どうも、こんにちは。中原です。2月も下旬になりましたね。少しずつですが、春を感じる瞬間があります。自分は、花粉症持ちなのでこれからはマスクが必須ですね。
ということで、ブログを更新していこうかと思います。今日は「老朽化する団地をシェアハウスとして活用!団地再生と地域活性」というタイトルにしました。シェアハウスと聞くと、一軒家のイメージがとても強いかと思います。それとは対照的に、ルームシェアという単語からは、マンション一室を数人でシェアするイメージがあります。 しかし、最近ではさまざまなタイプのシェアハウスが出てきていて、それが、老朽化した団地を再生したシェアハウスです。
高度経済成長時は、憧れの存在だった団地
昭和30~40年代、高度経済成長期では郊外にある団地は憧れの住宅だったそうです。その一番の理由としては、当時の先進的な住宅設備を備えていたことがあるそうです。ほかにも、「団地族」という言葉が生まれる等、ここに住むことがステータスでもありました。またこれらの団地は、高度経済成長時には大都市圏に人口が集中していたため、それによる居住環境の問題可解決として大規模住宅団地が建てられました。
しかし、最近では人口の減少や、高齢化が進んだことや、建物の老朽化が進んでいて問題になっています。
老朽団地に問題住人が集まる?
老朽化した団地がスラム化しているという話を耳にするようになりました。また、老朽化をきっかけに住人トラブルは増加しやすい状態にもなっているそうです。これは、空室を防ごうと値下げを行ったり、「ペット飼育可」「楽器可」などと諸条件を緩和した結果、“無法者”が紛れ込んでしまうという悪い循環が起きてしまっています。また、居住者の高齢化が進み、施設の老朽化も進んでいて、適切に管理がされずにどんどんスラム化していっています。
団地をシェアハウスとして活用して地域活性?!
このような状態の中、団地再生を色々なところで行われています。その中で、団地をシェアハウスとして活用してる例も出てきています。団地をまるごとシェアハウスや菜園付き住宅等に改修して再生させたようなところもありますし、団地の空いている部屋やフロアを少しずつシェアハウス化しているところもあるそうです。
事例1:りえん多摩平
りえん多摩平では、間事業者が単なる建物の改修(ハード)に留まらず「人」と「人」、「団地」と「地域」の関係(ソフト)の再生を行い、活気ある街区にするという計画の元、団地再生を行っています。
→http://www.ur-net.go.jp/rebuild/rn2/riento/
事例2:神戸の明舞団地
こちらの明舞団地は、昭和39年からある団地みたいなんですが、リノベーションなども行い、かなりオシャレになっています。明舞団地では、リノベーションで団地という古いイメージを払拭し、団地の中にシェアハウスも作り、コミュニティーを活性化させ、団地再生に取り組んでいます。
→http://froghouse-share.x0.com
まとめ
シェアハウスは人と人が関わり、コミュニティーというものが生まれやすい特徴を持っています。そのため、このように衰退してる団地などを、シェアハウス特有のコミュニティーを使い、「活性化させていこう!」という流れが結構あるみたいです。人と人とのつながりを活性化されることによって、地域全体を活性化するという感じでも使えるんだなーと思った事例でした。以上。今日は、中原でしたー。