「シェアハウスの個室ってどんな感じなんだろう……」
と悩む人は多いのではないでしょうか。
シェアハウスはリビングやキッチンは共有ですが、それぞれ個室が用意されています。
プライベートはしっかりと確保できるものの、シェアハウスによって家具付き、キッチンやトイレ備え付けなど、個室の形態はさまざま。
個室の設備をしっかりと見きわめたうえでシェアハウスを探すことで、自分にあった物件も見つかりやすくなります。
そこで今回は、
・個室が広いシェアハウス
・シェアハウスにおける個室の特徴
・シェアハウスの個室を選ぶときの注意点
を順に解説します。
今回の記事を参考にしながら、シェアハウス生活のイメージをつかんでいきましょう!
個室が広くておすすめのシェアハウス1:鎌倉高校前【神奈川県】
1つ目に紹介するのは、鎌倉にあるシェアハウス「鎌倉高校前」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・個室は4.2〜8帖で、バルコニー付きの部屋もあり
・プライベートと共有部がしっかりと区別されている
・サーフボード置き場を設置できるほどシェアハウス自体が大きい
個室はもちろん、広々としたシェアハウスに住みたい人におすすめです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:4万9,000〜5万5,000円+1万2,000円
・部屋数:6室
・住人の数:最大6人
・最寄り駅:江ノ島電鉄「鎌倉高校前駅」、湘南モノレール「西鎌倉駅」
・おすすめする人の特徴:広いシェアハウスを探している人
個室が広くておすすめのシェアハウス2:藤沢【神奈川県】
2つ目に紹介するのは、同じく神奈川県にあるシェアハウス「藤沢」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・個室は6〜8帖と全体的に広い
・個室が広いにもかかわらず、家賃は3万9,800円と安い
・最大5人と少人数のため、のんびりと暮らせる
ゆったりとした家で、のんびり過ごしたい人におすすめです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:3万9,800円+1万2,000円
・部屋数:5室
・住人の数:最大5人
・最寄り駅:JR東海道線「藤沢駅」、小田急江ノ島線「藤沢駅」、江ノ島電鉄線「藤沢駅」
・おすすめする人の特徴:家ではのんびり過ごしたい人
個室が広くておすすめのシェアハウス3:渡辺通【福岡県】
3つ目に紹介するのは、福岡県にあるシェアハウス「渡辺通」です。
おすすめポイントは、以下の通り。
・個室は6.8〜8.6帖とすべて広い
・屋上にはバルコニーもある
・リビングも余白のあるインテリアの置き方で窮屈さを感じない
賃貸マンションに窮屈さを感じる人は、渡辺通に住むと広々とした空間で落ち着いて過ごせるはずです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:5万2,800円+1万2,000円
・部屋数:8室
・住人の数:最大8人
・最寄り駅:地下鉄七隈線「渡辺通」、バス「高砂2丁目」
・おすすめする人の特徴:広々とした余白のある空間が好きな人
一般的なシェアハウスの個室はどんな感じ?家具付き?
ここからは、実際にシェアハウスにある個室がどのような作りなのか、詳しく見ていきましょう。
一般的なシェアハウスの個室は、マンションと同じです。
家具付きではなく、部屋のみの貸し出しが中心。ただしシェアハウスや部屋によっては、ベランダやクローゼットが付いているなど、間取りが異なります。
さらにマンションと違うポイントが、シェアハウスはリビングやキッチン、お風呂が共有であること。キッチン用品や家電なども共有で、他のシェアメイトと一緒に使用します。
そのため、シェアハウスでもリビングでみんなで交流しながら、個室で1人のんびりする時間も取ることが可能です。
次は、シェアハウスにある個室の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴1:シェアハウスの個室はカギ付きで安心
1つ目の特徴は「シェアハウスの個室はカギ付きのため、安心できること」です。
シェアハウスは他人との共同生活ですが、個室にはカギが付けられています。複数人で住む場合でも、プライバシーはしっかりと確保できます。
初めてシェアハウスに住む人は、「プライバシーはあるの?」という不安を感じるのではないでしょうか。
いままでは自分の部屋や家で自分、もしくは家族など近い関係の人と一緒に住んでいたため、いきなり赤の他人と住むのは不安を抱くかと思います。
