「シェアハウスに住むと英語って上達するのかな……」
と考えている人は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、シェアハウスに住んで英語を上達させることは可能です。東京など首都圏のシェアハウスには外国人の方も多く、英語で会話することが増えるからです。
留学前などはシェアハウスで生活することが、英語上達のきっかけになります。
とはいえ、本当にシェアハウスに住んで英語を学べるのか、なかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、
・シェアハウスでも英語学習はできるのか
・シェアハウスに住むだけで英語が上達するわけではない
・英語を上達させるコツ
・外国人の多いシェアハウスでよくある疑問
・おすすめのシェアハウス
を順に解説します。
今回の記事を参考に、シェアハウスでの英語学習を始めてみてください!
そもそもシェアハウスは英語でなんていうの?
まずシェアハウスは英語にすると、以下のようになります。
・シェアドハウス(shared house)
・シェアドレジデンス(shared residence)
実はシェアハウスは和製英語のため、海外でそのまま発音してもあまり通じません。留学やワーキングホリデーで物件を探すときはご注意ください。
ちなみにシェアハウスとは、一軒家などに複数人で住む暮らし方。個室はありますが、リビングやキッチン、洗面所、お風呂などは他の入居者との共有スペースを使用します。
このように留学中にシェアハウスに住もうと考えている人は多いかと思います。
実は英語学習は、日本のシェアハウスに住みながら取り組むことも可能です。次で詳しく解説しますね。
シェアハウスでも英語学習はできる!
シェアハウスでも、英語学習をすることは可能です。
日本で英語学習ができるシェアハウスは、主に以下の2種類。
【外国人も入居可能なシェアハウス】
外国人OKのシェアハウスは、国籍に関係なくメンバーを募集しています。日本語を話せる人は多いですが、英語で話せる機会が自然と生まれます。またお互いの出身国の文化について会話するなど、海外のことを知る機会が自然と増えます。
【コンセプトに「英語学習」を掲げているシェアハウス】
コンセプトが「英語学習」であるシェアハウスは、英会話レッスンやイベントなどを定期的に開催します。コンセプトによって「英語を上達させる!」と目標を持った入居者に限られるため、やる気が出ることも。
また日本語禁止のシェアハウスなら、英語漬けになることが可能。日本で生活しながら、海外に留学している気分を味わえます。
このように日本で生活しながら英語を勉強することは可能です。ただし外国人と話す、英会話のレッスンを受ける時間は一人暮らしではなかなか持てません。
専門のシェアハウスに住むことで、自然と英語にふれる時間が増加。英語力も伸びやすくなるのです。
特に「スピーキング力」は実戦で伸びる部分が大きいため、英語学習ができるシェアハウスに住むと効果的です。
次は、実際に英語学習ができるシェアハウスを3つ紹介しますね。
英語が上達するかも?外国人も入居できるおすすめのシェアハウス3つ
ここからは、外国人も入居できるシェアハウスを3つ見ていきましょう。今回紹介する物件はすべて東京にあります。
(1)三鷹【東京】
三鷹はカフェのような雰囲気が漂うシェアハウスです。広いリビングで会話も弾み、英語での国際交流につながるかと思います。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万9,000円+1万2,000円
・部屋数:16室
・住人の数:16人
・最寄り駅:JR中央・総武線「三鷹駅」
・おすすめする人の特徴:会話をたくさんしたい人
(2)荻窪【東京】
荻窪は新宿駅まで電車で10分と利便性の高いシェアハウスです。外国人はアクセスの良さを重視することも多いので、一緒に生活できる可能性が高いです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万5,000円+1万2,000円
・部屋数:5室
・住人の数:5人
・最寄り駅:JR中央・総武線「荻窪駅」
・おすすめする人の特徴:利便性の高さを重視する人
(3)見沼代親水公園【東京】
見沼代親水公園は女性専用のシェアハウスです。「外国人と交流したいけれど、不安だな……」という人でも、同性同士の物件なら安心かと思います。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:2万3,000円+1万2,000円
