
「シェアハウスってペットと一緒に住めるのかな……」
と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、シェアハウスでもペットと一緒に住むことは可能です。
ペット可のシェアハウスのなかには、ドッグランやキャットウォークのある物件もあります。
ただし、そもそもペット可のシェアハウスは数が少ないので、探すのに苦労するかもしれません。
そこで今回は、以下のようなポイントを解説します。
・ペットと一緒に住めるおすすめシェアハウス
・ペット可のシェアハウスに住むメリット・デメリット
・ペットと一緒にシェアハウスに住むときの注意点
・ペット可の物件を見つけるときのポイント
この記事を参考に、ペットと一緒に生活する方法を探していきましょう!
ペット可のシェアハウスもある!

数はそれほど多くありませんが、犬や猫と一緒に住めるシェアハウスも存在します。
そして同じペット可のシェアハウスでも、以下の2つに分けることができます。
・シェアハウスの住人が各自のペットと一緒に生活できる
・シェアハウスの運営会社やオーナーがペットを飼っている
住人がもともと飼っているペットと入居できるタイプは、その住人の数だけペットも生活することになります。そのためひとつの物件に、犬や猫などのさまざまな動物が生活していることも少なくありません。
それに対して、シェアハウスの運営会社やオーナーがペットを飼っている物件では、一緒に生活するペットは1〜2匹に限られることが多いです。
またペット可のシェアハウスでは、自分がペットを飼っていなくても入居できることがあります。「動物が好きだけれど、飼う勇気が出ない……」という人は、ペットと一緒に住む練習となることも。
とはいえ、ペットと一緒にシェアハウスで生活することには、メリット・デメリットがあります。後ほど詳しく解説しますので、チェックしておきましょう。
ペット可のシェアハウスおすすめ5選!
ここでは、ペットと一緒に住める人気のシェアハウスをピックアップして紹介します。
シェアハウスひだまり「越谷レイクタウン」

シェアハウスひだまり「越谷レイクタウン」は埼玉エリアにある、全5室の一軒家タイプのシェアハウスです。
オーナー在住で、コミュニケーションを兼ねた食事会(ゆんたく)を月1回開催しています。
ペットOK(要相談)であるため、犬や猫と一緒に生活したい人におすすめです。
自然が豊かなエリアで、近くにそうか公園もあるため、犬の散歩コースに困ることもありません。
【おすすめポイント】
・入居者だけではなく、オーナーや地域の人とも交流できる
・オーナーの管理により、共用部分が清潔に保たれている
・自然豊かな環境のなかで暮らせる
シェアハウスひだまり「桶川」

シェアハウスひだまり「桶川」は、JR桶川駅から歩いて約10分のところにあります。
最大9人の中規模シェアハウスで、広いリビングがあるのが特徴です。
ファミリー層が多く住むエリアで、大きな道路からも離れているため静かに生活できます。
ペットOK(要相談)であるため、気になる人はぜひ内見してみてください。
【おすすめポイント】
・ファミリー層が多く住んでいるエリアで、治安が良い
・それぞれの個室にベッド、デスク、椅子、冷蔵庫などが設置されている
・リビングが広く、ゆったりと暮らせる
HOUSE-ZOO

「HOUSE-ZOO」は株式会社シーワンが運営するシェアハウス。「人とペットが快適に暮らす家」という考えのもと、人はもちろん、犬や猫も一緒に楽しめる空間づくりが行われています。
東京都や埼玉県を中心に複数の物件があるため、通勤に便利な場所を選ぶことが可能です。
猫が遊べるサンルームや爪とぎ場所、犬が走り回れるドッグランなど、シェアハウスごとに異なった個性があるため、自分やペットに合った空間を探しましょう。
以前、株式会社シーワンの代表・徳田様にインタビューさせていただきました。理念やコンセプトについて詳しく知りたい人はぜひ読んでみてください。
【おすすめポイント】
・自社設計のオーダーメイド物件で快適に過ごせる
・キャットウォークやドッグランがある
・無料でシェアハウス間を移動できる
COURI 021 荻窪

荻窪駅から徒歩7分のところにある「COURI 021 荻窪」は、株式会社シェアカンパニーが運営するシェアハウス。
バルミューダの電子レンジなどがあるキッチンや広いリビングが特徴的で、おしゃれで快適な生活を送れます。
屋上のグリーンテラスでは犬と一緒に楽しく遊ぶことが可能です。また、猫以外の小動物もOK。
ただし、ワクチン接種や去勢などが求められるため、条件を事前に確認しておきましょう。
【おすすめポイント】
・うさぎやハムスターなども飼える
・屋上のドッグランで犬と戯れられる
・吉祥寺や高円寺へのアクセスがよい
562(ごろにゃ)上板橋

「562(ごろにゃ)上板橋」は、NPO法人東京キャットガーディアンが運営する女性専用シェアハウスです。
個室内に限られますが、自分の猫を飼うことができます。シェアハウス内には脱走防止扉などが設けられているため、安心して暮らせるでしょう。
また、飼育面談審査にパスすれば、里親を待つ保護猫の預かりボランティアとして、猫と一緒に暮らすことも可能です。
【おすすめポイント】
・猫仕様にリノベーションされている
・保護猫の預かりボランティアに参加できる
・池袋へのアクセスがよい
ペット可のシェアハウスに住む4つのメリット

