「シェアハウスを退去するけれど、どうしたらいいんだろう……」
と悩んでいらっしゃいませんか?
シェアハウスを退去する流れは、一人暮らしなど賃貸マンションを退去するときとほとんど変わりません。むしろシェアハウスの方が電気やガスの解約手続きが必要ないので、スムーズに進められることは多いです。
前もってシェアハウスを退去する流れと注意点を知っていることで、トラブルなく引っ越すことが可能です。
そこで今回は、
・シェアハウスを入退去する流れ
・シェアハウスを退去する理由
・シェアハウスの退去費用の目安
・違約金が発生するケース
・シェアハウスを退去するときの注意点
を紹介します。
また退去したシェアハウスに再入居できるのかも解説しますので、あわせて参考にしてみてください。
シェアハウスを入退去するときの流れ
まずシェアハウスを入退去する流れを簡単に紹介しますね。
【シェアハウスに入居するとき】
(1)物件を探し、気になるものがあれば見学を申し込む
(2)見学して気に入ったら契約を申し込む
(3)必要な書類を提出する
(4)初期費用を支払う
(5)カギを受け取って入居日に引っ越す
【シェアハウスを退去するとき】
(1)運営会社やオーナーさんなど担当者に退去することを連絡する
(2)必要あれば、書類を提出する
(3)退去日までに荷造りをする
(4)退去費用が必要であれば、期日までに支払う
(5)退去日に物を片付けたら、担当者に部屋をチェックしてもらう
(6)カギを返却して部屋を出る
基本的に一人暮らしのように、賃貸マンションを退去する流れとほとんど同じです。
賃貸マンションであれば水道やガスの手続きなどが含まれますが、シェアハウスはまだ入居者がいるので、契約終了の手続きは必要ありません。
むしろシェアハウスの方が、退去の手続きは簡単かもしれませんね。
シェアハウスを解約して退去するのはどんな理由?
シェアハウスを退去する理由は、例えば以下のようなものがあります。
・違うシェアハウスに住みたくなったから
・契約期間が満了したから
・転勤や転職などで仕事場が遠くなったから
・同棲や結婚でパートナーと一緒に住むから
・実家に帰るから
・一人暮らしに変えるから
・トラブルを起こしてしまい、退去勧告を受けたから
基本的には環境の変化など、ポジティブな理由がほとんど。ただし中には「トラブルを起こしてしまった」「シェアメイトに合わない人がいた」「想像するシェアハウス生活と違った」などの理由もあり、人によってさまざまです。
退去の理由はオーナーさんなどに退去したいことを伝えるとき、正直に伝えて構いません。特に転勤や結婚などポジティブな理由のときは、そのまま伝えた方が円満に退去できます。
ここまでシェアハウスの退去手続きについて解説しました。
実はシェアハウスは退去するだけでなく、費用がかかることもあります。次で詳しくお伝えしますね。
シェアハウスを退去するときにかかる費用の目安
シェアハウスを退去するとき、支払う費用は基本的にありません。
ただし以下の場合、「クリーニング代」を支払わなければいけないことが多いです。
・壁や床が汚れていた
・家具の移動によって床に傷が付いていた
・シェアハウスの備品を壊した
シェアハウスとはいえ、賃貸物件です。あくまで借りているものなので、きれいな状態で返すことが欠かせません。
ちなみにひだまりでは誰でも、部屋がきれいな状態であってもすべての方に「クリーニング代」をお願いしています。その代わりに初期費用は平均8万円と低価格なので、合計金額は他のシェアハウスとほとんど変わりません。
基本的には「クリーニング代が発生するかどうか」を確認しておきましょう。
ここまでシェアハウスは退去費用が必要ないとお伝えしましたが、「違約金」が発生するケースもあります。次で詳しく解説しますね。
シェアハウスをすぐ退去すると違約金が発生する
シェアハウスの退去では、以下の場合に「違約金」が発生します。
・契約満了日より早くに退去した
・連絡期限の期日より遅くに連絡し、急に退去することになった
