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シェアハウスの「定期借家契約」とは?特徴や注意点を解説

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「シェアハウスの定期借家定期って何だろう……」

 

と感じている人は多いのではないでしょうか。

 

賃貸マンションなど一人暮らしでの契約では「普通賃貸借契約」というものが結ばれます。対して、シェアハウスでは「定期借家契約」を採用しており、賃貸マンションの契約とは同じものではありません。

 

通常の一人暮らしと契約スタイルは異なりますが、入居のときにあらかじめ知っておくと慌てることがありません。

 

そこで今回は、

 

・シェアハウスの定期借家契約とは

・定期借家契約で注意しておきたいこと

・普通賃貸借契約との違い

・シェアハウスを契約する流れ

 

を解説します。

 

難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえておけばハードルは高くありません。

 

まずは定期借家契約の概要から見ていきましょう!

 

シェアハウスの定期借家契約とは?

 
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定期借家契約とは、簡単に言うと「限られた期間だけ入居できる契約スタイル」です。

 

特徴をまとめると、以下の通りです。

 

【定期借家契約の特徴】

・契約期間は3ヶ月〜1年未満

・契約期間が満了すると退去となる

・契約更新は貸主の意思で決まる

・中途解約はなかなかできない

・家賃の交渉は難しい

・契約期間より早い退去では、残りの家賃を支払う必要がある

 

この定期借家契約では、いくつか注意しておきたいことがあります。次で詳しくお伝えしますね。

 

シェアハウスの「定期借家契約」で注意しておきたいこと

 
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定期借家契約の注意点は、以下の3つです。

 

・最低入居期間が決まっており、その期間は退去できない

・契約の更新ができる物件もある

・中途解約の条件はシェアハウスによって異なる

 

1つずつ見ていきましょう。

 

シェアハウスの「定期借家契約」で注意点1:最低入居期間

 
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1つ目は「最低入居期間は退去できないこと」です。

 

シェアハウスは契約期間を「3ヶ月から」としていることが多いです。

 

退去の時期は物件によってさまざまですが、「1年」としていることがほとんど。

 

「短期間だけ住みたい」と考えてシェアハウスを探している人も多いかもしれませんが、短すぎる期間だけの入居はできません。最低でも、3ヶ月以上は入居する必要があります。

 

シェアハウスによって最低入居期間は異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

シェアハウスの「定期借家契約」で注意点2:契約更新

 
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2つ目は「契約更新ができる物件もあること」です。

 

そして契約の更新は貸主の意思によるとお伝えしました。これは貸主(オーナーや運営会社)と借主(入居者)と関係性によって異なるので、すべての物件で同じではありません。

 

例えば貸主と借主の関係が良好で、貸主が「もっと長く住んでもらっても良い」と考えている場合、本来の契約期間より長く住むことも可能です。

 

シェアハウスの「定期借家契約」で注意点3:中途解約

 
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3つ目は「中途解約できる物件もあること」です。

 

先ほどシェアハウスの定期借家契約において、中途解約はなかなかできないとお伝えしました。中途解約は難しくても、以下の条件を満たすと途中で退去できるシェアハウスは多いです。

 

・退去日の2ヶ月前までに連絡する

・契約満了日までの家賃をすべて支払う

・貸主と借主が双方合意した解約である

 

シェアハウスによって条件は異なりますが、条件を満たすことで契約が満了するまでに退去できることは多いです。そのため、絶対に中途解約できないわけではありません。

 

入居する前に条件を確認しておくことで、スムーズに退去することは可能です。

 

ここまで定期借家契約について解説しました。

 

続いては、賃貸マンションの契約スタイルと定期借家契約の違いを詳しく解説します。

 

賃貸マンションでの契約との違いは何?

 
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続いては、賃貸マンションに多い「普通賃貸借契約」との違いを見ていきましょう。

 

【普通賃貸借契約の特徴】

・契約期間は1〜2年

・2年以上住んだあと、契約更新(自動更新)もできる

・中途解約も可能、ただし違約金が発生する可能性はある

・家賃の交渉ができることもある

 

上記をシェアハウスの契約方法と比べると、違いは以下の通りです。

 

【普通賃貸借契約と比較したシェアハウス(定期借家契約)の特徴】

・シェアハウスの方が契約期間は3ヶ月から1年と短い

・シェアハウスは契約更新ができる可能性は低い

・シェアハウスは家賃の交渉は難しい

 

基本的に、シェアハウスは長く住むことがほとんどできません。貸主に「自動的な契約更新」の義務がないからです。

 

引き続き同じシェアハウスに住みたい場合は、再び契約を結ぶ必要があります。

 

シェアハウスで「定期借家契約」をする流れ

 
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シェアハウスに入居するために「定期借家契約」を結ぶ流れは、以下の通りです。

 

(1)契約書面の内容を確認する

(2)定期借家契約書を記入する

(3)書類は貸主と借主で1部ずつ保管する

 

またシェアハウスの運営会社やオーナーが定期借家契約について、説明してくれることも多いです。口頭での説明になるので、不安がある場合はメモを取りながら聞きましょう。

 

ちなみに、シェアハウスの定期借家契約書のテンプレートは国土交通省のホームページから確認できます。気になる人は、チェックしてみてくださいね。

 

→「定期賃貸住宅標準契約書」を見る!

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000030.html

 

またシェアハウスの契約の流れについて、詳しくは以下の記事でも解説しています。気になる人はご一読ください。

 

「シェアハウスへの入居手続きはマンションより簡単!5つの流れを解説。」

 

まとめ シェアハウスの定期借家契約は、入居期間が決められているので分かりやすい

 

 

今回は、シェアハウスに多い定期借家契約について解説しました。

 

おさらいすると、定期借家契約とは「限られた期間だけ入居できる契約スタイル」です。

 

定期借家契約の特徴は、以下の通りです。

 

【定期借家契約の特徴】

・契約期間は3ヶ月〜1年未満

・契約期間が満了すると退去となる

・契約更新は貸主の意思で決まる

・中途解約はなかなかできない

・家賃の交渉は難しい

・契約期間より早い退去では、残りの家賃を支払う必要がある

 

難しく感じるかもしれませんが、以下3つの注意点を押さえておくと分かりやすいです。

 

・最低入居期間が決まっており、その期間は退去できない

・契約の更新ができる物件もある

・中途解約の条件はシェアハウスによって異なる

 

こまかい条件はシェアハウスによって異なりますので、契約前に確認してみてくださいね。

 

またシェアハウスの定期借家契約は、ルームシェアの契約方式と比べると分かりやすいです。

 

ルームシェアの契約方式について、詳しくは以下の記事をご一読ください。

 

「【入居編】ルームシェア手続きで必要な書類と気をつけるべき3つのこと」

 

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