暮らしに刺激と安心を。九州と関東にあるコミュニティ型のシェアハウス。

九州と関東のシェアハウス。シェアハウスひだまり

多世代共生型シェアハウスとフランスの高齢者×学生シェアハウス。

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こんにちわ。

 

早いものでもう今年度も残すところ後2日となりました、早く花見しなきゃ。。。林田です。

 

昨年から関東を中心に多世代型のシェアハウスが勃興してきました。

 

例えばシングルマザーシェアハウス、アクティブな高齢者向けのシェアハウスです。

 

特に高齢者向けにはこれまでに老後の住まいとしての選択肢として自宅に住み続けるか、老人ホームや高齢者専用賃貸住宅など、高齢者のみの住まいだけしか存在しませんでしたが、シングルマザー×高齢者などの多世代型のシェアハウスが数は少ないですが徐々に日本中に増えてきています。

 

フランスでは高齢者と学生の他人同士の「世代間同居」が10年以上も前から始まっています。

 

2003年の猛暑により死者が1万5千人にものぼり、その犠牲者の多くが独居老人ということで政府による「ひとつ屋根・ふたつ世代」というフランス政府による政策が施行されました。

 

政策のネーミングにもとても温かみがあり、伝わりやすいです。

 

日本ではこういったものはボランティアで行うというような側面が強そうだが、きちんとNPOがお金を受け取り運営している。

 

老人と学生がそれぞれ登録料を支払い、仲介業者のNPOがそれぞれの高齢者、学生の信条・趣味・趣向について徹底的に調べ上げマッチングを行っているらしく、既に1000件以上のマッチングが成立しているということです。

 

また、契約形態により家賃が変わってくる。高齢者と会う頻度、食事や夜間在宅などの頻度によって変わってくる。

 

銭的に余裕がある独居老人が孤独感を解消し、また安全にすごすことも、一方で、困窮した学生が住む場所を獲得することも、両方にメリットがある制度であると思います。

 

今後日本では特に都市部で高齢世帯の一人暮らし比率が急速に高まってくる。地方からの団塊世代が、配偶者の死別などで「独居高齢者」化が進み、東京都は10年の38%、64万7千人から、35年に44%にまで及ぶことになる。(国立社会保障・人口問題研究所 2014年)

 

つまり、一人暮らしの高齢者の急増は家族で介護する時代が終わるということです。また、厚生労働省の調査では、13年度に特別養護老人ホーム(特養)に入所できない高齢者が全国で52万人にまでのぼりました。

 

ハード面だけでなくソフトも考慮し、よりアクティブなシニアを長く、そして増やすこのような施策が必要ではないでしょうか。

 

>>欧州に学ぶ脱・無縁社会への挑戦 第2回 フランスに学ぶ ~世代間同居が独居老人問題を解決する 三菱総合研究所

http://www.mri.co.jp/opinion/column/localweb/001422.html

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