「留学中にルームシェアをしたい。けれど、トラブルとかストレスが多そうだな…」
と感じている方は多いのではないでしょうか。
留学中のルームシェアはメリットも多いものの、文化や習慣の違いからストレスを感じることが少なくありません。しかしこれらは、事前に対策を知っておくことでトラブルになることを防止できます。
とはいえ、具体的な対策などは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
・ルームシェアのメリットとデメリット
・留学中にルームシェア生活で起こったトラブル例と対策
・ルームシェア先の探し方とポイント
などを紹介します。
まずはルームシェア生活について理解する前に、留学中の滞在方法をざっくりと紹介します!
そもそも留学中の滞在方法とは?
留学などで海外に滞在する場合、以下の方法があります。
・ホームステイ
・学生寮
・アパート
・シェアハウス
・ルームシェア
ルームシェアはキッチンやトイレ、お風呂などは共有で使用します。しかし、個室で過ごすことができるため、プライベートの時間を確保することは可能です。一人暮らしよりも安心感があるため、この方法を選ぶ人も少なくありません。
どの物件も2〜7人くらいで生活します。ルームメイトは同じ留学生が多く、韓国や中国、ヨーロッパや中南米など多国籍です。
また海外は男女でのルームシェアが中心のため、入居に性別は問いません。留学に必要なビザを取得し、ある程度の資金を持っていれば入居できます。
もしも男女別が良い場合は「女性限定」「男性限定」などの物件もありますので、条件をしぼって探してみましょう。
留学中にルームシェアをするメリット
ここからはルームシェア生活をさらにこまかく掘り下げていきます。
ルームシェア生活には、以下のメリットがあります。
・滞在費用が節約できる
・友達を作りやすい
・異文化交流ができる
・トラブルが起きたときに助けてもらえる
・英語など語学がレベルアップしやすい
海外のルームシェア生活では、英語の上達や異文化を知ることができます。また海外ではルームシェアが一般的なため、学生向けの安い物件も少なくありません。費用を節約しながら、海外生活を楽しむことができます。
留学中にルームシェアをするデメリット
とはいえ、留学先でのルームシェア生活には、以下のようなデメリットもあります。
・価値観や習慣の違いにストレスを感じる
・騒音など少しはガマンする必要がある
・日本人同士の暗黙の了解は通用しない
日本でのルームシェア生活も価値観の違いを感じることはあります。しかし海外で多国籍な環境となると、その違いはさらに大きくなります。これらがストレスとなり、引っ越しを決める人も多いです。
またこれらのデメリットから、トラブルが起こることも少なくありません。次で詳しい事例を紹介します。
留学生同士でルームシェアをしたときのトラブル例
ルームシェア生活のストレスとなるトラブルは、例えば以下です。
・ルームメイトが夜遅くまでリビングで騒ぐ
・冷蔵庫の食べ物がなくなる
・リビングに置いていた私物がなくなる
・ルームメイトの掃除が適当できれいになっていない
・退去後に「部屋が汚れている」とオーナーから清掃代を請求された
最も多いのはルームメイトとの相性や騒音、価値観の違いによるトラブルです。ルームメイトを選ぶことはできないため、性格の違いからストレスを抱える留学生も少なくありません。またオーナーとのトラブルとして、理不尽な金銭を要求される、ルールに厳しいなどと感じる人も多いです。
これらのトラブルは、対策を知っておくことでいくらかは防止できます。
次で対策を紹介しますね。
留学中にルームシェアによるストレスを溜めない方法
ルームシェアでストレスを溜めない代表的な方法として「ルールを作る」ことがあります。
異なる価値観のルームメイトとストレスなく生活するためには、価値観のレベルを統一することが欠かせません。ルームシェア生活がスタートするときに、みんなで相談して決めましょう。
ルールは例えば、
・シャワーは夜12時まで
・電話はリビングや廊下でする
・アラームは小さい音で鳴らす
などです。
そしてその他にも、以下の方法がトラブル防止には効果的です。
・期間限定で入居する
・日本人やアジア人とルームシェアをする
・勉強は学校の図書館や自習室で済ませる
一番おすすめの方法は、日本人やアジア人とのルームシェア。文化や価値観が近いため、大きなストレスを抱えることは少ないです。
また物件探しの時点で、ある程度の相性を見きわめることもできます。次でその探し方やポイントをお伝えしますね。
留学先でのルームシェアの探し方やポイント
ルームシェアする物件の探し方は、以下の通りです。
【探し方】
・留学エージェントや語学学校、大学からの紹介
・アパートのオーナーへ問い合わせ
・現地の不動産会社の紹介
・現地の友達の紹介
・Webのルームメイト募集サイト
そして物件探しでは、以下のことに気をつけましょう。
【ポイント】
・必ず物件を見学する
・宗教やライフスタイル違いは理解しておく
・できれば親日家のオーナーやルームメイトを探す
ルームメイトの中には、イスラム教やキリスト教などさまざまな宗教を持つ人がいます。例えばイスラム教徒は豚肉とアルコールを食べることができないなど、生活習慣の違いを大きく感じることも少なくありません。
そのためルームメイトの宗教や気をつけるべき生活習慣など、はじめに聞いておくのもおすすめです。
日本で留学前にルームシェアやシェアハウス生活をするのもおすすめ
ここまで留学中のルームシェア生活について解説しました。しかしここまで読んで、「いきなり海外でルームシェアをするのはハードルが高い…」と感じた方もいるかと思います。
その場合は留学前に、日本でルームシェアやシェアハウス生活を体験することをおすすめします。
日本でのルームシェアやシェアハウスであれば、入居までのやり取りや手続きはすべて日本語です。特にシェアハウスの住人は日本人と日本に留学中の外国人が中心。外国人留学生は日本の習慣や特徴を知っているため、文化の違いにストレスを感じることが少ないです。また入居者も管理会社が募集と受付をしているため、自分で探す手間を省くことができます。
シェアハウスひだまりでも、たくさんの留学生が入居してくれています。気になった方は見学だけでもしてみてくださいね。
まとめ 留学中のルームシェア生活は良い物件とルームメイトを見つけて楽しく過ごそう
今回は留学中のルームシェア生活について、解説しました。
おさらいすると、留学先でのルームシェアには以下のメリットがあります。
・滞在費用が節約できる
・友達を作りやすい
・異文化交流ができる
・トラブルが起きたときに助けてもらえる
・英語など語学がレベルアップしやすい
トラブルに遭わないためにも、以下のことに気をつけましょう。
・ルールを作る
・期間限定で入居する
・日本人やアジア人とルームシェアをする
・勉強は学校の図書館や自習室で済ませる
またルームシェア生活を体験したことのない人は、日本でルームシェアやシェアハウス生活を送ることもおすすめです。事前練習として、まずは気になる物件を見学してみましょう!
また、別途こちらをご参照ください!!