「シェアハウスの物件を探しているとフリーレントってあるけれど、どういう意味なんだろう……」と考えている人は多いのではないでしょうか。
フリーレントとは、1〜3ヶ月など一定期間の家賃が無料になるサービスです。シェアハウスに入居しても最初の数ヶ月は家賃が必要ないため、初期費用や生活費を節約できます。
とはいえ「どうして家賃が無料なの？」など、疑問も感じますよね。
そこで今回は、
・フリーレントの意味と実施する理由
・フリーレントのメリットとデメリット
・シェアハウスのフリーレント物件に入居するときの注意点
・ひだまりでフリーレントを利用できる物件3つ
・フリーレント以外のお得なキャンペーン
を紹介します。
「フリーレントって怪しい……」と感るかもしれませんが、実はメリットがたくさんあります。
まずはフリーレント制度について、大まかに理解していきましょう！
フリーレントとは、シェアハウスの家賃が数ヶ月無料になるサービス
フリーレントとは、家賃が1〜3ヶ月分ほど無料になるサービスです。もともと事務所や店舗など法人向け物件でのサービスでしたが、2000年頃からシェアハウスやマンションでも導入されるようになりました。
そもそもシェアハウスに入居するときは、以下の初期費用の支払いが発生します。
・1〜2ヶ月の家賃
・1〜2ヶ月の共益費
・デポジット（保証金）
・仲介手数料
すべてを合わせると、およそ10万〜15万円。賃貸マンションと比べると安いですが、それでも簡単に支払える金額ではありません。
またまとまった初期費用を支払うと、その後の家賃支払いを苦しく感じることもあるかと思います。
フリーレントが利用できれば、数ヶ月分の家賃である6万〜10万円ほどを支払う必要がなくなります。フリーレントの期間が長いシェアハウスでは、6ヶ月ほど家賃が無料になることも。
もしくは初期費用で支払うはずだった1〜2ヶ月分の家賃を免除してくれることもあります。
フリーレントをうまく活用すれば、引っ越し費用や生活費の節約につながります。
シェアハウスやマンションがフリーレントをする理由
フリーレントで家賃を無料にしていると、「大家さんは収入が少なくなるのでは……？」と疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。また「それだけ安くするなんて、何か理由があるんじゃない？」と考えることもあるかと思います。
フリーレントにしているシェアハウスは、何か問題があるわけではありません。大家さんにとって3つの意味があります。
・空き室を埋めやすくなる
・家賃を下げずにお得なサービスを案内できる
・公平に満足度の高いサービスができる
フリーレントとして初期費用や生活費を安くすることで、入居や問い合わせが増える可能性があります。
また「フリーレントではなく、毎月の家賃を下げればいいのでは？」と思うかもしれません。しかし一部の入居者の家賃を値下げすると、すでにシェアハウスに住んでいる人から「どうしてうちの部屋は家賃が変わらないの？」と不満が出る可能性があります。
同じシェアハウスに入居する人に不公平がないように、フリーレントで最初の初期費用や家賃を平等に安くするサービスになっているのです。
特にシェアハウスでは、新しい物件がオープンしたときに特別キャンペーンとしてフリーレントを実施することが多いです。
入居者と大家さん、どちらにもメリットがあるのがフリーレントの特徴ですね。
次は、フリーレントを使ってシェアハウスに入居するメリットとデメリットを紹介します。
シェアハウスのフリーレント物件に入居するメリット
フリーレントのシェアハウスに入居すると、以下のメリットがあります。
・初期費用を節約できる
・豪華な設備のシェアハウスにさらに安く入居できる
・貯金が少ない状態や急な引っ越しでも対応しやすい
家賃が数ヶ月も無料になれば、初期費用は半分、もしくはそれ以下に節約できます。
フリーレントで家賃が無料になれば、支払いはデポジット（保証金）と仲介手数料のみ。引っ越しにかかる費用がグッと下がります。
シェアハウスのフリーレント物件に入居するデメリット
フリーレントには、以下のようなデメリットもあります。
・契約や入居の期間が指定されている
・家賃は無料になるが、初期費用0になるわけではない
・そもそもフリーレントを利用できる物件が少ない
フリーレントの無料期間が終わってからすぐに退去してしまうと、大家さんにとってはデメリットしかありません。そのため「最低でも1年間は入居してください」など、契約期間が決まっていることが多いです。
さらにフリーレント物件は、常にたくさん募集しているわけではありません。時期やタイミングによっては、なかなか見つからないこともあります。
