「フリーターでもシェアハウスに住めるのかな…」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、フリーターでもシェアハウスに入居できます。入居審査はありますが、家賃の支払い能力があり、人柄にも問題ないことが分かると、審査に通ることが多いです。
フリーターがシェアハウスに入居すると、東京など首都圏でも生活費を節約しながら、やりたいことに向けて貯金ができます。
とはいえ、初めてのシェアハウス生活だと、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
・フリーターがシェアハウスに入居する条件
・シェアハウスに住んだフリーターの体験談
・フリーターがシェアハウスに住むメリット
・フリーターにおすすめのシェアハウス
・シェアハウス探しのポイント
・フリーターがシェアハウスに住むときの注意点
などを紹介します。
今回の記事を参考にしながら、シェアハウスに住むことも検討してみてくださいね!
フリーターでもシェアハウスに入居できる?
まずフリーターでも、シェアハウスに入居することは可能です。
シェアハウスやワンルームマンションの入居審査のポイントは、「家賃を支払える安定的な収入があること」。
アルバイトであっても、働いていることには変わりはありません。安定的な収入があると判断されるため、フリーターでもシェアハウスへの入居は可能です。
むしろ、一人暮らしよりもシェアハウスの方が、フリーターにとっては入居のハードルが低いこともあります。
入居審査を受けるときの条件は、以下の通り。
・家賃が月収の3分の1であること
・月収が平均16万円であれば、5万3,000円の家賃までOK
このように年収に対して高すぎる家賃でなければ、審査に落ちることは少ないです。
またシェアハウスによっては、無職でも入居審査に通ることはあります。「貯金を用意している」などある程度の条件はありますが、賃貸マンションほど審査は厳しくありません。
東京のシェアハウスに入居したフリーターAさんの体験談
次は、シェアハウスで生活していたフリーター・Aさんの体験談を紹介します。
Aさんは東京の杉並区にある、シェアハウスの1室に入居しました。個室は6畳あり、リビングも広くて快適。さらには、新宿まで10分という好立地です。
シェアハウスでの生活費は、以下の通りです(※すべて1ヶ月の費用です)。
・家賃+共益費:6万円(4万5,000円+1万5,000円)
・バイト代:19万円(時給1,200円)
・生活費:12万3,000円
通常、東京に一人暮らしをすると、家賃だけで10万円かかることが少なくありません。シェアハウスに住むことで、家賃を6万円までおさえることに成功しています。
このようにアルバイトの収入でも、シェアハウスであれば少ない負担で生活できます。
シェアハウス生活はフリーターにとって、複数のメリットがあります。次で詳しく解説しますね。
フリーターがシェアハウスに住むメリット
フリーターがシェアハウスに入居する主なメリットは、以下の3つです。
・家賃など生活費を節約できる
・家具家電が用意されているため、引っ越しがしやすい
・立地が良い物件が多いため、バイト先から近い
フリーターは時給やシフトによってお給料が変動しがち。家賃が低価格なシェアハウスは、賃貸マンションと比べると住みやすいはずです。
またシフト制のアルバイトだと、他の人と生活リズムが異なることも少なくありません。キッチンなど共有スペースを好きな時間に使えることが多いです。
さらには立地が良いところに安く住めることが多いぶん、通勤も楽です。
フリーターがシェアハウスに住むデメリット
シェアハウスは一方で、以下のようなデメリットもあります。
・人間関係や生活音のストレスを感じることもある
・住人に土日休みの人が多いと予定があわない
・バイトの日数や給料によっては家賃が高く感じる
シェアハウスの入居者は、20代後半〜30代前半の社会人が中心です。土日休みの人が多いと、シフト制が中心のフリーターとは休日や予定があいません。
せっかく仲良くなっても、なかなか一緒に遊びに行けないことが多いです。
またフリーターの収入は、バイトの日数や毎月のシフトに影響を受けます。バイトが少なかった月は、家賃の支払いをきつく感じることもあるようです。
フリーターがシェアハウスを選ぶポイント
メリットやデメリットはどこのシェアハウスも同じですが、シェアハウスによって雰囲気は異なります。
自分にあう物件を見つけるためにも、「シェアハウスのタイプを見極めること」が欠かせません。
というのもシェアハウスは、主に以下2つのタイプに分けられます。
・大規模シェアハウス:10〜100名の大人数が入居でき、イベントなど盛んに開催
・中〜小規模シェアハウス:3〜10名の少人数で、アットホームな雰囲気
人によって、自分にあうシェアハウスのタイプが異なります。
例えば、以下の通り。
・社交的でリーダータイプ:大規模シェアハウス
・内向的で優しいタイプ:小〜中規模シェアハウス
物件探しはフリーターなどの肩書きよりも、「シェアハウスの雰囲気や住んでいる人が自分にあうかどうか?」で考えましょう。
このポイントは、フリーターでも会社員でも、自営業の人でも同じです。見学時にある程度分かることが多いため、気になることはしっかりと確認しておいてください。
シェアハウスはこんなフリーターにおすすめ
シェアハウス生活は、こんなフリーターの方に向いています。
・夢や目標のために貯金をしたい
・地方から上京してきて知り合いが少ない
・一人暮らしの経験がない
