【お金編】シェアハウスでのトラブル回避！対策と決めておくべきルール例

シェアハウスに住む前に、「シェアハウスはお金のトラブルが多そう……」と疑問に思ったことはありませんか？また、「家賃の支払いってどうするのかな？」など、疑問を持つ方もいるかもしれません。

シェアハウスでお金のトラブル回避には、きちんと決められたルールが欠かせません。今回は、シェアハウスで起こりやすい金銭トラブルや、決めておくべきお金のルールについてご紹介します。

シェアハウスで起こりやすい！お金に関するトラブル例

シェアハウスやルームシェアのトラブルで多いことと言えば、お金に関するトラブルです。住み方によって具体的なトラブルは異なりますが、シェアハウスでは以下のようなトラブルがよく見られます。

・家賃が集金制の場合、支払わない人がいると払えない
・光熱費が割り勘のため、家にいない人ほど不公平
・共有スペースに置いた財布やお金が無くなる

家賃の支払い方法や光熱費の割り当てに関するトラブル、さらには物だけでなくお金が無くなることもあるようです。トラブル回避のための、対策となるルールをご紹介します。

家賃は大家さんへの直接支払いにしよう

家賃の支払いは、各自で大家さんへ直接支払いをすると、トラブルは少なくなります。なぜならば、住民1人が代表して集金する場合、払わない人がいると、全員の支払いがストップしてしまいます。

シェアハウスによっては、住人の1人が代表して全員分の家賃を集めて、期日に支払うところもあります。わざわざ自分で振込手続きをする必要がなく、手間はかかりません。しかし、もしも1人でも支払日にお金を渡していなければ、大家さんへの支払いが全員分遅れてしまいます。自分で直接支払う方が、手間はかかりますが、支払いが遅れる心配もなく安心です。

家賃の支払いには必ず締め切りを設けよう

家賃の支払いには、必ず締め切りを設けましょう。締切日があることで、支払い遅れを防ぐことも出来ます。

家賃の支払いが先ほどご紹介した集金制の場合、誰か1人でも遅れると、全員分の支払いも遅れます。毎月きちんと全員が支払うためにも、締切日は必ず設定しておきましょう。「毎月26日」など、同じ日にしておくと覚えやすいです。また、支払いが遅れた場合のルールも決めておくと安心です。「遅れたらゴミ当番を代わる」など、破った場合のルールがあることで、「それはしたくないな」という気持ちが働き、守ろうとする意識が働きやすくなります。

光熱費の計算は定額制が安心

次は、光熱費の支払額についてです。割り勘で1ヶ月の光熱費を支払う場合、家にいる頻度が少ない方は、自分が使った量は少ないのに、高い金額を支払うといったことが起こります。

光熱費は、定額制の方が料金に不公平感が出にくいです。割り勘だと、毎月の使用量を住人の数で分割することになります。よく家にいる場人は安く済みますが、家にいる頻度が少ない人は、自分が使った量よりも多く支払う可能性があります。そのため、どうしても不公平になってしまい、金額について揉めるケースもあるようです。

「毎月1万円」のように、定額であれば家にいる頻度も関係ないため、公平に感じられます。

貴重品は共有スペースには置かない

ごく稀にですが、シェアハウスで貴重品やお金が無くなるというトラブルもあります。特に、何十人も住む人数の多いシェアハウスで起こりやすいようです。貴重品は、なるべく肌身離さず持ち歩いて管理しましょう。

シェアハウス生活に慣れてくると、油断する気持ちが出てきます。住人同士が仲良くなることもあり、「この人がいるから大丈夫かな」「別にトイレの間くらい良いかな」と、財布を置きっ放しにして、その場を離れてしまうことがあります。しかし、人数の多いシェアハウスだとまだまだ顔を知らない人も多く、必ずしも安心できるわけではありません。

貴重品はリビングといった共有スペースに置きっ放しにせず、いつも持ち歩くようにしておきましょう。

他人同士で暮らすからこそ、ルール作りはしっかりしよう

ここまで、シェアハウスで決めておくべきお金に関するルールをご紹介してきました。「ちょっと厳しすぎない？」「一緒に住んでいるから大丈夫じゃない？」というように感じる方も多いかもしれません。しかし、厳しすぎるくらいのルールを決めておく方が、お金のトラブルは少ないです。

シェアハウスに一緒に住んでいるとはいえ、もともとは他人同士です。また、お金に関するトラブルは、身内同士や友人同士であっても起こる問題です。そのため、他人同士で住むシェアハウスだからこそ、よりしっかりと決めておく方が安心と言えます。また、きちんとルールを設定しておく方が、守るべきラインがはっきりと提示されるため、明確で分かりやすいです。

せっかく仲良くなったからこそ、楽しく、トラブル暮らすためにも、お金に関するルールはしっかりと決めておきましょう。