
「仕事で札幌に住むことになった」
「知り合いがいないからシェアハウスに住んでみたい。どんな物件があるんだろう……」
とお悩みではありませんか?
札幌は札幌駅を中心に、北区や東区、中央区にシェアハウスが集まっています。基本的にアクセスが良く、さらに年齢制限のない物件が多いことも特徴です。中心部近くで利便性を重視したい人、交流を楽しみたい人、静かな環境で暮らしたい人など、ライフスタイルに合わせた物件選びが可能です。
本記事では、札幌のおすすめシェアハウス10選をご紹介。選び方や注意点も解説します。
これから札幌でシェアハウスを探す人は参考にしてみてください。
40代や50代でシェアハウスを探している人は、こちらも参考にしてみてください。
札幌のシェアハウスの家賃相場は?一人暮らしとどちらが安い?
初めて一人暮らしをする方、他の地域から札幌に引っ越してくる方は、札幌の家賃相場がどれくらいか、イメージしづらいですよね。
まず、札幌の家賃は一人暮らしでも基本的に安いです。
【札幌市の一人暮らしの家賃相場】
・1K:3万5,000円〜4万円
・1DK:4万〜4万5,000円
・1LDK:5万〜5万7,000円
・2LDK:6万5,000〜8万5,000円
一人暮らしが3万円台からできるのは、驚きですよね。かといって建物が古い、設備がいまいちな訳でもなく、都内にあるような物件がこの値段で住めます。
シェアハウスの場合、東京の家賃と比べると次の通りです。
【東京都のシェアハウスの家賃相場】
・5万6,000〜7万円
【札幌市のシェアハウスの家賃相場】
・3万5,000〜4万5,000円
※コンセプト型シェアハウス、または立地・設備によっては6万円を超えることもあり
東京と比べると数万円ほど安いです。さらに安ければ、家賃が3万円以下のシェアハウスもあり、シェアハウスでもお得に生活できます。
札幌のシェアハウスはどんな人におすすめ?
先ほどの通り、札幌のシェアハウスは安くてお得です。ただ、1Kの一人暮らしとさほど変わらないという印象もあるのではないでしょうか?
確かに東京であれば、一人暮らしの家賃が10万円のところ、シェアハウスなら5〜6万円で住めてお得な印象があります。一方、札幌は家賃の差が少なく、シェアハウスはプライベート空間も限られるので、「自分の時間が取りづらくて、大変そう」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、シェアハウスには家賃以外のメリットがあります。
・住人同士で仲良くなり、友達が増える
・大型テレビやプロジェクター、高級家電など設備が充実している
・家具家電付きで、引っ越しの初期費用も抑えられる
特に家具家電が最初からある上に、一人暮らしでは持て余すくらいの大型家具家電が備えられています。ジムや防音室付き物件もあり、これが一人暮らしの家賃だけで利用できるのはお得です。
札幌のシェアハウスだと、さらに次の特徴もあります。
・北区、東区、中央区、白石区など利便性が高い中心部に物件が集中
・札幌市内を中心に展開している運営会社が多い
・一部、年齢制限のないシェアハウスもある
札幌内で、違う場所の同系列ハウスを転々とすることも可能。今回紹介する中だと、シェアハウス猫小屋などが当てはまります。
都内ではめずらしい年齢制限なしの物件もあり、40代・50代などを含め、都内では見つかりにくい条件で探している人におすすめです。
次は、実際に札幌内にある特におすすめのシェアハウスを10件紹介します。
札幌のおすすめシェアハウス1:Simple Share 180° すすきの【中心部】
1つ目に紹介するのは、札幌の繁華街・すすきのから徒歩圏内のシェアハウス「Simple Share 180° すすきの」です。
・立地は中心部だが、喧騒からは少し離れた落ち着いた環境
・部屋数が最大3つと少なく、アットホームな暮らし
・共用リビング・和室スペースなどリラックスできる共有空間
女性専用で、2025年9月時点の入居者は30〜40代が中心。少人数でアットホームなこともあり、大人でも馴染みやすいシェアハウスです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万円+4,000円
・部屋数:3室
・住人の数:3人
・最寄り駅:地下鉄南北線「すすきの駅」徒歩11分/東西線「西11丁目駅」徒歩7分
・おすすめする人の特徴:便利さ重視、少人数で静かな環境を好む人、女性専用希望の30〜40代
→シェアハウスSimple Share 180° すすきのの詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス2:シェアハウス猫小屋 桑園【中心部】
2つ目に紹介するのは、札幌市内に複数件を展開する「シェアハウス猫小屋 桑園」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・ウッド調のナチュラルなインテリア
・大学生や専門学校生、留学生など学生も受け入れ
・最短で一か月からの入居も可能
