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シェアハウスと民泊の違いとは?「滞在型民泊」という暮らし方も紹介します

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「シェアハウスと民泊って何が違うのだろう…」

と感じている方は、多いのではないでしょうか?

簡単に言うと、シェアハウスは「1つの住居に2人以上、長期間住める物件」、民泊は「1つの部屋に1人から、短期間で滞在できる物件」を意味します。そしてシェアハウスはその地域に住む人、民泊は旅行者が対象です。

とはいえ、どちらも利用したことがないと、なかなか違いはわかりませんよね。

そこで今回は、

 

・シェアハウスと民泊の違いや共通点
・シェアハウスと民泊が合わさった「滞在型民泊」とは
・滞在型民泊になったときの住人への影響
・滞在型民泊をスタートした北海道の事例
・「シェアハウス×民泊」スタイルが向いている人

 

をお伝えします。「なんだか危なそう」と感じるかもしれませんが、しっかりと対策を知っておけば問題ありません。

まずはシェアハウスと民泊の違いをざっくりとお伝えします!

 

 

民泊とは、Airbnbなどを通して一般の住宅に宿泊すること

 

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民泊とは、Airbnbなどを通して一般の住宅に宿泊すること
そもそも民泊とは「ホテルやゲストハウスではなく、一般の住宅に宿泊すること」です。観光客に個人の自宅や、専用のマンションなどを宿泊場所として提供します。

Airbnbなどの登場により、身近なものになっていますよね。これはシェアリングエコノミーの1つであり、ホームシェアリングとも呼ばれます。

 

 

シェアハウスと民泊の違いは、滞在する人数と期間

 

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シェアハウスと民泊の違いは、「滞在人数」と「滞在期間」です。

 

【人数】
・民泊は部屋単位で利用するため、1人から利用可能
・シェアハウスは物件をシェアするため、複数人で住める物件を指す

 

【期間】
・民泊は1日から長くても1カ月ほどの短期
・シェアハウスは3カ月以上の長期から入居可能

 

そのためシェアハウスはその地域や国に住む人、民泊は旅行者が対象です。

 

 

シェアハウスと民泊の共通点

 

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シェアハウスと民泊には共通点もあります。

 

・新たな交友関係が広がる
・ホテルやワンルームマンションを利用するより安い

 

シェアハウスは住人同士、民泊はオーナーやほかの宿泊者と交流があります。そしてどちらも、料金がホテルやワンルームマンションよりも安いです。民泊には長期割引、シェアハウスにはフリーレント制度もあるため、さらに安くなることもあります。

ここまでシェアハウスと民泊の違いについてお伝えしました。

そして近年、新しい法律“民泊新法”の登場により、シェアハウスを「滞在型民泊」にする物件が増えています。

次で詳しく説明します。

 

 

シェアハウスを「滞在型民泊」にする物件が増えている

 

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滞在型民泊とは、シェアハウスの空室を民泊として旅行者に貸し出すことです。

というのも「民泊新法」の施行により、民泊の営業日数が180日に制限されることになりました。詳しいことは省きますが、この法律により今までよりも民泊の運営をスタートしやすい状態に。しかし、民泊には維持費が必要なため、180日の営業ではなかなか収益が出ません。

一方で、空室が埋まらないシェアハウスも増えています。その空室を活用しようと、民泊をスタートする管理会社も増えているのです。

とはいえ、入居者にとっては「自分の家に旅行者が泊まるのはちょっと…」「人の出入りが激しくなって大丈夫かな?」と不安も感じる人もいるのではないでしょうか。

そこで続いては、もしもシェアハウスが滞在型民泊になったときの、メリットとデメリットをお伝えします。

 

 

シェアハウスが滞在型民泊になったときのメリット

 

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住人にとってのメリットは、以下の通りです。

 

・海外のゲストとの交流が生まれる
・人の入れ替わりが増えるため、友だちが増える
・短期で入居できる

 

日本にいながら海外やほかのエリアのゲストと交流ができるため、出会いが増えます。またシェアハウスは基本的に、短期での入居ができません。滞在型民泊の物件であれば、短期の入居を受け付けることも可能に。2〜3カ月だけ住みたい人にとっては、シェアハウスに住むチャンスが増えます。

 

 

シェアハウスが滞在型民泊になったときのデメリット

 

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滞在型民泊には、デメリットもあります。

 

・人の出入りが激しくなり、セキュリティ面が不安定に
・共有スペースの使い方などルールが機能しないこともある
・まだ民泊に関する法律がしっかりと制定されていない

 

物件によっては、盗難や共有スペースが汚れるなどトラブルが起こることもあります。もしもトラブルが起こったら、以下の対応をしましょう。

 

・管理会社に言う
・管理会社から旅行者へ注意してもらう

 

自分で解決しようとせずに、まずは管理会社へ報告するとスムーズに解決できます。

ここまで滞在型民泊についてお伝えしました。しかし、まだまだ不安はなくなりませんよね。

そこで実際に、シェアハウスを滞在型民泊にした北海道の物件を紹介します。

 

 

シェアハウスを滞在型民泊にした北海道の事例

 

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2015年10月、日本シェアハウス協会が北海道千歳市に「シェアハウス型民泊」をオープンしました。

というのも千歳市には空き家がたくさんあり、問題となっていました。また民泊は全国各地で「ヤミ民泊」と呼ばれる違法運営が問題に。そこで協会は、これらの解決策として、シェアハウスと民泊を合わせることを考えたのです。

物件は1Fが共有スペース、2Fが個室とゲストルームになり、ゲストと住人は気軽に交流できます。

特徴として、滞在者は「自己紹介カード」を書くことになっており、住人からは「安心感や親しみが持てる」と好評です。お互いの顔が見えて、どんな人がわかるため、不安はそこまで大きくありません。

このように不安はありつつも、ゲストと住人で楽しく生活しているシェアハウスもあります。

 

 

滞在型民泊であるシェアハウスに向いている人

 

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民泊も兼ね備えたシェアハウスには、こんな人が向いています。

 

・交友関係を広げたい人
・国際交流がしたい人
・短期で入居できる物件を探している人

 

まだまだ数は少ないですが、滞在型民泊は今後もっと増える可能性があります。「こんな暮らし方もあるんだ!」と新しい発見になれば幸いです。

 

 

まとめ 「シェアハウス×民泊」でさらに交友関係が広がる

 

ここまでおさらいします。

シェアハウスと民泊の違いは、滞在する「人数」と「期間」です。シェアハウスは2人以上で長期間住みます。対して民泊は、長くても1カ月ほどの短期間の滞在を1人から受け付けます。

そして近年、シェアハウスと民泊を掛け合わせた「滞在型民泊」が増えています。民泊は営業日数の制限なく、シェアハウスは空室を有効活用でき、今後新しい暮らし方として増える可能性があります。

北海道の「シェアハウス×民泊」のように、自己紹介カードを書くなどお互いの顔が見えれば不安はそこまでありません。

「シェアハウス×民泊」にはこんな人が向いています。

 

・交友関係を広げたい人
・国際交流がしたい人
・短期で入居できる物件を探している人

 

毎日たくさんの人が出入りするため、友人は増えるはずです。新しい暮らし方として、今後増えてくるかもしれませんね。

 

 

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