「シェアハウスは学生も入居できるのかな…」
と悩んでいる学生さんはいらっしゃいませんか?
まずシェアハウスは、学生でも入居できます。連帯保証人などは必要ですが、「家賃が安い」「社会人と交流できる」など、数多くのメリットがあります。
学生のうちからシェアハウスに住むことで社会人と交流でき、就職や進路の幅が広がることも多いです。
とはいえ、実際に住んだことがないと、なかなかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、
・シェアハウスに住む学生の実態と割合
・学生がシェアハウスに住むメリットとデメリット
・シェアハウスに興味がある学生の意見
・シェアハウス生活を快適にする工夫
をお伝えします。
今回の記事を参考に、学生のうちにシェアハウス生活を体験してみることも考えてみてくださいね!
シェアハウスは学生でも入居できるけれど、希望者は少ない
結論からお伝えすると、シェアハウスに学生が入居することは可能です。また学生専用の物件もあり、入居の審査に通りにくいこともありません。
しかし、学生でシェアハウスに住んでみたい人は意外と少ないのが現状です。
実家を出たばかりのため、「一人暮らしを楽しみたい」という気持ちを持つ人が多いからです。
そこで次は、データを使って実際にシェアハウスに住む学生の割合を見ていきましょう。
シェアハウスに住んでいる学生は、全体の約33.3%
国土交通省が調査を通して、シェアハウスに入居している人の属性をまとめました。
・学生:33.3%
・社会人:76.2%
・外国人:58.7%
シェアメイトのうち、約70〜80%は社会人。学生は30%ほどであり、その中には外国人留学生も含まれています。
シェアハウスに住む日本人の学生はまだまだ少なく、社会人が中心のようですね。
また学校によっては格安の学生寮を用意しているところもあり、コスパを見て寮を選ぶ人も多いのです。
【出典】国土交通省「シェアハウス等における契約実態等に関する調査 報告書」
http://www.mlit.go.jp/common/001046740.pdf
そしてまだシェアハウスに住んだことがない人も、「住みたい人」と「住みたくない人」にきっぱりとわかれています。
次でそれぞれの意見を紹介しますね。
シェアハウスに住みたい学生の意見
学生の中でも、シェアハウスに住みたいと感じる理由は以下です。
・家賃が安い
・家に誰かがいると安心できる
・新しい友人や今まで関わらなかった人との出会いがありそう
また「テラスハウス」などテレビ番組の影響も大きく、「番組をみて楽しそうだったから」という声もありました。
シェアハウスに住みたくない学生の意見
一方で、「住みたくない」と感じている学生の意見は、以下の通りです。
・プライベートや1人の時間がなさそう
・知らない人と住むことに抵抗がある
・掃除や片付けが適当で汚そう
シェアハウスは、友達や家族など親しい人と住むわけではありません。知らない人同士の生活に不安を感じる人は多いです。
また世代が異なると価値観もちがうため、「共同生活は難しそう」と感じるようです。
このようにシェアハウスは抵抗を感じる人も多いですが、学生にとってメリットが多い暮らし方でもあります。
そこで次は、学生がシェアハウスに住むメリットとデメリットを見ていきましょう。
学生がシェアハウスに住むメリット
学生がシェアハウスに住むことは、以下5つのメリットがあります。
・家賃はワンルームマンションより安い
・友達が増える上に、防犯面で安心
・ルームシェアするより入居審査に通りやすい
・家具や家電を購入する必要がない
・社会人と交流できる
学生は仕事をしていないため、友達とのルームシェアではなかなか審査が通りません。
しかしシェアハウスは、ルームシェアより審査が通りやすく、家具家電を準備しなくていいので引越しの準備もスムーズ。
また社会人と交流できることで、就活や将来について学べることも多いです。
学生がシェアハウスに住むデメリット
一方でシェアハウス生活は、学生にとってデメリットもあります。
・学生や同年代の入居者は少ない
・学生寮よりは家賃が高い
・シェアメイトと生活リズムが異なると、音が気になりやすい
先ほどの国土交通省による調査の通り、学生や20歳前半の入居者はまだまだ多くありません。
またシェアハウスの家賃は、学校が用意する学生寮より高いです。学生寮の家賃は2〜3万円のところ、シェアハウスは5万円を超えるためです。
「家賃をもっと節約したい」「同年代の友達を増やしたい」という人は、学生寮がおすすめです。
