今回は、埼玉のシェアハウスひだまり「越谷レイクタウン」のシェアホストの喜恵子(キエコ)さんと、操(みさお)さんにインタビューをさせていただきました!シェアハウスひだまり越谷レイクタウンは、カフェやお花の教室としても利用されており、1回500円を支払うとキエコさんの手料理を食べることができるシェアハウスです。
なぜシェアハウスを始めようと思ったのか、どんなシェアハウスにしたいのか、詳しくお話を聞いていきたいと思います。
ー まずは簡単に自己紹介をお願いします。
私は還暦を何年か前にむかえた気持ちは若いオバチャンです。今年の8月まで大手スーパーの花売り場で働いていました。20年前位から仕事の休みに花の教室を開いて教えてました。
、私は現在も以前勤めていた会社で働いています。趣味は、車や、飛行機などのレプリカ【プラモデル】収集、日曜大工です。二人とも、動物と自然が好きで、外犬2匹と元野良猫4匹飼っています。それから山歩き。と言ってもハイキング程度の山です。自然の中に行くと気持ちがスッキリします。
ーシェアハウスの玄関あたりはお花が凄い綺麗ですよね〜。お花教室はいつ頃からやられているんですか??
今はもう20年経ちます。
ー20年!!凄い長いですね。お花の教室をするきっかけとかあるんですか?
始めようとしたきっかけ……。最初はお花屋さんをここの自宅で少しやってたんです。
だけど、家の周りは住宅街でお客さんを集めるのが難しいじゃないですか。それにお花も生きているので、売れないとダメになっちゃうんです。だからそれでうまく活用できないんだったらと思って、教室に変えちゃいました。
ーなるほど。今回、この家をシェアハウスをしようと思ったきっかけは?どういうきっかけなんですか?
ずっと昔からシェアハウスをやりたいと思っていました。一番は人と関わるのが私が好きだからです。あと、最近テレビなどを見ていると、いろんな事件とか聞くじゃないですか?独居老人で1人で亡くなられた方とか。だからみんなで住めばそんなこともないんじゃない?って思ったんです。
ー近くで見てくれる人がいれば助かったかもしれないですもんね。
そうそう、そういう風に感じちゃうんです。だからそれだったら、みんなで住めばいいんじゃないかなって思うんです。普段会うのにいきなり会わなくなったら、「あれ?おかしいな」って思うと思いますし。
他にも、健康状態だって分かるじゃないですか。「最近元気ないんじゃない?」とか「病院行った方がいいんじゃない?」とか、言えますよね。1人だったら誰もそんなこと言ってもくれないし、見てもくれません。さみしいですよね。
ー今回、ひだまりとしようと思ったきっかけはどうしてなんですか?
シェアハウスの管理会社の数社とお話ししたのですが、私たちがやりたい事と合致していると感じたのが一番です。
ーなるほど!!ずっと昔からシェアハウスをやりたかったとのことですが、実際にシェアハウスに動き出すきっかけになったのはなぜですか??
今まで住んでいた家の前に新しく家を建てたのですが、主人の親がしっかりとした家を建てていたので壊すにはもったいないと思い、以前からシェアハウスとカフェをやってみたいという夢にかけてみることにしました。去年の8月からリフォームを始めてプロの方でないとできないところはプロのかたにお願いして、10月からは私達二人で内装を頑張りました。以前の壁は砂壁や繊維壁だったので全ての壁に上からボードを張り壁紙を張り1年がかりで仕上げました。
ーシェアハウスまでの道のりはだいぶ長かったですね。お二人は今までにシェアハウスに住んだことはありますか?
シェアハウスの経験はないですが、会社の寮で共同生活の経験はあります。だから他人と一緒に住んだけれど、別に嫌じゃなかったです。
私はもシェアハウスの経験はないです。
ーシェアハウスっていうのもここ最近の言葉ですしね。このハウス周辺のオススメとかありますか?
