「シェアハウスで英語学習や語学上達ってできるのかな……」
と考えている人は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、シェアハウスで英語学習や語学上達は可能です。日本のシェアハウスは外国人や留学から帰ってきた日本人が住んでいることも多く、自然と英語を話す環境が整うからです。
留学やワーキングホリデー、TOEICの試験に向けてシェアハウスに住むことで、英語力が伸びる可能性は十分あります。
そこで今回は、
・シェアハウスが英語学習や語学上達におすすめな理由
・シェアハウスで英語学習や語学上達を目指すポイント
・英語学習(語学上達)しやすいシェアハウスの特徴
・英語学習におすすめのシェアハウス
・英語学習ができるシェアハウスを探す方法
を順に解説します。
今回の記事を参考に、留学やワーキングホリデー前にシェアハウス生活を検討してみてくださいね。
シェアハウスが英語学習や語学上達に向いている理由
シェアハウスが英語学習や語学上達におすすめの理由は、以下の3つです。
・外国人のシェアメイトがいることも多いから
・留学から帰ってきた人やこれから海外に行く人も多いから
・知らない人(初対面のシェアメイト)と積極的に話す練習になるから
まず日本でもシェアハウスに住むと、多くの外国人と出会います。彼らが来日した理由は留学やワーキングホリデー、仕事などさまざまですが、母国語は英語など外国語。共通言語は英語になることが多いです。
そしてシェアハウスはもともと海外の文化です。外国人、特に20〜30代はシェアハウスで他人と共同生活をするのが一般的なので、日本での住居もシェアハウスが選ばれやすいです。
さらに、留学やワーキングホリデーで海外のシェアハウスに住んだことがある日本人は、帰国後もシェアハウスを選ぶことが少なくありません。彼らは英語など外国語が話せるので、英会話にも応じてもらえる可能性があります。
つまり、シェアハウスは英語を話せる人が数多く住んでいる場所。特に外国人はネイティブも多いので、英語で会話をすれば常に語学学習ができることになるのです。
シェアハウスで英語を上達させるには自習も必要
先ほどシェアハウスは、英語学習や語学上達に向いているとお伝えしました。
とはいえ、シェアハウスに住むだけで勝手に英語力が伸びるわけではありません。語学上達を目指すためには、自習も必要です。
理想は自分で勉強した単語や文法、英会話フレーズをシェアメイトとの会話に使ってみること。自習でインプットした知識をシェアメイトとの会話で使うことで、自分の知識として定着しやすくなります。
上記のコツを基本としたうえで、語学上達しやすくなるためのポイントがいくつかあります。次で詳しく紹介しますね。
シェアハウスでの英語学習や語学上達をするポイント1:自分から話す
1つ目は「自分から積極的に話しかける」です。
まずリビングなど共有スペースでは、自分からシェアメイトに話しかけましょう。
相手が外国人であれば、最初は英語で会話をすることが多いです。なかなか聞き取れないこともあるかもしれませんが、そのときは日本語で尋ねれば問題ありません。
自分から話しかけることで、まず会話のきっかけが生まれます。
シェアハウスで英語学習や語学上達を目指すポイント2:知らないフレーズをメモる
2つ目は「知らないフレーズをメモして覚える」です。
シェアメイトに話しかけたとき、分からない単語やフーレズが出てくるかと思います。その単語やフレーズはメモしておき、話し終わった後などに暗記しましょう。
そもそも英会話を上達させるコツは、「単語やフレーズのストックを増やすこと」。つまり、英語や語学がなかなかできないときは、自分の知っている単語やフレーズが少ないことがほとんどなのです。
また実際に会話をしなければ、自分がどの単語を知っていてどの表現を知らないのか、なかなか把握できません。
知らない英語はメモして、その日のうちに覚えるようにしてみてください。
シェアハウスで英語学習や語学上達を目指すポイント3:覚えたフレーズを使う
3つ目は「覚えたフレーズを使って話してみる」です。
先ほど覚えた新しい単語やフレーズは、再び会話の中で使ってみましょう。英語は覚えたものを使うことで、初めて自分の知識として定着します。
また新しい単語やフレーズを使うことで、シェアメイトとの会話もさらに弾むかもしれません。
語彙力を増やすためには、何度も使ってみることが近道なのです。
ここまでお伝えした3つのポイントをくり返すことで、英語学習や語学上達の目標は達成しやすくなります。