シェアハウス生活のプライバシーは、個室で確保できる
シェアハウスに住みたくない人の意見に「プライバシーが確保できないこと」がありました。これは多くの人が感じるイメージであり、入居をためらう理由になることも少なくありません。
しかしシェアハウスの多くは、カギ付きの個室が用意されています。そのため1人の時間を確保することは可能であり、生活リズムなど工夫することで1人の時間を楽しむことは可能です。
また他人と住むことは「緊張感があって良い」という声も。早起きしなければならないとき、ダラダラしすぎたときなど、ほどよい緊張感で生活できるようです。
シェアハウスひだまり:学生は連帯保証人がいれば入居可能
ここまでを読んで、「シェアハウスに入居したいな」と感じた学生も多いのではないでしょうか?しかし学生でもスムーズに入居できるのか、疑問に感じますよね。
ひだまりを例にお答えします。ひだまりでも、もちろん学生が入居することは可能です。
ただし学生と20歳未満の方は「連帯保証人」と、「緊急時に連絡がとれる電話番号」の提示をお願いしています。
保護者の方の連絡先などが必要なため、必ず用意してくださいね。
詳しくはこちらのページで紹介しています。
ひだまりにある学生におすすめのシェアハウス3つ
最後に、ひだまりにある学生におすすめのシェアハウスを3つ見ていきましょう。
(1)ジェルメグランツ西永福【東京】
写真の出典(ぱくたそ)とURL
1つ目に紹介するのは、東京の杉並区にあるシェアハウス「ジェルメグランツ西永福」です。
ジェルメグランツ西永福の特徴は、個室に冷蔵庫や収納スペースがあること。個人の時間を守りながら生活できるうえに、静かな立地でのんびりと過ごすことができます。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万7,000〜4万9,000円+1万2,000円
・部屋数:7室
・住人の数:最大7人
・最寄り駅:京王井の頭線「西永福駅」
・おすすめする人の特徴:交流しながら自分のペースで生活したい人
(2)新大阪【大阪】
2つ目に紹介するのは、大阪の淀川区にあるシェアハウス「新大阪」です。
新大阪の特徴は「下宿のような気分で生活できること」。新大阪のシェアハウスはオーナーである長谷川家族が運営しているため、困ったときは相談することも可能です。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万2,000〜4万4,000円+1万2,000円
・部屋数:5室
・住人の数:最大5人
・最寄り駅:御堂筋線「東三国駅」JR京都線「東淀川駅」JR&新幹線「新大阪駅」
・おすすめする人の特徴:初めて実家を出て生活する人
(3)新屋敷【熊本】
3つ目に紹介するのは、熊本市にあるシェアハウス「新屋敷」です。
新屋敷の特徴は「憧れの場所で同世代と生活できること」。新屋敷のシェアメイトは2割が学生のため、年齢の近い友達を作りやすいです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:2万8,800〜3万800円+1万2,000円
・部屋数:11室
・住人の数:最大11人
・最寄り駅:市電「九品寺交差点」熊本電鉄「藤崎宮前駅」
・おすすめする人の特徴:同世代と仲良くなりたい人、熊本大学や熊本学園大学に通っている人
まとめ 学生がシェアハウスに入ることで、家賃の節約や社会人との交流ができる
今回は、学生のシェアハウス入居について解説しました。
おさらいすると、シェアハウスは学生が入居することも可能です。
ただし実際の入居者は社会人が中心で、学生は33.3%しか入居していません。学生によっては「プライベートの時間が確保できなさそう」というイメージを抱いているからです。
しかしシェアハウスに入ることは、学生にとって以下のメリットがあります。
・ワンルームマンションよりは家賃が安い
・友達が増えるし、防犯面で安心
・ルームシェアするより審査に通りやすい
・家具や家電を購入する必要がない
・社会人と交流できる
ひだまりへの入居は「連帯保証人」と「緊急時の連絡先」が必要です。しっかり準備してくださいね。
また学生がシェアハウスを探すときは、検索サイトを活用するのがおすすめです。検索サイトは条件を入力できるため、「学生」と指定することで効率よく検索できるからです。
おすすめの検索サイトについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。