・部屋数:11室
・住人の数:11人
・最寄り駅:日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園駅」
・おすすめする人の特徴:家賃の安い物件を探している人
シェアハウスに住みながら英語を上達させるコツ3つ
ここまで英語学習ができるシェアハウスを紹介しました。
実際にシェアハウスに住みながら英語を上達させるには、以下3つの学習方法を意識してみましょう。
・英語学習の目標を決める
・外国人のシェアメイトとは英語で話すことを心がける
・基礎力を身につけるために自習を継続する
まず英語学習では、目標を決めることが欠かせません。目標がないまま学習することは、ゴールのないマラソンを走っているようなものです。
例えば「日常会話をスムーズにできるようになる」「TOEICで700点を目指す」など、ゴールとなる目標を決めておくのがおすすめです。
また外国人のシェアメイトとは、英語で話すことを心がけてみましょう。相手に「日本語で話してほしい」といわれない限り、基本的には英語で会話する方が相手も楽なことが多いです。
また以下の理由から、自分で英語学習を続けることも必要です。
・英会話は基礎力がないとできない
・自分で単語や文法など机に向かって勉強する時間も必要となる
・シェアハウスに住む外国人は日本語も話せる
外国人が多いシェアハウスに住むだけで、英語をなんとなく学習できることはありません。
間違えたことを復習したり新しい単語を覚えたりする方が、英語で表現できる幅が広がります。
上記のことを意識していると、早ければ数ヶ月から半年ほどで英語力は伸びるでしょう。
続いては、英語学習ができるシェアハウスでよくある質問にお答えします。
英語学習ができるシェアハウスのQ&A1:日本人は多いですか?
1つ目は「英語がコンセプトのシェアハウスには日本人も多いですか?」です。
基本的に英語を勉強するのは、英語ネイティブではない人です。日本にある物件ということもあり、基本的には日本人が多くなります。
ただし日本人とネイティブ以外、他の国出身の人も少なくありません。
例えば、
・中国
・韓国
・台湾
・フランス
・スペイン
・ブラジル
など。
上記のような国の人は同じく英語を勉強していることが多いので、一緒に英語を教えあうことは可能です。
英語学習ができるシェアハウスのQ&A2:外国人と共同生活できるのか不安です
2つ目は「文化や育った環境の異なる外国人の方と一緒に生活できるか不安」です。
「外国人はお酒を飲んで騒ぐなど、うるさいイメージがある」と、心配される方は多いです。
確かに海外の方は日本人よりは明るく、お酒やパーティーが好きなことが少なくありません。
しかしシェアハウスにはルールがあり、その規則に沿って生活します。ルールによって文化や習慣が違う人を統一するラインができるので、ストレスは少なくなります。
不安なときは運営会社のスタッフに相談できるので、ご安心ください。
外国人が多いシェアハウスについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
英語学習ができるシェアハウスのQ&A3:海外でシェアハウスを探す方が早い?
3つ目は「英語を上達させるには海外のシェアハウスが良い?」です。
正直にお伝えすると、英語を早く上達させたいなら海外のシェアハウスがおすすめです。海外のシェアハウスには日本語を話せる人が少ないので、強制的に英語を話すことになります。
ただし海外のシェアハウスに住むのは、留学やワーキングホリデーに限られてしまうのではないでしょうか。留学はハードルが高いうえに、新型コロナの影響で渡航はまだまだ難しい状況です。
日本に住みながら英語漬けになる方法として、シェアハウスに住むのはおすすめです。
まとめ 外国人が多いシェアハウスに住むと英語が上達するかも
今回は、シェアハウスに住むことで英語が上達するのか解説しました。
おさらいすると、シェアハウスへの入居で英語を上達させることは可能です。
その場合は、以下のことを心がけると効果が高まります。
・英語学習の目標を決める
・外国人のシェアメイトとは英語で話すことを心がける
・自習を継続する
そしておすすめの物件として、以下の3つを紹介しました。
・三鷹
・荻窪
・見沼代親水公園
上記の物件を参考にしながら、英語学習のためにシェアハウスに入居することを検討してみてください。
また外国人が多い、英語学習がコンセプトのシェアハウスを探すには検索サイトを使うのがおすすめです。条件を入力すると、効率よく希望の物件を検索できるからです。
おすすめの検索サイトは、以下の記事をチェックしてみてください。