女性専用で落ち着いた雰囲気のシェアハウス。年齢・国籍が幅広いですが、最大8人の中規模のため、騒がしすぎずちょうど良い距離感で生活できます。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:個室は3万2,000円〜4万5,000円+共益費1万6,000円/ドミトリーは共益費1万1,000円
・部屋数:6室
・住人の数:8人
・最寄り駅:JR函館本線「桑園駅」徒歩5分/札幌市営地下鉄東西線「二十四軒駅」徒歩10分
・おすすめする人の特徴:落ち着いた環境で暮らしたい人、ナチュラルなインテリアが好きな人
→シェアハウス猫小屋 桑園の詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス3:Share Sapporo【安い】
3つ目に紹介するのは、札幌市内でも家賃が2万5,000円からと特に安いシェアハウス「Share Sapporo」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・元々ソーシャルアパートメントだった物件を改装
・外国人OKで住人も国際色豊か
・シアタールーム、ビューティールーム、フィットネス、防音室あり
ソーシャルアパートメントだったこともあり、共有設備が充実。この設備で住人同士の交流も生まれやすいでしょう。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:2万5,000〜4万円+7,000円
・部屋数:40部屋
・住人の数:40人
・最寄り駅:札幌市営地下鉄南北線「中の島駅」徒歩12分
・おすすめする人の特徴:交流を楽しみたい人、さまざまな設備を使いたい人
→シェアハウスShare Sapporoの詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス4:Simple Share 180° 麻生【安い】
4つ目に紹介するのは、低価格ながら設備が充実しているシェアハウス「Simple Share 180° 麻生」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・年齢制限なし、最短で一か月からの入居も可能
・ワーキングスペースあり
・最大50人と大規模で友達を作りやすい
大規模な上に年齢制限もないのに、住人同士の交流が盛んで、その交流は退去後も続くほど。遠方から札幌に引っ越す人は、友達が作りやすいですね。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:1万8,000〜3万7,000円+1万5,800円
・部屋数:50部屋
・住人の数:50人
・最寄り駅:札幌市営地下鉄南北線「麻生駅」徒歩9分
・おすすめする人の特徴:40〜50代でシェアハウスに住みたい人、交流したい人、リモートワークで働いている人
→シェアハウスSimple Share 180° 麻生の詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス5:シェアハウス猫小屋 菊水【女性限定】
5つ目に紹介するのは、先ほど紹介した猫小屋の系列物件「シェアハウス猫小屋 菊水」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・全室個室でプライベート空間を確保できる
・地下鉄の駅が近くて札幌中心部にアクセスしやすい
・最短で3か月から入居可能
こちらも女性専用で、ナチュラルな雰囲気。先ほどの桑園と違う点としては、全室個室でプライベート空間を確保しながら生活できます。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万円〜4万5,000円+1万6,000円
・部屋数:5部屋
・住人の数:最大5人
・最寄り駅:地下鉄東西線「菊水駅」徒歩5分
・おすすめする人の特徴:駅近重視な人、少人数で落ち着いた生活を望む人、女性専用希望の人
→シェアハウス猫小屋 菊水の詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス6:Shalom Share House【女性限定】
6つ目に紹介するのは、10〜30代向けの女性専用シェアハウス「Shalom Share House」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・カフェ併設で、住人は開店時間以外も利用可能
・看護師、助産師資格を持った管理人が在住
・バスタオルや歯ブラシなど必需品がまとまった生活スターターセット(2,500円)あり
体調不良のときは、看護師と助産師の資格を持った管理人さんに相談できます。また併設のカフェで食事もでき、生活・健康に気を使いたい女性にぴったりです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万4,000円+1万7,600〜2万4,200円+食事代2万5,000円
