「シェアハウスって水道光熱費・共益費の支払いはどうなるの?」
と不安に思う人は多いのではないでしょうか。
シェアハウスの水道光熱費は、主に以下3つの方法で支払うことが多いです。
(1)家賃+共益費(水道光熱費込みで定額)
(2)家賃+共益費+水道光熱費(定額)
(3)家賃+共益費+水道光熱費(毎月折半)
基本的に「共益費」という項目に含まれており、毎月1万〜1万5,000円ほどを支払います。
特にひとつ目の「家賃+共益費」として支払うシェアハウスに住めば、家計の管理は楽になることも少なくありません。生活費も節約でき、貯金できるでしょう。
そこで今回は、
・シェアハウスの水道光熱費の平均価格
・シェアハウスの共益費とは
・シェアハウスの水道光熱費の支払い方法
・おすすめの支払い方法
・シェアハウスひだまりの水道光熱費の支払い方法
・水道光熱費の安いおすすめ物件
を紹介します。
これからシェアハウスに住みたいと考えている人は、チェックしてみてくださいね。
シェアハウスの水道光熱費、平均は1万円に固定されている
シェアハウスの水道光熱費は、平均して1万円に設定しているところが多いです。
水道光熱費には、以下の料金が含まれています。
・水道代
・電気代
・ガス代
毎月の支払額が1万円に設定されているので、使用量が少なくても多くても、基本的に料金は変わりません。固定の値段なので、支払いも把握しやすいです。
とはいえ、この値段が高いのか安いのか、今まで実家に住んでいる人にとっては、なかなか分かりにくいものです。
そこで賃貸マンションの水道光熱費と比べてみましょう。一人暮らしで支払う水道光熱費は、以下の通りです。
【賃貸マンション】
・水道代:2,000〜3,000円
・電気代:3,000〜6,000円
・ガス代:3,000〜6,000円
一人暮らしの場合、すべて合計して1万〜1万5,000円ほどになることが多いです。季節によってはエアコンの使用量などが増えると、ここから数千円ほど高くなることも。
対してシェアハウスは、どれだけ水道や電気を使用しても決められた料金から変更されることはありません。また水道光熱費は「共益費」として支払います。
この共益費は水道光熱費の他にインターネット代など、さまざまなものを含んでいます。そのため生活費全般で見ると、シェアハウスの方がお得になることがほとんど。
共益費については、次で詳しく解説しますね。
そもそもシェアハウスの共益費ってなに?
シェアハウスの共益費とは、共有で使う物品の費用のことです。
例えるなら、以下のようなものです。
(1)インターネット代
(2)業者への掃除の依頼費用
(3)トイレットペーパーなどの日用品代
(4)調味料
(5)調理器具や家電の買い替え費用
一人暮らしのマンションであれば「共益費」は、入り口やエレベーターなど、みんなが使うスペースに対して払われるお金のことを指しています。対してシェアハウスでは、Wi-Fiの使用料や日用品代などを「共益費」と呼んでいることが多いです。
共益費の内訳は、シェアハウスによって異なるうえに、料金設定もさまざま。シェアハウスに住む前に共益費がいくらなのか、大家さんに確認しておきましょう。
ここまで共益費について解説しましたが、この支払い方法はシェアハウスによって異なります。また支払い方法や内訳によっても、お得かどうか変わってきます。
そこで次は、シェアハウスにおける水道光熱費の支払い方法3つと、それぞれのメリットやデメリットを一緒に解説しますね。
シェアハウスの水道光熱費は共益費に入る?支払い方法は3つ!
シェアハウスにおける水道光熱費の支払い方法は、だいたい以下の3つです。
(1)家賃+共益費(水道光熱費込みで定額)
(2)家賃+共益費+水道光熱費(定額)
(3)家賃+共益費+水道光熱費(毎月折半)
家賃はそれぞれ分けて考えられますが、水道光熱費と共益費の支払いがシェアハウスによって異なるようです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
パターン1:シェアハウスの家賃+共益費(水道光熱費込み)
1つ目は「共益費に水道光熱費が含まれている支払い方法」です。入居者はみんな、毎月決まった金額を支払います。
メリットとデメリットは、以下の通り。
・メリット:家計の計算が楽で、水道や電気の使用量を気にする必要がない
・デメリット:自炊をあまりしない人はムダになるかもしれない
共益費に含まれているのは水道光熱費だけではありません。日用品代やインターネット代などすべて入っているので、節約の必要がなくて楽です。
反対に、あまり水道やガスを使わない人はムダになるかもしれません。使っていないのに決まった金額を支払い続けなければいけないからです。
家にいる時間が短い人や、自炊の頻度が少ない人にとっては、一人暮らしの方が水道光熱費は安いこともあります。
パターン2:シェアハウスの家賃+共益費+水道光熱費(定額制)
2つ目は「共益費と水道光熱費がそれぞれ別で計算される支払い方法」です。2つとも毎月5,000円など定額になっており、入居者はその定額をあわせて支払います。
メリットとデメリットは、以下の通り。
・メリット:支払ったお金が何にどれだけ使われているか分かる
