「安くシェアハウスに住める制度ってないかな……」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
シェアハウスはもともと家賃が安いうえに、「フリーレント」などお得な制度を提供していることが多いです。しかし、家賃そのものを値下げしてもらうことは難しいです。
そこでシェアハウスひだまりは、独自に「フェロー制度」をスタートしました。これはシェアハウスの運営業務をお手伝いしていただいた住人の方に1回3,000円、内見案内をして入居を決めた方がいればプラス1万円をお支払いするものです。
お願いする回数に制限はないので、家賃が無料になるまでお手伝いしていただくことも可能です。
とはいえ、本当に家賃が減額してもらえるのかは、なかなかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、
・フェロー制度の内容とお願いする業務
・フェロー制度を活用した場合に減額される金額
・フェロー制度を始めた理由
・活用をおすすめする人
について解説します。
また最後にひだまりの特徴やフェロー制度を適用できる物件も紹介しますので、あわせて参考にしてみてください。
フェロー制度とは、シェアハウス運営の手伝いで家賃を減額するシステム
フェロー制度とは、ひだまりにあるシェアハウス運営のお手伝いをしていただくことで、家賃を減額するものです。ひだまりのシェアハウスに住む人を対象としており、ご自身の可能な業務をお手伝いしていただきます。
そもそも「フェロー(fellow)」は「仲間」という意味。住人同士が助け合う仕組みとしてスタートしました。
フェロー制度を活用する場合、常にシェアハウス運営業務のお手伝いをお願いするわけではありません。仕事が休みの日、家にいる時間などスキマ時間を活用して、可能な範囲で参加していただきます。
この制度はひだまりオリジナル。他のシェアハウスにはないという点でも魅力的です。
フェロー制度を通してお願いしている業務一覧
フェロー制度では、例えば以下のような業務をお願いしています。
・入居希望者への内見案内
・退去希望者の立会い
・業者さんへの対応
・シェアハウスの定期巡回
・イベント開催時の写真撮影
※以前は翻訳や物件の写真撮影もお願いしていましたが、現在は募集していませんのでご注意ください。
基本的に内見や退去の立会い、業者対応などは1回あたり3,000円。内見案内をした人が入居を決めた場合は、さらに1万円をお支払いしています。
フェロー制度は、家賃が無料になるまで利用していただいてもかまいません。
フェロー制度を活用すると、どれくらい家賃が減額されるの?
例えば内見案内を3人担当し、その内2人が入居を決めたとしましょう。すると以下のような計算になります。
・内見案内:9,000円(3,000円×3人)
・入居決定者:2万円(1万円×2人)
合計=2万9,000円
上記に加えて定期巡回なども手伝うと、4万〜5万円分の仕事になることも。中には家賃分をお手伝いしてくれた住人さんもいらっしゃいます。
またフェロー制度以外で、ひだまりではゴミ出しを各住人の方にお願いしています。こちらもサポート費用をお渡ししているので、フェロー制度に近いかもしれません。
シェアハウスひだまりが「フェロー制度」を始めた理由
ひだまりがフェロー制度を始めた理由は「今しかないシェアハウスでの時間を有意義に使ってほしいから」です。
シェアハウスに入居してくれた方は、何かの分岐点であることが多いかと思います。例えば地方から上京してきた、就職で引っ越すことになった、交友関係を広げたかったなど。
そのため、これまでの生活では出会わなかった職業や生活をしている人と出会うことも少なくありません。出会いを通して、新たな視点を得ることもあります。
しかし2020年、新型コロナウイルスの影響でお仕事の勤務時間が少なくなった、地元に帰らなければいけないかもという人もいらっしゃるかと思います。
そのような状況でも住人同士で助け合えば、負担を減らすことができるのではないかと考えました。
また役割ができることで住人同士の親睦が深まったり、自立したコミュニティが生まれたりすることも。まだまだ実験的な側面も強いですが、フェロー制度を通してシェアハウス生活がより楽しいものになると考えています。
フェロー制度の利用をおすすめする人
フェロー制度は、以下のような人におすすめです。
・地方から都心に引っ越してきたばかりの人
・これから何か新しいことを始めたい人
・仕事の移り変わりや自立への第一歩を踏み出すためにシェアハウスに住んでいる人
また新型コロナの影響でお仕事が少なくなった人なども、気軽に申し出ていただければと思います。
フェロー制度を始めた「シェアハウスひだまり」とは?
フェロー制度を始めた私たち「ひだまり」について少しお話します。
ひだまりとは、関東圏と九州を中心に展開しているシェアハウスです。清潔感のあるフルリノベーション物件を、主に家賃4万〜6万円で提供しています。
ひだまりの特徴は、家族でも友達でもないコミュニティを持てること。
まずシェアハウスは「ただいま」と「おかえり」のある生活や、仕事終わりに話し相手のいる時間など、一人暮らしでは味わえない生活を楽しめます。
ひだまりに住む人は、生まれ育った環境や職業、生活などみんなバラバラ。これまでの生活では出会わないような人と一緒に住むことも多く、新しい環境に飛び込むきっかけとなります。
フェロー制度は東京にあるシェアハウスで先行実施中!(2020年9月時点)
フェロー制度は2020年時点、東京エリアにあるシェアハウスで先行実施中です。
東京には例えば、以下のようなシェアハウスをご用意しています。
(1)新宿
東新宿駅から歩いて6分のシェアハウス。家賃は4万5,000〜5万8,000円です。
(2)荻窪
荻窪は居住エリアとして人気の高い「JR中央線」が最寄駅となるシェアハウスです。家賃は3万2,000〜5万4,000円となっています。
(3)見沼代親水公園
足立区にある女性専用のシェアハウス。家賃は2万3,000円なので、いくつかの業務をお手伝いいただけると家賃が大幅に安くなります。
先になるかもしれませんが、今後は東京以外のシェアハウスで取り入れる可能性も十分あります。
まだまだシェアハウスでの生活費がイメージしにくい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ フェロー制度はひだまりオリジナル!運営の手伝いでシェアハウス生活をより楽しいものに
今回は、ひだまりオリジナルで家賃が減額できる「フェロー制度」について解説しました。
ここまでをまとめると、フェロー制度とはひだまりのシェアハウス運営業務をお手伝いしていただくことで、家賃がいくらか割引になるものです。
フェロー制度でお願いする業務は、例えば以下のようなもの。
・入居希望者への内見案内
・退去希望者の立会い
・業者さんへの対応
・シェアハウスの定期巡回
・イベント開催時の写真撮影
基本的には1回3,000円、内見案内で担当した人が入居を決めればプラス1万円となります。
新たな視点からシェアハウス生活を楽しむのはもちろん、新型コロナの影響でお仕事に困っている人など、気軽に利用していただければと思います。
その他のシェアハウスひだまりが提供する制度について、詳しくは以下のページを参考にしてみてください。