今回は、ひだまりが提供するフェロー制度にご協力いただいている上田さんにインタビューしました!
フェロー制度とは、シェアハウス運営に付随する内見案内、定期巡回、業者対応、退去希望者の立会い、イベント時の写真撮影などをお手伝いしていただく代わりに、家賃を減額するもの。
1回あたり3,000円で、ひだまりオリジナルの制度です。内見を担当した人が入居を決めた場合は、プラス1万円となります。
なぜスタートしたばかりのフェロー制度にご協力いただいたのか?フェロー制度のどのようなところが楽しいのか?詳しいお話を聞いてきました。
フェロー制度について、詳しくはこちら!
自己紹介
ー 最初に名前、出身地、今やっていることを簡単に自己紹介お願いします。
上田です。出身は東京都の江戸川区で、今は大学受験に向けて浪人中です。
ー今、ひだまりに住んで何ヶ月くらいですか?
2020年9月末でちょうど半年くらいです。
シェアハウスひだまりを知ったきっかけ
ーシェアハウスひだまりを知ったきっかけって何でした?
ネットで見つけました。
まず入居しやすいところを探していて、その中でシェアハウスが1番良いなって分かったんです。
そしてシェアハウスを検索したときに、ネットの掲示板みたいなところでシェアハウスを探している方に向けた回答があったんです。そこで「都内だったらAとBと、ひだまりっていう会社が良いと思いますよ」って説明してたのを見たのがきっかけです。
ーへー(笑)そんなのがあるんですね。
そんな会社があるんだと思って、そこに書いている会社をひと通り調べたんです。その中でもひだまりは雰囲気が1番良さそうだったんですよね。
例えば他のシェアハウスは単純に家の紹介しか詳しく書いてなかったんです。でもひだまりはもう少し「人との関わりとかを大事にする」ってホームページに書いてあって。一緒に住んでいる人との関わりがあるのって安心感があるなって思ったから、ここが良いんじゃないかなと思いました。
ーなるほど。それからお問い合わせして、確か3件くらい見に行きましたよね。今の都内のシェアハウスに決めた理由は?
もともと内見前から、今のシェアハウスが1番良いなと思っていたんです。あとは「実家に近いこと」と、「周辺に予備校がたくさんあること」も決め手になりました。
地図を見たときに駅から近すぎて、「本当か?」って驚いたこともあります(笑)本当に近かった(笑)
あとはオープンしたばかりで誰も住んでない状態だったんです。すごいきれいな状態だったから、ここが良いかなって感じでした。
ー入居を決めたのは上田さんが最初でしたね。
そうです、実際に住むのは私が1番遅かったんですけど。私が内見したときはまだ誰も契約していない状態だったから、部屋が選び放題だったんです。
シェアハウスひだまりに住んでみた感想
ーじゃあ住んでみて半年くらい経ったけれど、実際のシェアハウス生活はどうですか?
そうですね。思ってた通りみなさんが話しかけてくれる、交流のあるシェアハウスだったので、困ってることは特にありません。むしろ助けてもらったりして、ありがたいですね。
ー確かに、最初住んでいたメンバーもすごい良かったですもんね。
そうですね。当時はまだ6部屋中3人しか住んでいないこともあって、夕食時に集まって「今度どういう人が住むんだろうね」とか、「全員住んだらどういう感じになるんだろうね」って話してました。
あと「今日これ買って来たんだけど食べる?」みたいな(笑)
ーワードウルフ(人狼)したとかも言ってましたね。
そうですね、ワードウルフとか、あとは洗い物じゃんけんとかやってました。
負けた人が担当するんですけど、だいたい私が負けるっていう(笑)。
見かねた2人が「毎回上田さんにやらせるのはかわいそうだから」って、けっきょく手伝ってくれるんですけど(笑)。
実家暮らしと一人暮らし(シェアハウス暮らし)の違い
ーちなみに、上田さんはもともと実家に住んでいたじゃないですか。
実際に一人暮らし(シェアハウス生活)を始めて変わったことってありますか?
自分の行動をしっかりと管理するようになりました。
実家にいたときと違って、身の回りのことを全部自分でやらなきゃいけないので。例えば、洗濯物と食器洗いがあったら、「これをやってから次にこれをやる」とか。
あと最初シェアハウスに住む話を親にしたときに、「女性専用じゃなくていいのか」ってすごい言われました。私は別に何も気にしてなかったんですけど、「あー、そうなんだ」って感じでしたね。
ー確かに契約時に心配そうな感じはありましたね。(笑)
そう(笑)めっちゃ心配してました。
ー心配はするよね、まだ20になってないから余計にね。
シェアハウスに向いている人
ーでは半年くらい住んでみて、シェアハウスに向いている人ってどんな人だと思いますか?
