ルームシェアのように、他人と同じマンションに住む場合、「音がうるさく感じないかな?」と、気になる方も多いのではないでしょうか?実際に、テレビや扉の開け閉めといった生活音が気になるという、ルームシェア経験者の声は多いです。
しかし、ルームシェアでも防音対策は可能です。そこで今回は、生活音が気にならなくなる、ルームシェアでの防音対策を3つご紹介します。防音シートを貼る、家電の使用時間を決めるといった簡単な対策ばかりのため、すぐにでも真似できます。
ルームシェアで気になる3つの生活音
ルームシェアは同じ部屋に数人で住むため、シェアハウスよりも住人同士の音が気になりやすいです。特に、以下の3つの音で悩む方が多いようです。
・扉の開け閉め
・部屋でのテレビや音楽の音
・洗濯機や掃除機の使用時間
賃貸マンションで同じ部屋に住むため、個室同士の壁はシェアハウスよりも薄く作られています。壁が薄いと、扉の開け閉めやテレビの音がよく聞こえて気になってしまいます。
また、住人同士、生活リズムが同じとは限りません。家事をする時間もちがうため、洗濯機や掃除機の音が使用時間によっては気になるという声もあります。
ルームシェアで出来る防音対策3つ
ルームシェアの場合、以下の3つの防音対策は実行しやすいでしょう。
・部屋に防音シートを貼る
・家電の使用時間を決める
・防音付きの賃貸マンション
ルームシェアは賃貸マンションに住むため、できる防音対策は限られてきます。制限がある中でも、上記の3つの対策はお金や時間をかけず、取り組めるものばかりです。
次のトピックから、ひとつずつ解説していきます。
防音シートを貼る
個室の壁に、防音シートを貼ってみましょう。防音シートで自室の音漏れを防ぐだけでなく、同居人の部屋からの音漏れも防ぐことができます。
マンションの壁は、薄く作られています。そのため、個室が隣り合っていると音が聞こえやすいです。しかし、防音シートを壁に貼ると、1枚貼るだけでも音を遮ってくれます。壁の色に合わせた商品も多く販売されており、インテリアの雰囲気を損ねることもありません。
家電の使用時間を決める
洗濯機や掃除機といった家電の音が気になる場合は、使用時間を決めましょう。「○○時以降は使わない」というように、具体的な時間を決めておくと効果的です。
生活リズムがちがう人同士でのルームシェアの場合、家事をする時間もちがいます。夜遅くにしか掃除や洗濯ができないと、ついつい遅くに終わらせるしかありません。しかし、朝早い人にとっては音でなかなか眠れず、うるさく感じます。
家電の音が気になる場合は、「平日は22時まで」というように、使う時間に制限をかけましょう。時間を決めておけば、睡眠妨害だと感じることもなくなります。
反対に、「週末は何時でも大丈夫」というように制限のない日も作っておきましょう。時間を決めておくだけでなく、自由に使える日も決めておくことで、使用制限がかかるストレスも軽減されます。
防音室付きの賃貸マンションという選択肢
どうしてもしっかりと音漏れを防ぎたい場合、防音付きの賃貸マンションを借りるという選択肢もあります。
防音付きの賃貸マンションは、自分たちで対策をしなくても、はじめから部屋に防音対策が施されています。もともと楽器演奏をする人向けに作られた部屋ですが、楽器をしていない人でも、物件によっては借りることが出来ます。
防音室付きの賃貸マンションは家賃が高い
防音室付きの賃貸マンションには、いくつか注意点があります。
・防音対策は限られた部屋のみ
・家賃が高い
防音室付きのマンションは、「通常の賃貸マンションの間取り+防音室」という物件が多いです。つまり、防音室以外は防音対策がされておらず、すべての部屋が防音になっているわけではありません。もともと楽器演奏のために作られた部屋のため、「練習部屋」となる部屋のみに防音対策がされているのです。
また、防音室がプラスの機能として付いているため、家賃は高いです。自分たちで防音対策をした方が安く済むことも多く、一人暮らしより生活費が高くなることも……。自分たちの費用と相談しながら、物件を選びましょう。
選択肢のひとつとして、覚えておく程度で問題ありません。
まとめ ルームシェアでは生活音の防音対策をしよう
ルームシェアは、賃貸マンションに住むため同居人の生活音が気になりやすいです。特に、扉の開け閉め、テレビの音、家電といったものが気になりますが、対策を考えることで気にならなくなります。
ルームシェアでの防音対策は、主に3つあります。
・部屋に防音シートを貼る
・家電の使用時間を決める
・防音付きの賃貸マンション
ルールを作って、防音アイテムを使うと、ある程度の生活音は気になりません。どうしても耐えられないという場合は、防音付きの賃貸マンションも検討してみてくださいね。