
「シェアハウスの冷蔵庫って、ほかの人と食材が混ざったりしないのかな……?」
と思う方は多いのではないでしょうか?また人が多いと、「なかなか冷蔵庫を使うことができなさそう」とも感じますよね。
シェアハウスに冷蔵庫は用意されていますが、ほかの人と共有で使用します。そのため確かに、食材が混ざる、なくなっているなどのトラブルが起こりやすいです。
不安な場合、冷蔵庫の使い方についてルールを決めることで、トラブルを防止できます。
とはいえ、どんなルールを決めれば良いのか、シェアハウス生活が初めてだとわかりにくいですよね。
そこで今回は、
・そもそもシェアハウスにはどんな家電が置いてあるのか
・シェアハウスで起こりやすい冷蔵庫トラブル
・冷蔵庫トラブルを防ぐ3つのルール
をお伝えします。
この記事を読めば、シェアハウスで自炊している自分の姿がイメージできるはずです。
シェアハウスに用意されている主な家電:冷蔵庫や電子レンジなど
そもそもシェアハウスにはどんな家具や家電が用意されているのか、初めて住む人はイメージしにくいですよね。
ほどんとのシェアハウスでは、以下の家具や家電、調理器具を用意しています。
【家電・調理器具】
・冷蔵庫
・電子レンジ
・炊飯器
・鍋やフライパン
・包丁とまな板
【家具】
・ダイニングテーブル
・ソファ
・ベッド
など
※ただし家具は、家具付きのシェアハウスのみです。
シェアハウスで使う冷蔵庫は、大型冷蔵庫です。4〜5人用・約400〜500Lの冷蔵庫を使用し、シェアハウスによっては2台以上置くこともあります。
シェアハウスの冷蔵庫で起こりやすいトラブル例
シェアハウスの冷蔵庫を使うのは、自分だけではありません。そのため冷蔵庫に関する、以下のトラブルが起こりやすいです。
・自分の食材がほかの人に使われる
・他人の食材を間違えて使ってしまう
・賞味期限の過ぎた食材が放置される
最も多いトラブルが「自分の食材を勝手に使われる」こと。反対に、自分が他人の食材を使ってしまうこともあり、しっかりと区別する必要があります。
続いてはこれらのトラブルを防ぐ、3つのルール例を紹介します。
シェアハウスの冷蔵庫トラブルを防ぐ3つのルール
シェアハウスの冷蔵庫を使うとき、以下のルールを決めておくと安心です。
・食材に名前を書く
・食材を置く個人スペースを決める
・月に1回は冷蔵庫を掃除する
1つずつ解説します。
ルール1:冷蔵庫に入れる食材に名前を書く
まず「冷蔵庫の食材には1つずつ名前を書く」と決めておくと、間違って他人の食材を使うことがありません。多くのシェアハウスで、このルールを決めています。
というのもシェアハウスでは、1つの冷蔵庫を3〜4人で使用します。そのため大型の冷蔵庫であっても、野菜室や冷凍室は食材の区別が難しいです。
しかし名前を1つずつ書いておけば、誰の食材かすぐにわかりますよね。冷蔵庫の横に共有の油性ペンを置いておけば、書き忘れることもないはずです。
ルール2:冷蔵庫のスペースを区切る
さらに冷蔵庫のスペースを、区切って使うようにすることも有効です。スペースを区切れば、食材が混ざることがほとんどないからです。
例えば冷蔵室であれば、段ごとに区切ることができますよね。野菜室や冷凍室であっても、仕切りを作るか、上段と下段にわけるなどスペースの確保は可能です。スペースをしっかりと区切ることで、食材の買いすぎ防止にもつながります。
ルール3:月に1回は冷蔵庫を掃除する
「賞味期限の過ぎた食材が放置されている」というトラブルは、月に1回、冷蔵庫の大掃除をすることで解決できます。
賞味期限が切れていたり、においがきつくなっていたりしても、名前が書いていない食材は勝手に捨てにくいですよね。しかしそのまま放置していると、いつまでもにおいがなくなりません。
そのためにも冷蔵庫の掃除の日を決めて、「この日は名前のある食品でも、ダメになっている食品はすべて捨てる」と決めておきましょう。冷蔵庫を清潔にキープでき、衛生面も安心です。
ここまで冷蔵庫トラブルや対処法を紹介しましたが、「個室に冷蔵庫を置く」という方法もあります。次で詳しく解説します。
個室に冷蔵庫を置くシェアハウスもある
シェアハウスによっては、個室に冷蔵庫を置くことができる物件もあります。もしくは、もともと冷蔵庫付きの物件として入居できるところも。個室に冷蔵庫があれば、食材のトラブルも発生しません。
一人暮らし経験のある人は、自分の冷蔵庫を購入して使っていましたよね。シェアハウスに引っ越すから必要ないものの、「処分費用が必要なため持っていきたい」人も多いのではないでしょうか?シェアハウスでもサイズさえ合えば、個室に冷蔵庫を置くことはできます。
個室に冷蔵庫があれば、
・食材を取られる心配がない
・飲み物などをわざわざキッチンに取りに行く必要がない
・食品を放置して迷惑をかけることがない
などのメリットがあります。野菜やお肉など、自炊で使う食品は共有の冷蔵庫に置いておくことで、料理のときに部屋まで取りに行く必要もありません。
もしも一人暮らしで冷蔵庫を持っている人は、「シェアハウスに持ち込む」こともおすすめです。捨てずに一度考えてみてくださいね。
まとめ シェアハウスの冷蔵庫トラブルは、ルールを作ることで防止できる
ここまでをおさらいします。
シェアハウスには冷蔵庫をはじめとする、さまざまな家電や調理器具、家具が用意されています。そのため自分で、家電などを購入する必要がありません。
しかし冷蔵庫に関しては、以下のトラブルがよく発生します。
・自分の食材がほかの人に使われる
・他人の食材を間違えて使ってしまう
・賞味期限の過ぎた食材が放置される
これらのトラブルは、ルールを決めておけば解決します。
・食材に名前を書く
・食材を置く個人スペースを決める
・月に1回は冷蔵庫を掃除する
もしくは今まで使っていた冷蔵庫を、シェアハウスに持ち込むのもおすすめ。個室に置くこともでき、飲み物や食べものを毎回キッチンに取りに行く手間を省略できます。一人暮らしからシェアハウスへの引っ越しを考えている人は、あえて残すことも考えてみてくださいね。