違約金は契約期間や連絡の期限など、ルールを破った場合に支払うことになるもの。連絡を忘れなければ、支払う必要のない人がほとんどです。
違約金を支払わないためには、シェアハウスの退去における注意点を知っておくのがおすすめです。詳しくは次でお伝えしますね。
シェアハウスを退去するときの注意点
シェアハウスを退去するときの注意点は、以下の通りです。
【退去の連絡】
・運営会社やオーナーさんには早めに伝える
・連絡はメールなど残る形でする
まず基本的なマナーですが、連絡は早めにしましょう。「退去は3ヶ月前までに教えてください」といわれている場合、9月末に退去したいなら6月中には伝えるイメージです。
そして連絡はメールや書面など、記録として残る形がおすすめです。
というのも、口頭や電話では退去日が間違って伝わるなど、トラブルになりかねません。メールなど文章に残る方がお互い安心してやり取りできます。
【退去するとき】
・私物を残さない
・部屋は掃除してきれいにしておく
・部屋の傷や汚れは自己申告する
シェアハウスの退去でよくある悩みが「私物を残されること」。部屋はもちろん、リビングなど共有スペースに置いている物は、残りのシェアメイトが使うとは限りません。
特に大きいものはジャマだと感じてしまうので、退去するときにすべて持ち去りましょう。冷蔵庫の中身など、食品も忘れないようにしてください。
また個室は掃除をして、きれいな状態で受け渡しましょう。賃貸マンションでも同じですが、あなたが退去した後も誰かが住む部屋です。傷や汚れがあるときも、申告してもらえる方が運営者は助かります。
【お金】
・保証金(デポジット)が返ってくるのか確認する
・退去費用がかかるときは早めに振り込む
シェアハウスには敷金や礼金はないので返ってきませんが、代わりに保証金を返してくれるところも少なくありません。またクリーニング代など退去費用がかかるときは、早めに振り込むことをおすすめします。
スムーズに退去できそうなときは、次の入居先も一緒に探しておきましょう。次もシェアハウスを検討している方は、検索サイトを使うと探しやすいです。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
退去したシェアハウスに再入居することもできる
ここまでシェアハウスの退去について解説しました。しかし一時的な事情で引っ越しをする場合、「いま住んでいるシェアハウスにまた戻りたい……」と思うこともあるのではないでしょうか。
基本的にトラブルなどなければ、退去したシェアハウスに再入居することは可能です。運営会社やオーナーさんとの関係が良好であれば、また入居できることが多いです。
再入居を検討しているときは、退去するときに「また住みたいと思ったら戻って来ても良いですか?」など確認しておきましょう。
まとめ シェアハウスの退去は早めに連絡することがトラブルを防ぐ
今回は、シェアハウスを退去する流れや注意点を解説しました。
おさらいすると、シェアハウスを退去する流れは以下の通りです。
(1)運営会社やオーナーさんなど担当者に退去することを連絡する
(2)必要あれば、書類を提出する
(3)退去日までに荷造りをする
(4)退去費用が必要であれば、期日までに支払う
(5)退去日に物を片付けたら、担当者に部屋をチェックしてもらう
(6)カギを返却して部屋を出る
そして注意点として、以下を紹介しました。
・運営会社やオーナーさんには早めに伝える
・連絡はメールなど残る形でする
・私物を残さない
・部屋は掃除してきれいにしておく
・部屋の傷や汚れは自己申告する
・保証金(デポジット)が返ってくるのか確認する
・退去費用がかかるときは早めに振り込む
一時的な退去の場合、住んでいたシェアハウスに再入居することも可能です。そのためにも、早めに連絡するなどスムーズに退去できるように手続きを進めましょう。
またシェアハウスを退去するとき、引っ越し業者を使うことも多いかと思います。
おすすめの会社について、詳しくは以下を参考にしてみてください。