「友達とルームシェアをしたいけれど、ワンルームマンションでも大丈夫かな……」
と感じている方は多いのではないでしょうか。
友達とワンルームマンションでルームシェアをすることは、審査に通れば問題ありません。
ただし部屋がひとつしかないため、ケンカなどトラブルが起こることも多いです。あらかじめトラブル例や対処法を知っておくことで、楽しいルームシェアに一歩近付くことは可能です。
とはいえ、具体的な対処法などは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
・ワンルームでルームシェアをするメリットとデメリット
・ワンルームでのルームシェアでよくある不満やトラブル
・ルームシェア相手と仲が悪くなることを防ぐための注意点
などを紹介します。
「トラブルを防ぐのは難しそう」と感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはワンルームマンションでルームシェアをする概要をざっくりと見ていきましょう!
友達とのルームシェア、ワンルームの賃貸マンションでもできる?
ワンルームの賃貸マンションで友達とルームシェアすることは可能です。
ルームシェアとは、友達や知人と賃貸マンションを借り、一緒に生活するスタイルのこと。お風呂やトイレ、キッチンなどを共有スペースとし、みんなで使用します。ただし2K以上の物件が多いため、それぞれ個室は利用できます。
そしてワンルーム(1Kや1DK)とは、以下の特徴を持つ物件のことです。
・部屋はひとつ
・シャワーやトイレ、キッチンもひとつ
・基本的に6〜10畳くらいの部屋が多い
一人暮らし用のマンションを思い浮かべていただくと、わかりやすいのではないでしょうか。
部屋がひとつしかないため、それぞれの個室はありません。ただしそのぶん家賃はルームシェア向け物件より安く、低価格で共同生活が実現します。
続いては、友達とワンルームでルームシェアをするメリットとデメリットを紹介します。
友達とワンルームでルームシェアするメリット
友達とワンルームでルームシェアをするメリットは、主に以下の5つです。
・家賃や水道光熱費などを節約できる
・低価格の家賃で広い部屋に住める
・家に誰かがいると安心感がある
・食事や家事の分担をシェアできる
・体調を崩したときも買い物や家事を頼める
多くの人が、家賃など生活費が節約できることにメリットを感じています。
そして特に女性は、防犯面での安心できると感じる人が少なくありません。家に誰かがいるだけで、大きな安心感を感じます。
友達とワンルームでルームシェアするデメリット
一方でワンルームでのルームシェアには、以下のデメリットもあります。
・洗面所やお風呂などの使用時間がかぶる
・夜は電話の話し声や物音など気にする必要がある
・掃除や家事の分担でもめる可能性がある
・友達や恋人を呼びにくい
ワンルームのため、プライベートの空間はほとんどありません。また個室がないために電話をしたり、別の友達を呼んだりすることは難しいです。
またワンルームでのルームシェアでは、デメリットから不満やトラブルにつながる可能性もあります。次で詳しく解説しますね。
ワンルームでルームシェアをしたときの不満やトラブル例
ワンルームでのルームシェアは、以下の不満が起きやすいです。
【不満】
・物音が気になる
・相手が掃除をしっかりとしてくれない
・プライベートの時間や空間がなくなる
そしてこの不満が、トラブルにつながることも少なくありません。
【トラブル事例】
・音が気になって寝不足になる
・家事の分担がうまくいかず、険悪な雰囲気になる
・1人の時間が少なくなってストレスがたまり、八つ当たりしてしまう
プライベート空間が少ないことで、ストレスを感じ、八つ当たりやケンカに発展することが多いです。
ワンルームでのルームシェアで発生するトラブルは、ある程度予防することが可能です。次でその予防法を見ていきましょう。
ワンルームでのルームシェアでトラブルを防ぐ方法
ワンルームでのルームシェアでは、以下の方法でトラブルを予防できます。
・共有の口座を作り、そこから家賃や水道光熱費は支払う
・掃除やゴミ捨てなど当番制にする
・定期的に家をあけて1人の時間を作る
また間取りに関しても、以下の対策をおすすめします。
・8〜10畳の広い部屋に住む
・カーテンで仕切りを作る
・お風呂など区切りのある場所が広い物件を選ぶ
お風呂などはドアによって区切りができるため、プライベートスペースとして機能することも多いです。電話をしたいとき、少し1人になりたりときなどは部屋から離れられる場所があることも必要かもしれません。
ここまでを読んで、「ワンルームでルームシェアをすると、相手と仲が悪くなりそう……」と感じた方も多いのではないでしょうか。
確かに同じ部屋で生活するため、仲が悪くなることも少なくありません。しかしルームシェアをする相手をしぼることで、仲良く暮らすことは可能です。
次で詳しくお伝えしますね。
ワンルームではルームシェア相手と仲が悪くなる?
ワンルームでのルームシェアに不安を感じた場合は、以下のような相手とルームシェアすることをおすすめします。
・幼馴染など付き合いの長い友達
・兄弟や親戚など近い関係の人
・ルームシェアの経験やシェアハウスに住んだことのある人
・生活リズムの異なる人
実際に「付き合いの長い友達とのルームシェアは快適」という方は少なくありません。
またルームシェアやシェアハウスなど、共同生活の経験がある人とシェアすると安心です。相手も共同生活に慣れているため、無謀な振る舞いをすることがほとんどありません。ストレスを溜めることも少ないです。
ワンルームでのルームシェアが辛いときは解消を
万が一どうしてもルームシェアを解消したくなったときは、早めに退去したいことを伝えましょう。ルームメイトには3ヶ月前までに伝えることで、余裕を持って引っ越しの準備を進めることができます。
悩んだときは、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ ワンルームでのルームシェアは、心を許せる友達をルームメイトに
今回は友達とワンルームマンションでルームシェアをすることについて解説しました。
おさらいすると、ワンルームでのルームシェアには、以下のメリットがあります。
・家賃や水道光熱費などを節約できる
・低価格の家賃で広い部屋に住める
・家に誰かがいると安心感がある
・食事や家事の分担をシェアできる
・体調を崩したときも買い物や家事を頼める
ワンルームでのルームシェアではトラブルも起こりやすいですが、以下の対処法で予防は可能です。
・共有の口座を作り、そこから家賃や水道光熱費は支払う
・掃除やゴミ捨てなど当番制にする
・定期的に家をあけて1人の時間を作る
工夫することで、友達との楽しいルームシェア生活を実現できます。
ここまでルームシェアについてお伝えしましたが、共同生活が不安な方にはシェアハウスもおすすめです。
シェアハウスも友達と入居できるうえに、それぞれに個室が用意されます。そのためプレイベート空間のなさにストレスを感じることもありません。
気になる方は、以下の記事をチェックしてみてください。