歩いて3分位の所にそうか公園があります。スポーツ公園なので休みの日などはテニスや野球、ゲートボールなどの試合会場としても使われたり、フリーマーケットなども行われます。もちろんウォーキングも。私達は毎日愛犬のチョコとチャッピーとウォーキングをかねた速歩で散歩しています。春は、花見、夏は花火大会も、行われます。あとは越谷レイクタウンですかね。都内に行かなくても買い物など楽しめます。
ー シェアハウスのリビングでカフェをやられていると思うんですが、こちらのお話を伺いたいです!!ここのカフェをしようと思ったきっかけってなんでですか?
この近所の人が集まる場所がないので、近所の人たちがふらっと集まる場所を作りたいな〜と思い、カフェを行っています。
ーカフェのスペースは住人も自由に使って大丈夫ですか?
もちろんです。シェアハウスのリビングでもあるので自由にくつろいでもらっていいですし、そこでカフェに来た方と仲良くなってくれたら嬉しいと思っていますね。
あと、お手伝いしてくれてもいいですよ(笑)ちょっとお水持って来てとか。「そうしたらお昼タダにするよ」なんてね。(笑)
ーそれいいですね(笑)人と人が関わるような場所になるといいですよね。
そう思ってやっています。やっぱり人って、1人じゃ生きられませんから。繋がりの橋渡しやコミュニティになればいいなって思っています。
カフェは、
・日替わりランチ500円から600円
・家庭菜園で採れた野菜と自家製梅ビネガーシロップ
などを提供しています。
ーちなみに、シェアハウスにはどういうイメージを抱いていますか?
みんなで楽しくワイワイ、ご飯食べたりするイメージです。シェアハウスがなかったときは、1人でアパート借りて住む人が多かったじゃないですか。でも真っ暗な部屋に帰るって嫌じゃないですか?
それに誰かと一緒に住んだ方が安全だと思うんですよ。何かあった時に一緒に住んでいる人に相談できると思いますし。
ーなるほど。確かにそれはあると思いますね。賃料とは別に1回500円でご飯を一緒に作って食べたりできるじゃないですか?それも喜恵子さんの中で、ある種の楽しみであったりするんですか?
それもありますが、やっぱりここに住む人は、健康でいてほしいんです。みんな食生活を甘く見てるかもしれないけれど、そんな甘いもんじゃないです。食べているもので人間はできていますから。例えば添加物の多いものばかり食べていると、体が故障して入院することもあるでしょ?体壊れたら、お金もかかります。
だから私が作る食事も、なるべく野菜を多めにして、体のバランスを整えることを心がけています。特に今の人って、あんまり野菜を食べないでしょ?だからここで健康な体になってくれたら嬉しいです。
ー確かに。あと、一緒に作って一緒に食べるわけなので、コミュニケーションのきっかけにもなりそうですね。
そう、大切なコミュニケーションですよね。その方がなんか、うまく行く気がします。「同じ釜の飯を食う」というかね。だからそれに賛同してくれる、同じ考えの人だと嬉しいです。
ー最後にこのシェアハウスをどのような場所にしたいですか?
さっきもお話ししたんですが、私はお花の教室をやっているんですが、その中でもう10年以上来てくれている人もいます。そしてそれは、私のやり方や、その場所の居心地の良さでずっと来てくれていると思うんです。
反対に、そうでもない人はそのうち辞めちゃいます。だからずっと通ってくれている人は、生徒さんというより古くからの知り合いとかお友達みたいになっています。
だからシェアハウスも、そういう感じになってくれればいいなあって思います。カフェみたいにここを気に入ってくれて、私という人間も気に入ってくれて、居心地がいいなあって。そういう人が来てくれればいいなあと思うし、安心感や安らぎを与えれる場所になって欲しいと思っています。
以上、喜恵子さんへと操さんのインタビューでした。
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