・部屋数:12部屋
・住人の数:最大12人
・最寄り駅:札幌市営地下鉄南北線「澄川駅」徒歩4分
・おすすめする人の特徴:生活や健康などを気にかけた丁寧な暮らしをしたい女性
→シェアハウスShalom Share Houseの詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス7:Ten to Ten 02 Maruyama【大人向け】
7つ目に紹介するのは、おしゃれなカフェ風のシェアハウス「Ten to Ten 02 Maruyama」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・ビルを丸ごと改装した大規模な共有空間が魅力
・カフェのようなカウンター付きリビングあり
・2025年9月時点では、男性入居者のほうがやや多め
こちらは現時点で入居者の6割が男性。札幌は女性専用物件が多い傾向のため、シェアハウスを探している男性におすすめです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:3万2,000円〜4万6,000円 + 共益費 6,500円
・部屋数:33室
・住人の数:最大33人
・最寄り駅:地下鉄東西線「西18丁目駅」徒歩7分/「円山公園駅」徒歩11分
・おすすめする人の特徴:カフェっぽいインテリアが好きな人、札幌でシェアハウスを探している男性
→シェアハウスTen to Ten 02 Maruyamaの詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス8:Solo+ 180° 中の島【40代・50代も可】
8つ目に紹介するのは、一人暮らしのようなシェアハウス「Solo+ 180° 中の島」です。年齢制限なしで40代や50代も入居できます。
おすすめポイントは、以下の通り。
・「Solo+」コンセプトで個人のスペースや時間も確保しやすい設計
・個室にはキッチンとお風呂やトレイの水回りが完備
・2人入居も可能
一人暮らしのように暮らせるシェアハウスとして、個室に水回りが付いています。共同生活は不安なものの、全部共有は不安、プライベート空間もできるだけ確保したい方も馴染みやすいです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:3万4,000〜4万7,000円+1万80円
・部屋数:48部屋
・住人の数:最大48人
・最寄り駅:札幌市営地下鉄南北線「中の島駅」徒歩7分
・おすすめする人の特徴:一人暮らしと迷っている人、共同生活に不安がある40代や50代
→シェアハウスSolo+ 180° 中の島の詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス9:SHARE HOUSE 180° 山鼻【コンセプト型】
9つ目に紹介するのは、アトリエを併設している珍しいシェアハウス「SHARE HOUSE 180° 山鼻」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・ものづくりや撮影ができるアトリエ併設
・リビングもカフェのようなおしゃれな内装
・繁華街にも30分でアクセス可能
作業スペースがあり、創作活動をしている人にはおすすめ。繁華街に近いものの少し離れてはいるので、落ち着いた場所で自分のやりたいことに集中できます。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:3万1,000〜3万4,000円+1万5,300円
・部屋数:5室
・住人の数:5人
・最寄り駅:札幌市電「東屯田通駅」徒歩3分
・おすすめする人の特徴:創作活動をしたい人、アクセスと静けさを両立したい人
→シェアハウスSHARE HOUSE 180° 山鼻の詳細を見る!
札幌のおすすめシェアハウス10:CHEFIE(シェフイェ)【コンセプト型】
10件目に紹介するのは、食事をコンセプトにしたシェアハウス「CHEFIE(シェフイェ)」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・管理人兼シェフが毎朝・毎晩の食事を提供
・料理教室やイベントも開催
・全個室にベッドやデスク、椅子などの家具完備
食事付きで、自分で料理をする手間がかかりません。初めての一人暮らしや就職で不安な人、資格勉強や仕事で忙しい人、遠方から引っ越す人も食事の心配なく、交流もしながら生活できます。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:2万8,000円〜3万6,000円+1万円
・部屋数:8部屋
・住人の数:最大8人
・最寄り駅:市電「西線14条駅」徒歩3分
・おすすめする人の特徴:料理を作る時間を節約したい人、コミュニティ重視の人
→シェアハウスCHEFIE(シェフイェ)の詳細を見る!
