「これから賃貸マンションに住むから、掃除道具をそろえておきたいな……」
「住んでいるマンションの大掃除をしたい!」
と考えている人は多いのではないでしょうか。
賃貸マンションでの一人暮らしは、すべての場所を自分で掃除する必要があります。
しかし仕事や学校があると、掃除はついつい後回しにしてしまうことも多いかと思います。
慣れない一人暮らしでも、あらかじめ役立つ掃除グッズをそろえておくことで、大掃除の手間を減らすことができます。
とはいえ、具体的に何を用意すればいいのかは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、以下のシーンにわけて賃貸マンションの掃除に役立つ便利グッズを紹介します。
・寝室
・キッチン
・お風呂
・トイレ
・ベランダ
また最後に、賃貸マンションで掃除道具を収納する方法やコツもお伝えしています。気になる人は、あわせてチェックしてみてください。
まずは寝室の掃除グッズから見ていきましょう!
賃貸マンションでの一人暮らしにおすすめの掃除グッズ:寝室編
寝室を含む、ワンルーム全体に活用できる掃除道具を紹介します。
ワンルームの場合、寝室とダイニング、リビングなどが一体になっているかと思います。さまざまな汚れが発生しますが、特に気になるのは「ホコリ」と「髪の毛」です。
部屋のホコリや髪の毛を取るには、以下の便利グッズが役立ちます。
・棚の上や隙間のホコリ:ハンディモップ
・髪の毛やホコリ:コロコロクリーナー
・フローリング:クイックルワイパー
ハンディモップで棚の上のホコリを掃除しながら、床はコロコロクリーナーやクイックルワイパーで髪の毛を取っておきましょう。1週間に1回の掃除を心がけるだけでも、部屋が汚れることは少なくなります。
またクイックルワイパーはフローリング用シートをつけて使用しますが、消耗品のためグッズ本体の掃除は必要ありません。洗ったり片づけたりする手間も省くことができ、掃除の時間短縮につながります。
賃貸マンションでの一人暮らしにおすすめの掃除グッズ:キッチン編
続いては、キッチンで役立つ掃除道具を紹介します。
キッチンは「油」や「水あか」による汚れに悩まされることが多いです。頑固な汚れが多く、掃除はなかなかスムーズに終わりません。
キッチンの頑固な汚れには、以下の掃除道具を活用しましょう。
・油汚れ:メラミンスポンジ
・シンク:クレンザー
・油汚れ:重曹
メラミンスポンジとは、水をつけるだけで油汚れを除去できる掃除道具です。汚れを削って落とすため、洗剤をつける必要がありません。
コンロの油汚れやシンクだけでなく、食器についた汚れも落とすことが可能です。
メラミンスポンジでこすり取ることに抵抗がある場合は、クレンザーがおすすめです。
クレンザーとは、研磨剤と界面活性剤を含んだ洗剤であり、汚れを浮かせて落とすもの。食器やシンクを直接ゴリゴリと削るわけではないため、少ない負担で掃除できます。
賃貸マンションでの一人暮らしにおすすめの掃除グッズ:お風呂編
続いては、お風呂掃除に役立つ便利グッズを紹介します。
お風呂掃除で気になるのが「カビ」や「水あか」。きれいとは言えないため、なるべく早めに落としたいですよね。
お風呂では、以下の掃除道具を使うのがおすすめです。
・カビ取り:カビ取り剤「カビキラー」など
・カビ予防:防カビ剤「おふろの防カビくん煙剤」など
・排水管の詰まり:排水口パイプ用お掃除スティック
・鏡の汚れ:重曹やクエン酸
カビの除去や予防には、専用の掃除グッズを活用しましょう。また賃貸マンションに入居してすぐに防カビ剤を使用しておくと、通常よりカビが発生しにくくなります。
また鏡の汚れには重曹やクエン酸をつけて、水で流す方法がおすすめです。
