつ設置されているタイプです。
【メリット】
・気分によって使い分けることができる
・人の少ない時間をねらうことで、ゆっくりと湯船に浸かることも可能
【デメリット】
・浴槽付きバスルームの方が混みやすい
・男女混合になることが多いので不安に感じることもある
ゆっくり入浴したいときは浴槽付き、待っている人が多いときはシャワーなど、状況によって使い分けることが可能です。
ただしそれでも浴槽付きバスルームは混みやすいので、1人あたりの利用時間などは決めておきましょう。
シェアハウスのお風呂タイプ(4)バストイレ付きの個室
賃貸マンションのように、個室に浴槽付きバスルームが付いている物件もあります。そのぶん家賃は少し高くなりますが、自分のペースやタイミングで利用できます。
【メリット】
・自分の好きなタイミングでお風呂に入れる
・お風呂場に備品を置きっ放しにできる
【デメリット】
・自分で掃除をする必要がある
・家賃や水道代が高くなりやすい
アパートメントタイプの物件に多く、完全にプライベート空間となるので、順番などを気にする必要はありません。掃除は自分でする必要がありますが、共同生活のストレスを感じにくいです。
シェアハウスのお風呂タイプ(5)大浴場
数は少ないですが、銭湯や旅館のような大浴場を用意しているシェアハウスもあります。
【メリット】
・毎日広いお風呂を楽しむことができる
・シェアメイトとお風呂でコミュニケーションを取れる
【デメリット】
・衛生面が気になることもある
・共益費や水道代が高くなりやすい
大浴場があると、シェアハウスで銭湯のような気分が味わえることも少なくありません。またシェアメイトと裸の付き合いをすることで、仲が深まることもあります。
次はここまで紹介したお風呂は誰が掃除するのか、解説します。
シェアハウスのお風呂掃除は「清掃業者」もしくは「シェアメイトによる分担制」
シェアハウスのお風呂掃除は、以下2つのどちらかで取り組むことが多いです。
・プロの清掃業者による掃除
・シェアメイトとの分担制
基本的には、清掃業者から派遣される専門のスタッフが担当することが多いです。その場合は、自分たちでお風呂を掃除する必要はありません。
シェアメイトで分担する場合は、1〜2週間に1回ほど掃除当番が回ってきます。掃除の手間はかかりますが、そのぶん共益費などが安くなることもあります。
また人数が多いシェアハウスだと、順番は1ヶ月に1回などそれほど多くありません。
なるべく掃除の手間を減らしたい方は清掃業者が担当するシェアハウス、より低価格で入居したい方は住人による分担制のシェアハウスを選ぶことをおすすめします。
シェアハウスの掃除について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
続いては、シェアハウスのお風呂における注意点を見ていきましょう。
シェアハウスでお風呂に入るとき注意点と決めておきたいルール例
シェアハウスのお風呂は共有スペースでもあるため、使用時間がかぶってしまうこともあります。その場合、以下の点に注意しましょう。
・1時間を超える長風呂はしない
・混雑する時間(6〜8時、21〜23時)の入浴は控える
お風呂は多くの人が夜や朝に入ることが多く、お風呂の数が少ないと特に混雑します。長風呂やみんなが入浴する時間を避けるだけでも、順番待ちのストレスやトラブルは減らすことが可能です。
特に「18〜20時」など、少し早い時間はあまり混雑しません。前から住んでいるシェアメイトに聞いてみながら、お風呂の時間を早めにしてみてください。
そしてシェアハウスでは、お風呂に関して以下3つのルールを決めておくのもおすすめです。
【(1)お風呂場にシャンプーや洗顔料など私物を放置しない】
シェアハウスの共有スペースには、私物を置くことができません。置いておくと、誰でも使用できるものと認識されてしまいます。なるべく私物は置かずに、その都度持ち歩く方がトラブルを避けることができます。
【(2)使用時間を「1人40分まで」など区切っておく】
お風呂で最も多いトラブルが「順番待ちが長いこと」。みんながスムーズに使用するためにも、時間制限を設けておきましょう。女性も住むシェアハウスでは、1人あたり30〜40分くらいがおすすめです。
【(3)お風呂のドアに終了時間を書いておく】
お風呂のドアにホワイトボードなどを用意して、終了時間を書けるようにしておきましょう。入浴時間が分かるだけでも、待ち時間のイライラは軽減できます。
上記のルールを作るだけでも、お風呂に関するストレスやトラブルは減らせるはずです。
ここまでシェアハウスのお風呂について解説しましたが、お風呂が広い、数が多いシェアハウスなどを選ぶのもおすすめです。
そこで次は、ひだまりにあるお風呂が使いやすいシェアハウスをいくつか紹介しますね。
お風呂が使いやすいひだまりのおすすめシェアハウス3つ
ひだまりにあるお風呂が使いやすいシェアハウスは、以下の3つです。
(1)三鷹【東京】
1つ目に紹介するのは、東京都三鷹市にあるシェアハウス「三鷹」です。
三鷹はシャワーが2つあるので、回転が早いです。湯船にゆっくりと浸かることは難しいですが、順番待ちのストレスを感じたくない人におすすめです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万6,000円+1万2,000円
・部屋数:15室
・住人の数:最大15人
・最寄り駅:JR中央・総武線「三鷹駅」
・おすすめする人の特徴:浴槽に浸からなくても大丈夫な人、順番待ちを避けたい人
(2)荻窪【東京】
2つ目に紹介するのは、東京都杉並区にあるシェアハウス「荻窪」です。
荻窪には浴槽付きバスルームが1つあります。少なく感じるかもしれませんが、荻窪は最大5人と小規模のシェアハウス。人数が少ないので、お風呂が1つでも混雑しにくいです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:3万2,000円+1万2,000円
・部屋数:5室
・住人の数:最大5人
・最寄り駅:JR中央・総武線「荻窪駅」
・おすすめする人の特徴:少人数でゆっくり過ごせるシェアハウスを探している人
(3)保士ヶ谷【横浜】
3つ目に紹介するのは、神奈川県横浜市にあるシェアハウス「保士ヶ谷」です。
保士ヶ谷のシェアハウスには浴槽1つ、シャワー2つと合計3つのお風呂があります。また人数も最大5人と少ないので、順番待ちですぐに使えないことはほとんどありません。
ゆっくりとお風呂に入って、1日の疲れを取りたい人におすすめです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:5万8,000円〜+1万2,000円
・部屋数:5室
・住人の数:最大5人
・最寄り駅:相鉄線「星川駅」、JR横須賀線「保土ヶ谷駅」
・おすすめする人の特徴:なるべくお風呂の数が多いシェアハウスを探している人
まとめ シェアハウスのお風呂をスムーズに使うには、時間と掃除がポイント
今回は、シェアハウスのお風呂事情について解説しました。
おさらいすると、シェアハウスのお風呂で最も注意したいことは「入浴時間」です。以下の入りやすい時間と混雑する時間を把握して、タイミングに気を付けながら使用しましょう。
・入りやすい時間:18〜20時
・混雑する時間:6〜8時、21〜23時
そしてお風呂が使いやすいひだまりのシェアハウスとして、以下の3つを紹介しました。
・三鷹【東京】
・荻窪【東京】
・保士ヶ谷【横浜】
上記のようなお風呂の数が多い、広くて使いやすいシェアハウスを選べば、順番待ちなどのストレスは減らすことが可能です。
またお風呂の他にも、シェアハウスではトイレやキッチンの使用時間がかぶることが多く、ストレスを感じやすいです。対処法など気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。