「人と話すのが好きな人」。その中でも特に「人に話しかけるのが好きな人」かな。
シェアハウスに住んでると特に用もなく会話することが多いんです。「今からどっか行くんですか?」とか。
ーなるほど。
あとは「自分の話をするのが好きな人」も向いているなって感じました。「最近こういうのやってるの」とか、「こないだこういう人に会った」とか、そういう話をするのが好きな人は、特に向いてるかなって思います。
ーコミュニケーション取るのが好きな人?
そうですね。
ー確かに。話すのが好きじゃなくて関わらないとか、ずっと沈黙しているのもしんどいですよね。
そうです。住んでる人からしたら、「あの人いつもしゃべらないけど……」って感じます。ただそういうのも、だいたい話しかけるのが得意な人が解決するなと思います。
ー確かに。沈黙を破る(笑)。
そう、そんな感じですね。(笑)
年齢の異なる人との共同生活
ー上田さんからしたら、いま住んでる人たちって全員年上ですよね?
高校時代とか、それくらいの年齢人と話す機会ってありましたか?
頻繁にはなかったです。ちょっとだけ。
ー自分とは違う世代の人と話してる中で、思ったことってありますか?
例えば、同じシェアハウスのメンバーは23〜30くらいじゃないですか。高校時代の先輩みたいに1〜2個じゃなくて、いきなり10個くらい上になるわけですよね。怖さは感じませんでしたか?
人が良かったので、あまり気になりませんでした。特に、最初に一緒に住んでいた2人がやわらかい雰囲気だったので。
あと「年なんて関係ないですよ〜」って冗談もよく言っていました。だから壁を感じることは少なかったです。
ーなるほどね。自分が年上の立場だったら、仕切ろうって思いそうです。
年上の人がですか?全然そんなことなく、みんなフラットです。
もともと人と話すことに抵抗がないのもあります。
先に住まれていた2人がすごく話しかけてくれて、仲良くしていたところに入れてもらう形で仲が深まりました。
フェロー制度を知ったきっかけと参加を決めた理由
ー上田さんには実際にひだまりの業務をお手伝いする「フェロー制度」に参加してもらっていますが、挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。
僕たちから「やりませんか?」って連絡して資料は送りましたが、それを見てやろうと決めた理由が気になりました。
単純に「オーナーさんにバイト探してるって話していたこと」と「やったことがないからやってみたい」という2点です。
ー確か「Uber eats」のアルバイトを検討していたんですよね?(笑)
まずオーナーさんに「共用の自転車使ってもいいからUberやってみれば?」って言われて、「えー(笑)」って感じだったんです。でも自転車を独占するのが申し訳ないと思ってそれはやめて。
あとはルミネやマルイでアルバイトを探していたんですけど、そういう職種よりも「やりやすそうだな」と思って決めました。
ータイミングも良かったですね。
ただ最初、資料を見たときは驚きました(笑)。「私が行っても大丈夫なのかな」「できるのかな」って(笑)。
ー確かに特殊な感じではあるかな(笑)。
そうなんです、衣食住の中でもまさか「住」に関わるとは思っていませんでした。でも「こういう業務をお願いします」「報酬は各3,000円です」ってすごく詳しく書いてあったのでやろうと決断できました。
ーお渡しした資料は、僕たちが1年くらいかけて作っているんです。
去年の9月くらいに作って、2020年の6月くらいから始めようと計画を立てていました。1年間は週に1回議論して、中身を詰めていたから情報量が多かったのもあるかもしれません。
そうです。だからめっちゃ詳しく、凝って書いてあって……分かりやすかったです。
ー本当?じゃあ想像はしやすかった?
そうですね。やろうと思ったのは「想像できたこと」が1番ですね。あと自分が内見案内されているので、同じことをすればいいんだって思いました。
ーそれはあるかもしれないですね。上田さんは内見で3件まわってもらったから、想像はしやすかったかもしれないです。
あと友達の後押しもあります。「いいじゃん」「できそう」って言われたんです。友達に聞いていたんです、「こういう依頼がきてて私はすごい良いと思ってるんだけど、できると思う?」って。
ーなるほど(笑)じゃあ何かしら不安もあったんですね。
そうですね。本当に関わったことがない仕事だけれど、資料があったのでイメージしやすかったです。
フェロー制度の難しいポイント
ーじゃあ実際にフェロー制度をやってみて「ここ難しいな」「大変だったな」って感じたことはありますか?
最初は内見の案内で中原さんに付いてサポートしてもらっていたのが、途中から1人になるときに「どうしよう」って思いました。
ー不安ってどの辺で感じ始めましたか?