というのも、鏡の掃除には専用のスポンジも販売されていますが、強い力でこすると鏡に傷がつくことも少なくありません。
重曹やクエン酸の方が、お風呂に傷をつけずにきれいな状態をキープできます。
賃貸マンションでの一人暮らしにおすすめの掃除グッズ:トイレ編
続いては、トイレ掃除に役立つ便利グッズを紹介します。
トイレは「便器の汚れ」や「水しぶき」などを気にすることが多いです。
基本的には、以下の掃除道具がおすすめです。
・便器:トイレクリーナーシート、トイレブラシ
・床や壁:ハンディモップ、クリーナーシート
トイレは雑菌が繁殖しやすい場所のため、掃除道具は「使い捨てのもの」を選びましょう。
掃除の度に新しいものを使うことで、トイレが不衛生になることを防いでくれます。
賃貸マンションでの一人暮らしにおすすめの掃除グッズ:ベランダ編
続いては、ベランダ掃除です。
ベランダ掃除で気になるのは「落ち葉」や「ホコリ」です。
掃除のときは、以下の便利グッズを活用してみてください。
・落ち葉やゴミ:ほうき、ちりとり
・窓や物干し竿:マイクロファイバークロス、ガラスマジックリン
・網戸汚れ:掃除機、クイックルワイパー
先ほどクイックルワイパーは、部屋の掃除に役立つとお伝えしました。実は網戸の掃除にも使用でき、楽にホコリを取ることができます。
ホコリを取るときは、新聞紙を下に敷いておきましょう。ホコリが部屋に入ることを防いでくれます。
ベランダ全体を掃除する流れをまとめると、以下の通りです。
(1)ほうきで落ち葉やゴミを取り除く
(2)水と洗剤をまいて、デッキブラシで汚れを取る
ベランダで水を使用できない場合には、ペットボトルの先端につける「スプレーハンディブラシ」がおすすめです。
スプレーハンディブラシとは、使い終わったペットボトルの先端につけて使うブラシのこと。ペットボトルに入れた水を含みながらデッキブラシとして活用できるため、水道のないベランダ掃除におすすめです。
ここまで賃貸マンションの一人暮らしに役立つ掃除グッズを紹介しました。
とはいえ、紹介した掃除グッズをすべてそろえると、収納場所に困ることも多いかと思います。
そこで次は、賃貸マンションで掃除道具を片づける場所や収納のコツをお伝えしますね。
賃貸マンションで掃除道具を収納する場所やコツ
ワンルームの賃貸マンションで掃除道具を収納したいときは、以下のことを試してみてください。
・S字フックを購入して壁にかける
・下駄箱にしまう
・100円ショップでボックスを購入し、その中に掃除道具をまとめる
小さい掃除道具は、S字フックなどにかけて収納することが可能です。
そして大きい掃除道具や部屋に置きたくないアイテムは、玄関などに収納するのがおすすめです。玄関であれば掃除道具が汚れていても気にならず、部屋に汚れを持ち込むこともありません。
掃除道具の収納場所に困ったときは、上記の方法を試してみてくださいね。
まとめ 賃貸マンションでの一人暮らしまでに掃除グッズをそろえよう
今回は、賃貸マンションでの一人暮らしに役立つ20の掃除道具を紹介しました。
おさらいすると、今回紹介した掃除グッズを活用できる場所は以下の通りです。
・寝室
・キッチン
・お風呂
・トイレ
・ベランダ
また掃除道具を収納するコツとして、以下の3つもお伝えしました。
・S字フックなどを購入して壁にかける
・下駄箱にしまう
・100円ショップでボックスを購入し、その中に掃除道具をまとめる
これから一人暮らしをする人は、今回の記事を参考に掃除道具をそろえてみてくださいね。
そして賃貸マンションに住んでいる人の中には、「これからシェアハウスへ引っ越しを考えている」という人もいるのではないでしょうか。
賃貸マンションからシェアハウスへ引っ越すときの注意点を、以下の記事にまとめています。気になる場合は、あわせてチェックしてみてください。