セキュリティやプライバシーに対する不安も、個室のあるシェアハウスなら問題ありません。カギがついていると他のシェアメイトが部屋に入ることはなく、プライバシーやセキュリティの面で安心です。
「シェアハウス内で自分の時間がほしい!」と感じたときも、カギ付きの個室は1人の時間を確保できます。
特徴2:個室に家具備え付けのシェアハウスも多い
2つ目の特徴は「個室に家具備え付けのシェアハウスも多いこと」です。
冒頭で、「シェアハウスはマンションと同じように家具はなく、部屋だけの貸し出しになる」とお伝えしました。ただし、一部のシェアハウスでは家具付きの個室を貸し出していることがあります。
個室に備え付けの家具は例えば、以下のようなものです。
・ベッド
・机
・イス
・冷蔵庫
・収納箱
これだけの家具が用意されていると、すぐに生活を始められますよね。
「あまり家具を持ちたくない」という人は、家具付き個室のあるシェアハウスを探してみましょう。
特徴3:トイレやキッチンがある個室もアリ
3つ目の特徴は「トイレやキッチンがある個室も存在すること」です。
シェアハウスによっては個室の中に、トイレや洗面台、キッチンなどが備え付けられていることがあります。
たくさんの設備が個室に用意されているのは「ソーシャルアパートメント」に多いです。
ソーシャルアパートメントとは、共有スペースのある賃貸マンションのような暮らし方のこと。シェアハウスのようにリビングやキッチンなど共有スペースもありながら、マンションの個室のように、トイレや洗面台、キッチンまで個室に備え付けられているのです。
ソーシャルアパートメントのような充実した設備があれば、部屋の中だけで生活を完結できます。もちろん誰かと交流したいときは、共有スペースに行くと会話を楽しむことが可能です。
注意点は、家具や設備がつくぶん家賃は高くなること。個室のあるシェアハウスくらいの家賃に加えて、プラス1〜2万円を支払うことも少なくありません。
「自分のプライバシーも欲しいけれど、家賃は安くおさえたい」「リビングなど住人と交流できる共有スペースは欲しい」という人は、シェアハウスの方がおすすめです。
ここまで個室の広いシェアハウスの特徴を紹介しました。
一見快適に生活できるように感じますが、いくつか注意点もあります。次で詳しく解説しますね。
シェアハウスの個室の注意点1:防音性を確認しよう
シェアハウスに入居する前に、個室の防音性について確認しておきましょう。
例えば、
・隣の部屋の音が聞こえてくるか
・自分の部屋の音はどれくらい他の部屋に聞こえているか
などです。
多くのシェアハウスは、個室が隣りあわせになっています。そのため、マンション以上に音が聞こえて、気になる人にとっては苦痛に感じることも少なくありません。
「自分は音楽を部屋でよく聞く」「音には敏感だから他の人の音も気になるかも」という人は、見学のときに防音のレベルを確認しておくのがおすすめ。
自分が住みたい部屋で音を出して、隣の部屋まで聞こえているか確認するなどです。ある程度聞こえる範囲がわかると、他の部屋からの物音レベルも把握できることが多いです。
シェアハウスの個室の注意点2:広さによって家賃も変わる
シェアハウスは同じ物件の中でも、個室の広さや設備によって家賃が変わることを頭に入れておきましょう。
例えば、シェアハウス内でも6帖と10帖の個室では、それぞれ家賃が異なります。また、日当たりや家具付きかどうかなど、設備によって値段が変わることも少なくありません。
「他の部屋が5万円だから、この部屋も5万円だろう」と考えていたら、まったく異なる金額ということもあり得ます。
自分が住みたい部屋の広さや家賃は、あらかじめ確認しておきましょう。
まとめ シェアハウスの個室は家具など設備で家賃が変わる
今回は、シェアハウスの個室について解説しました。
ここまでをまとめると、多くのシェアハウスは個室を用意しています。ただしその中でも家具付きや家具なし、トイレやキッチン付きの広い個室など、形はさまざま。
形態によって家賃が異なるため、しっかりと確認しておきたいものです。
個室の広いシェアハウスとしては、以下の3つを紹介しました。
・鎌倉高校前【神奈川県】
・藤沢【神奈川県】
・渡辺通【福岡】
見学のときに、あなたが住みたい個室の広さ、家賃、防音性、カギや家具の有無などは確認しておきましょう。
今回の記事を参考にしながら、シェアハウス生活を楽しんでくださいね。
また事前にシェアハウスを見学するときの流れを知っておくと、見ておくべきポイントなどもわかりやすいです。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。