例えば、入居希望の人と会うときに自分から話しかけて案内・誘導しなきゃいけないじゃないですか。
誘導しながら話も聞いて、説明もしっかりして送り出す流れを全部自分が主体になってやらないといけないこと。研修が終わるのが「あーどうしよう」って感じでした。
ー確かに。喋り慣れておかないといけないし、なおかつある程度の情報を覚えておかないといけない。
そうですね。最初手順を覚えなきゃいけないことと、案内と会話を同時にしなきゃいけないのが難しかったです。だから最初はなかなか会話を楽しめなくて、案内することでいっぱいでした。
フェロー制度のおもしろさ
ー最初はそんなもんですよね。じゃあ「フェロー制度はここがおもしろい」って感じたことはありますか?
たくさんあるんですけど、1つ目は「電車に乗っていろいろな場所に行けること」。
もともと遠くに行くのが好きで、内見のために電車乗っていろんなところに行けるのが最初楽しそうだなって思って、案の定楽しかったです。
2つ目は「お客さんが自分の話をしてくれること」。
例えば部屋を見たときに「私いつも寝転がってテレビばっかり見てるんですよ」「ずっとNetflixばっかり見てます」とか話してくれることが多くて(笑)。
だから「ここにテレビ置こうかな」「ここに〇〇置こうかな」って話してくれるのがおもしろいなと感じました。
ー自分の生活スタイルなど、自分から話してくれる人がいるってことよね。
そうですね、けっこう教えてくださいます。
その他には「同じひだまりのシェアハウスでも、物件や場所によって全然違う」のもおもしろかったです。
例えば石神井や駒沢はすごい暖かい家。でも横浜ドットテラスはきれいなホテルみたいで、ガラッと違う。同じひだまりのシェアハウスでも、物件によって雰囲気がまったく異なるのがおもしろかったです。
ー確かに。シェアハウスによって、形状とか造りなど全然違いますね。
フェロー制度を通してシェアハウスの印象は変わった?
ーじゃあ実際にフェロー制度で仕事を始めて、入居前と今で「シェアハウスのイメージ」って変わりましたか?
そんなにないですね。
ーなるほど。じゃあある程度イメージ通りで、フェローとしてやってる仕事も資料上とそんなに差異がないってことですよね。
そうですね、想像していたのと違うと感じたことは1つもなかったです。
フェロー制度に向いている人の特徴
ー今やってるフェローの仕事(内見案内や定期巡回、業者対応など)は、どんな人が向いていると思いますか?
初歩的なことになりますが、「初対面の人との会話に抵抗がない人」。
話しかけられるのを待つんじゃなくて、自分から話さなきゃいけないので。けっこう苦労した部分ですけど、それができる人かな。
ー確かに。沈黙ってちょっとしんどいよね。会話ができる人ってことよね。
そうです。例えば入居希望の方に言われて「そうなんですね」とかだけで終わらせるんじゃなくて、「それってこういうことですか?」って疑問形で返して話を続けられる人。
ーなるほどね。僕たちもどんな人が向いているのか、まだ手探り状態なんです。
でもスタート前に作っていた声かけリストでは、上田さんは最初から入っていました。オーナーさんに言われたこともあって、タイミングは少し早くなったんです。
私はもともとお願いされる予定だったんですね、
ーそうそう、言う予定でした。それでタイミングが少し早くなっただけなんです。
入居やフェロー制度を通してひだまりの印象は変化した?
ー入居前と入居後、ひだまりの会社のイメージに変化はありましたか?
最初ホームページを見たときに感じた印象は「暖かそう」。交流の多いシェアハウスを展開している会社なのかなって感じていました。
そして住んだ後もフェロー始めた後も、イメージは変わりません。
例えば他の物件に行っても、共有スペースに「お土産です」ってあって「どこのシェアハウスも仲良いんだな」って感じています。
ーうんうん。イメージはそのままだったんですね。ありがとうございます!
まとめ フェロー制度を活用するとシェアハウス生活に新しい発見が生まれる
今回は、フェロー制度に参加してくれている上田さんにインタビューしました。
フェロー制度は「家賃を減額してもらえる」という金銭的なメリットはもちろんあります。しかしそれ以外にも「同じ会社でも物件によっていろいろなシェアハウスがある」「お客さんの話を聞けること」というおもしろさがあるようです。
経験者が思う向いている人は「初対面の人との会話に抵抗がないこと」。シェアハウス業務はコミュニケーションが必要な場面が多いので、確かに大切かもしれませんね。
フェロー制度はまだスタートしたばかりの制度ですが、まだまだ募集中です。気になる人は、気軽にお問い合わせくださいね!
フェロー制度について、詳しくはこちら!