・デメリト:入居してからしばらくして水道光熱費の支払額が変わる可能性もある
共益費と水道光熱費が分かれているので、何にどれだけのお金が使われているか、分かりやすいです。
注意点は、他の入居者が水道やガスをたくさん使っていると「水道光熱費だけ高いので料金が変わります」など、金額が変わる可能性があること。料金が使用量にあわせて変わる可能性があるので、節約する必要はありそうです。
ただし自炊をしない人などが損をすることはありません。キッチンでの使用量は少なくても、部屋の電気などを使うことには変わりはないですよね。そこでムダに使っているかもしれないので、おあいこと言えるでしょう。
パターン3:シェアハウスの家賃+共益費+水道光熱費(折半)
3つ目は「シェアハウスの家賃、共益費、水道光熱費がそれぞれ分かれており、水道光熱費は使用量と住人の数で割り勘にする方法」です。
メリットとデメリットは、以下の通り。
・メリット:節約をすれば、水道光熱費が安くなるかもしれない
・デメリット:毎月の支払い料金が変わるので、月によって固定費が変わる
毎月の使用量から水道光熱費を計算して、シェアハウスに住んでいる人数で割り勘をします。
例えば、
・家全体の水道光熱費を住人の数で割る
・各部屋の電気代はそれぞれの使用量を計算して金額を伝える
・共有スペースは使用量と住人の数で割り勘する
などです。
そのぶん毎月の使用量とともに、支払い料金も変わります。
ただし、住人と協力すれば、月の水道光熱費を節約することもできるでしょう。
折半の方法はシェアハウスによって異なります。入居する前に、以下のことは確認しておくのがおすすめです。
(1)どういう風に割り勘するのか
(2)どうやって支払いをするのか(振込、誰かがお金を集めて支払うなど)
大家さんや管理会社の方に聞くと、教えてもらえるかと思います。
おすすめはシェアハウスの家賃+共益費(水道光熱費込み)
ここまでさまざまな支払い方法を紹介しましたが、最もおすすめなのはひとつ目の「シェアハウスの家賃+共益費(水道光熱費込み)」です。
この支払い方法は毎月の支払い料金が定額、なおかつ一括して考えられるので、家計の計算が楽です。また使用量によって料金も変わらないので、いちいち水道光熱費を節約する必要がありません。水道やガス、電気など気にせず使うことができます。
さらに毎月の支払い料金が決まっていることで、「誰が電気を使いすぎている」などトラブルも避けられます。
シェアハウスが初めての方は特に、水道光熱費の支払いについては前もってチェックしておきましょう。
シェアハウスひだまりの場合:「水道光熱ネット代」として水道光熱費を支払う
シェアハウスひだまりの場合、水道光熱費は「水道光熱ネット代」として支払っていただきます。これはひとつ目で紹介した「共益費に水道光熱費が含まれている形」に近く、みなさんには毎月決まった金額をお支払いいただきます。
その相場は1万2,000円。インターネット代なども含まれているので、生活費としてはお得かと思います。
シェアハウスひだまりにある水道光熱費の安いおすすめ物件
最後に、水道光熱費の安いおすすめ物件を紹介しますね。
横浜ドットテラスは、横浜市にある女性専用シェアハウスです。
横浜ドットテラスの水道光熱費は、なんと7,000円。1万円以下で水道やガス、電気などを使えるうえに、インターネット代も含まれています。
一人暮らしではこの値段ですべてをまかなうことはなかなか難しいので、生活費はかなり節約できるでしょう。
また横浜ドットテラスは共益費こそ安いですが、音漏れしにくいしっかりとした造りやオープンキッチンなど、設備は充実しています。低価格で広い家に住めるので、生活費を節約し、貯金することもできそうですね。
【物件の詳細】
・家賃+共益費:1万9,000〜4万9,000円+7,000円
・部屋数:17室
・住人の数:15人
・最寄り駅:相鉄本線「天王町駅」、JR線「横浜駅」、東急東横線「横浜駅」
横浜ドットテラスは特に安いですが、ひだまりにあるシェアハウスの多くは共益費を1万2,000円に設定しています。他のシェアハウスも一人暮らしに比べると安いので、住みたいエリアから物件を検索してみてくださいね。
まとめ シェアハウスの水道光熱費は、共益費に入っていると楽になる!
今回は、シェアハウスの水道光熱費の平均価格や支払い方法について解説しました。
おさらいすると、シェアハウスの水道光熱費は1万円ほど。ここには日用品代やインターネット代なども含まれているので、生活費を節約することも可能です。
そして支払い方法として、以下の3つを紹介しました。
(1)家賃+共益費(水道光熱費込みで定額)
(2)家賃+共益費+水道光熱費(定額)
(3)家賃+共益費+水道光熱費(毎月折半)
最もおすすめなのは(1)家賃+共益費(水道光熱費込みで定額)。定額だと固定費が変動しにくいので、日々の家計管理も楽になります。
最後に紹介したひだまりのおすすめ物件も参考にしながら、シェアハウスへの入居を検討してみてくださいね。
またシェアハウスは水道光熱費が安いですが、キッチンは広くて使いやすいことが多いです。
キッチンの広いおすすめ物件について、詳しくは以下の記事をご一読ください。