ペット可のシェアハウスに住むメリットは、主に以下の4つです。
・ペットのお世話グッズなどを共有できる
・ペットがのびのびと生活できる
・風邪などでお世話が難しいときはシェアメイトにお願いできる
・これからペットを飼いたい人は動物との生活をイメージしやすくなる
ペット可のシェアハウスでは、シェアメイト同士でお世話グッズなどを共有できることもあります。
ペット用のトイレシートや遊び道具などを共有できるため、お世話にかかる費用を節約することも可能です。
また旅行などで自分がお世話できないとき、ペットホテルに預ける人は多いかと思います。しかし、初めて会う人に散歩や食事などのお世話をしてもらうことは、ペットにとってストレスになりかねません。
いつも一緒に生活していて、交流もある人にお世話してもらうことで、ペットのストレスを軽減できるでしょう。
またシェアハウスは一軒家が多いので、賃貸マンションのように鳴き声などに気を配る必要は少ないです。結果として、ペットものびのびと暮らせるでしょう。
ペット可のシェアハウスに住む3つのデメリット

さまざまなメリットがある一方、ペット可のシェアハウスに住むことは次のようなデメリットもあります。
・ペット可の物件が少ないので見つかるまで時間がかかる
・ペットによる傷や汚れが付きやすい
・自分のペットとシェアメイトのペットの相性が悪い場合もある
そもそもペットと一緒に住めるシェアハウスはそれほど多くないため、入居までに時間がかかるかもしれません。
またペットの数が増えると、家の中での鳴き声や汚れなどに悩まされることも。
自分のペットとシェアメイトのペットの相性が良くないこともあるでしょう。会うたびに吠える、ケンカで怪我をするなど、トラブルが発生する可能性もあります。
入居までに自分のペットだけでもしっかりとしつけておき、できれば内見時にペット同士の相性を確認しておきましょう。
続いては、ペットと一緒にシェアハウスで生活するときの注意点を紹介します。
ペットと一緒にシェアハウスで生活するときの注意点

シェアハウスでペットと一緒に生活するときの注意点は、以下のとおりです。
・ワクチン接種や去勢、しつけなどのトラブル対策をしておく
・多頭飼いは避けて、自分のペットは1匹までにする
・お試し入居ができれば体験してみる
他の動物と生活することになるので、狂犬病などのワクチン接種、去勢、しつけなど、最低限の対策は済ませておきましょう。こうした対策により、他のペットだけでなく、人間に危害を与えることも防げます。
また、なるべく自分のペットは1匹にしたうえで、体験入居や見学は必ず行うことをおすすめします。
新しい家でペットがストレスを感じていないか、実際に生活できそうかなど、自分の目で見なければ確認できないことも少なくありません。
ペットと一緒に見学しておくことで、入居してからのストレスを減らせるでしょう。
次は、ペット可のシェアハウスを探すときのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ペット可のシェアハウスを探すときのポイント

ペット可のシェアハウスを探すときは、以下の点に注意しましょう。
・広さのある物件を選ぶ
・共益費にペットのお世話グッズの費用は含まれているか確認する
・どのような動物が住んでいるのか、自分のペットと相性は良さそうか自分の目で見る
広いシェアハウスのほうが、ペットのストレスは溜まりにくいです。また、他にどのような動物が住んでいるのか、自分のペットと相性は良さそうかなども、あらかじめ確認しておきましょう。
ペット可のシェアハウスは、首都圏や大阪など、特定のエリアに集中していることが多いです。
シェアハウスのポータルサイトなどで検索すると探しやすいため、うまく活用しましょう。
ペット可のシェアハウスで犬や猫と一緒に暮らそう!
今回は、ペット可のシェアハウスについて解説しました。
おさらいすると、ペット可のシェアハウスはいくつか存在します。そして入居には、以下4つのメリットがあります。
・ペットのお世話グッズなどを共有できる
・ペットがのびのびと生活できる
・風邪などでお世話が難しいときはシェアメイトにお願いできる
・これからペットを飼いたい人は動物との生活をイメージしやすくなる
また、ペットと一緒に生活するときの注意点として、以下の3つをお伝えしました。
・ワクチン接種や去勢、しつけなどトラブル対策をしておく
・多頭飼いは避けて、自分のペットは1匹までにする
・お試し入居ができれば体験してみる
狂犬病のワクチン接種やしつけなど、最低限のマナーを守ることで、ペットと一緒に楽しく生活できます。
一方、シェアハウスではなく、賃貸マンションでペットと一緒に暮らしたいと考えている人も多いかと思います。
しかし、賃貸マンションの管理会社やオーナーは、基本的にペットとの入居をためらうことが多いので、交渉のコツを知っておくことが欠かせません。
詳しくは、以下の記事をご一読ください。


