メリットの1つとして、家賃など生活費が節約できることをお伝えしました。
あなたが夢のために上京して貯金をしているならば、シェアハウス生活によって出費をおさえ、より多くの貯金をすることができます。
またフリーターであっても、シェアハウス生活で感じることやメリットとデメリットは、他の社会人とほとんど変わりません。
「フリーターだから……」とネガティブに考えずに、気になった物件は見学だけでもしてみてくださいね。
実際にフリーターが入居審査で受かるためのコツについては、以下の記事で解説しています。気になる人は参考にしてみてください。
続いては、フリーターが入居しやすいシェアハウスを紹介します。
フリーターにおすすめのシェアハウス1:石神井公園【東京】
1つ目に紹介するのは、東京の練馬区にあるシェアハウス「石神井公園」です。
石神井公園の特徴は、都心の中心エリアへのアクセスが良いこと。池袋まで2駅、渋谷や新宿にも電車1本でアクセスできるため、移動に不便を感じません。
おすすめポイントは、以下の通り。
・和テイストの内装で落ち着きがある
・シェアハウス周辺の買い物スポットが充実している
・近くに公園があり、のんびりとした雰囲気も味わえる
利便性を感じながら、落ち着きのある生活をしたい人におすすめです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万〜4万5,000円+1万2,000円
・部屋数:9室
・住人の数:最大9人
・最寄り駅:西武池袋線「石神井公園駅」
・おすすめする人の特徴:中心エリアで働いている人、移動に時間をかけたくない人
フリーターにおすすめのシェアハウス2:荻窪【東京】
2つ目に紹介するのは、東京の杉並区にあるシェアハウス「荻窪」です。
荻窪の特徴は、コミュニケーションを取りながらプライベート空間も確保できること。リビングとキッチンは団らんできそうなスペースになるように作りました。
部屋は完全個室のため、1人の時間もしっかりと確保することが可能です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・空き家をリノベーションしたため、新築のようにきれい
・一部の個室はサンルーム付きであたたかい
・最大5人と少ないため、コミュニケーションも取りやすい
楽しむ時間とプライベートの時間をしっかりと区切りたい人におすすめです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:3万2,000〜5万4,000円+1万2,000円
・部屋数:5室
・住人の数:最大5人
・最寄り駅:JR中央・総武線「荻窪駅」
・おすすめする人の特徴:プライベートの時間も大切にしたい人
フリーターがシェアハウスに住むときの注意点
フリーターがシェアハウスに住むときは、以下の点に注意しましょう。
・家賃の安いシェアハウスは郊外に多い
・保証人は必要ないが、保証金を支払う必要がある
・貯金を多めに用意していると安心されやすい
ポイントは「保証金(デポジット)」。
保証人などを求められない代わりに、トラブルが起きたときのデポジットを担保にしておく必要があります。
また共同生活のストレスを感じないために、以下の点も重要です。
・個室を選ぶ
・入居者の生活リズムを聞いておく
・運営会社のスタッフとの相性を確認する
ストレスなく生活するためには、個室を選ぶのがおすすめ。家賃は少し高くなりますが、1人の時間やプライベート空間を確保できます。
快適にシェアハウス生活を楽しむためには、家賃とプライベート空間のかねあいもしっかりと考えておきましょう。
シェアハウスひだまりオリジナル!コロナ失業(休業)救済プランのお知らせ
ここまでフリーターにシェアハウスをおすすめする理由など紹介しました。しかし2020年は特に、新型コロナの影響でお仕事の時間や日数が変わった人も多いのではないでしょうか。
そこでひだまりでは、新型コロナで失業・休業など影響を受けた人を対象に、新しいプランを考えました!
その名も「コロナ失業(休業)救済プラン」。詳細は以下の通りです。
・ひだまりのシェアハウス家賃が1ヶ月無料
・人材バンク株式会社とひだまりが提携し、入居者にお仕事を紹介
・お仕事が決まったら、就職期間は家賃を1万〜2万円減額
お仕事の紹介は東京、横浜、埼玉エリアに限られますが、生活費を大きく節約できます。気になる人は、お気軽にご相談くださいね。
詳しくは以下のページで紹介しています!
まとめ フリーターがシェアハウスに入ると、節約できて生活しやすくなる
今回は、「シェアハウスにフリーターは入居できるのか?」という疑問にお答えしました。
おさらいすると、フリーターでも「家賃が月収の3分の1」であれば、入居することは可能です。
またシェアハウス生活はフリーターにとって、以下のメリットがあります。
・家賃など生活費を節約できる
・共有スペースが好きな時間に使える
・立地が良い物件が多いため、バイト先から近い
そのため、以下のようなフリーターの方におすすめです。
・夢のために貯金をしたい
・地方から上京してきて知り合いが少ない
・一人暮らしの経験がない
シェアハウスを探すときは、「自分の性格とシェアハウスの規模やタイプがあうかどうか」をチェックしておくと、ストレスなく生活できます。
今回の記事を参考にしながら、楽しいシェアハウス生活を送りましょう!
またシェアハウスは、アルバイトしながら勉強している予備校生や浪人生にもおすすめです。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。