ここまで札幌のおすすめハウスを紹介しましたが、札幌が微妙だと感じた人は、他の地域でも探してみましょう。シェアハウスひだまりは関東・九州を中心に、シェアハウスを展開しています。
物件情報やひだまりについてはこちらをご覧ください。
→シェアハウスひだまりの詳細を見る!
シェアハウスの選び方
さまざまなシェアハウスを紹介しましたが、ここから自分に合う物件を絞るのも大変。シェアハウス選びでは、まず次の項目をよくチェックしてみましょう。
・家賃、共益費:夏と冬で料金(暖房代)に変動はあるか
・立地:中心部に近い、またはJRや地下鉄が利用できる場所か
・年齢制限:年齢制限はあるか、40代や50代でも入居できるか
札幌の家賃と共益費は比較的安いですが、冬になると暖房代が加算されるところもあります。夏と冬で料金が変わらないか、確認しておきましょう。
また、年齢制限も大事。札幌は年齢制限なしのシェアハウスが多いですが、すべてが全年齢を受け入れている訳ではありません。物件によって20〜30代限定や学生専用など条件が異なるため、自分の年齢に合うかどうか事前に確認しておくと安心です。
もしくは、40代や50代はオーナーになるのも一つの方法です。例えば、ひだまりでは「シェアホスト」という自分たちの物件をシェアハウスにする仕組みを提供しています。
気になる方はこちらも参考にしてみてくださいね。
→シェアハウスオーナーの仕事とは?メリットからトラブル対策まで解説の詳細を見る!
入居前に知っておきたいシェアハウスの注意点
物件を絞り込めたら次は見学・入居ですが、シェアハウス生活は一人暮らしと勝手が違います。次のような違いがあるので、事前に把握しておくと戸惑いません。
【共同生活での注意点】
・間取りや部屋によっては生活音が響く
・個室以外でプライベート空間の確保が難しい
・友人や家族は基本的には呼べない
シェアハウスでは間取り次第で生活音が響いたり、リビングやお風呂・トイレは共有だったり、プライベート空間の確保が難しいです。セキュリティ面から友人や家族を招くことはできない物件も多いので、一人暮らしほど自由ではないことは理解しておきましょう。
【初めてのシェアハウス生活での注意点】
・入居者同士のルールがある
・写真と実際の物件の印象が違うこともある
・入居者同士の相性が合うとは限らない
上記のようなストレス・トラブルを減らすために、ルールが設けられているシェアハウスがほとんど。ルールの内容や範囲も物件ごとに違うので、どんなルールがあるか、前もって確認しておくとストレスは感じにくいです。
加えて、写真と実際の物件の印象が違う場合もあります。基本的には撮り方や天候の問題ですが、入居後にギャップを感じないためにも見学はしておきましょう。その際に、管理人の方にルールの有無、住人の属性・特徴などを可能な範囲で教えてもらえることもあります。
とにかく、見てみないとわからない部分も多いので、見学は欠かさず行いましょう。
シェアハウスの見学方法はこちらにまとめました。初めてシェアハウスに行く人は参考にしてみてください。
シェアハウスの見学方法はこちら
→初めてシェアハウスを見学するときの流れと注意点まとめを見る!
まとめ
今回は札幌にあるシェアハウスを10件紹介しました。
札幌には少人数制から大型物件、食事付きやアトリエ併設型まで幅広く揃っています。特に、年齢制限なしや女性専用ハウスが多いことが特徴です。初めてのシェアハウスで同性同士で住みたい、40代や50代だけれどシェアハウスに住みたいといった人は理想の住まいが見つかりやすいでしょう。
ただ、入居の際は家賃や立地、年齢制限など条件を確認し、自分に合った物件を選ぶことが大切です。入居前に、共同生活ならではのルールやプライベート空間の確保について確認した上で見学・入居し、共同生活を楽しんでくださいね。