そして数多くあるシェアハウスの中でも、英語学習や語学上達がしやすいシェアハウスがあります。次でその特徴を解説しますね。
英語学習(語学上達)しやすいシェアハウスの特徴
英語学習や語学上達しやすいシェアハウスは、例えば以下のような物件です。
・外国人の入居を受け入れている
・大型シェアハウスで人数が多い
・シェアメイトの国籍が偏っていない
・「共有スペースは英語のみ」などルールを定めている
そもそも外国人の入居を受け入れていなければ、シェアハウス内で英語で話すことはできません。
またシェアメイトの国籍がアメリカ、イギリス、フランス、韓国、ブラジルなど多国籍な方が、英語を使う可能性は高まります。シェアハウスによってはアジア圏など国籍が偏っていることもあり、その場合は中国語など自分たちの言語で話す可能性もあるからです。
そしてある程度の英語力があれば、「リビングでは英語のみ使用OK」などルールを決めている物件もおすすめです。強制的に英語を話すことになるので、英語力は伸びやすくなります。
ここまでシェアハウス生活の英語学習について解説しました。
次はひだまりの中にある、英語学習におすすめのシェアハウスを紹介しますね。
英語学習(語学上達)におすすめのシェアハウス3つ
英語学習や語学上達を目指す人におすすめのシェアハウスは、以下の3つです。
新宿
「新宿」は東新宿駅から歩いて6分の距離にあるシェアハウスで、池袋や渋谷など中心エリアに移動しやすいです。入居できるのは最大13人とひだまりの中でも大きいシェアハウスなので、外国人や留学帰りの人と出会える可能性も高まります。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:5万円+1万5,000円
・部屋数:13室
・住人の数:最大13人
・最寄り駅:東京メトロ副都心線「東新宿駅」
(2)大仏坂
鎌倉にある「大仏坂」は、女性専用のシェアハウスです。また入居人数は最大4人と少ないので「大型シェアハウスが苦手」という人にも馴染んでもらいやすく、会話もしやすいです。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:5万2,000円〜+1万2,000円
・部屋数:4室
・住人の数:最大4人
・最寄り駅:バス「打越」、江ノ島電鉄「長谷駅」
(3)新大阪
新大阪は新しくオープンするシェアハウスです。実は大阪は、東京に次いで外国人に注目されている街。またドミトリーなど低価格で住める部屋もあるので、生活費をおさえたい外国人や留学帰りの人が集まるかもしれません。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:2万2,000円〜(ドミトリー)、4万6,000円〜(個室)+6,000〜1万2,000円
・部屋数:8室
・住人の数:最大8人
・最寄り駅:御堂筋線「東三国駅」、JR京都線「東淀川駅」、JR&新幹線「新大阪駅」
英語学習(語学上達)のできるシェアハウスは検索サイトからも探せる
ここまで英語学習や語学上達におすすめのシェアハウスを紹介しました。このようなシェアハウスを探すときに、検索サイトを使うのもおすすめです。
検索サイトは、自分の希望条件などを入力したうえでシェアハウスを探せるサイトのこと。地域や家賃など希望条件にもとに物件をチェックできるので、効率よくシェアハウス探しができます。
おすすめの検索サイトは例えば、
・ひつじ不動産
・シェアーズ
・シェアパレード
などです。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ シェアハウスでの英語学習(語学上達)は積極的な会話と自習がカギ
今回は、シェアハウスで英語学習や語学上達は可能なのかを解説しました。
おさらいすると、シェアハウスでの英語学習や語学上達は可能です。
その理由は以下の3つ。
・外国人のシェアメイトがいることも多いから
・留学から帰ってきた人やこれから海外に行く人も多いから
・知らない人(初対面のシェアメイト)と積極的に話す練習になるから
また語学上達のポイントとして、以下の3つも紹介しました。
・自分から積極的に話す
・知らないフレーズをメモる
・覚えたフレーズを使う
今回紹介したひだまりの物件や検索サイトを参考にしながら、自分に合うシェアハウスを見つけてくださいね。
また英語学習をしている人は、これから留学やワーキングホリデーに行く人も多いかと思います。そして海外でシェアハウスに住もうとも考えているかもしれません。
海外のシェアハウスやルームシェア事情について、詳しくは以下2つの記事を参考にしてみてください。