上記のデメリットを踏まえて、フリーレント制度を活用するときの注意点を次でお伝えしますね。
フリーレントでシェアハウスに入居するときの注意点3つ
フリーレント制度にはデメリットもありますが、入居するときに以下のことに注意しましょう。
・契約期間より早く退去せず、最低でも半年は住む
・フリーレントが終わった後の家賃が適切か調べておく
・家賃は無料でも管理費や共益費の支払い分は確保しておく
契約期間より早めに退去すると、違約金が発生します。これではせっかく浮いたお金を支払うことになり、フリーレントを活用する意味がありません。
さらにフリーレントで家賃が無料になるぶん、毎月の家賃を2,000〜3,000円高くしているところも。この場合は長い目で見ると、フリーレントを利用するメリットは少ないです。
相場より高く設定されていないか、同じシェアハウスにある他の部屋の家賃をチェックしておきましょう。
続いてはシェアハウスひだまりから、フリーレントを実施している物件を3つ紹介します。
シェアハウスひだまりでフリーレント制度を利用できる安い物件3つ
ひだまりでフリーレントを実施している物件は、以下の3つです。
（1）弘明寺【横浜】
1つ目に紹介するのは、横浜にあるシェアハウス「弘明寺」です。
弘明寺では女性限定で、1ヶ月のフリーレントを提供しています。家賃は4万3,000〜4万9,000円なので、1ヶ月でも入居費用を大きく節約できるはずです。
【物件の詳細】
・家賃＋共益費：4万3,000〜4万9,000円＋1万2,000円
・部屋数：8室
・住人の数：最大8人
・最寄り駅：京急本線「弘明寺駅」
・おすすめする人の特徴：女性、共有スペースの設備が充実している物件を探している人
（2）鎌倉高校前【鎌倉・湘南】
2つ目に紹介するのは、鎌倉にあるシェアハウス「鎌倉高校前」です。
鎌倉高校前は家賃が4万9,000〜5万5,000円、その中で2ヶ月のフリーレントを提供しています。一部の個室はバルコニー付きなので、窮屈に感じることもありません。
初期費用をおさえながら、充実した設備のシェアハウスに入居できます。
【物件の詳細】
・家賃＋共益費：4万9,000〜5万5,000円＋1万2,000円
・部屋数：6室
・住人の数：最大6人
・最寄り駅：江ノ島電鉄「鎌倉高校前駅」、湘南モノレール「西鎌倉駅」
・おすすめする人の特徴：家賃をおさえながら充実した設備のシェアハウスに入居したい人
（3）藤沢【鎌倉・湘南】
3つ目に紹介するのは、藤沢市にあるシェアハウス「藤沢」です。
藤沢でも2ヶ月のフリーレントを提供しているので、およそ7万円ほど節約できます。また江ノ島など観光スポットに近いので、生活費をおさえながら鎌倉での生活を満喫できるでしょう。
【物件の詳細】
・家賃＋共益費：3万9,800円＋1万2,000円
・部屋数：5室
・住人の数：最大5人
・最寄り駅：JR東海道線「藤沢駅」、小田急江ノ島線「藤沢駅」、江ノ島電鉄線「藤沢駅」
・おすすめする人の特徴：生活費をおさえながら鎌倉での移住を叶えたい人
フリーレントのシェアハウスに入居したときの初期費用はいくら？
フリーレントを利用してシェアハウス「鎌倉高校前」に入居することになった場合、初期費用はいくらになるのか計算してみました。
まずひだまりにあるシェアハウスへ入居するには、通常であれば以下の費用が必要です。
【初期費用】
・初月の家賃：5万5,000円
・水道光熱ネット代：1万2,000円
・事務手数料：1万5,000円
・合計：9万2,000円
【毎月の家賃・共益費】
家賃：5万5,000円
水道光熱ネット代：1万2,000円
合計：6万7,000円
しかしフリーレントを利用すると、2ヶ月分の家賃の支払いが必要ありません。そのため毎月の支払いが以下のように変化します。
・水道光熱費：1万2,000円
・合計：1万2,000円
本来であれば5万5,000円かかる家賃が、フリーレントを使えば無料。毎月6万7,000円の支払いが、たったの1万2,000円に下がります。
2ヶ月分の家賃が無料になるので、合計して11万円の支払いを節約できます。
こうしてみると、フリーレントのある物件の方がかなりお得にシェアハウスに住めそうですよね。物件を探すときは、まずフリーレントのあるところにしぼって探すことも考えてみてください。
シェアハウスでかかる初期費用について、以下の記事でも解説しています。
フリーレントのようにシェアハウスに安く入居できるキャンペーン
現在ひだまりでは、フリーレントの他に以下のキャンペーンを提供しています。
（1）湘南プラスパック
お仕事紹介とフリーレントを組み合わせた「湘南プラスパック」を実施しています。
湘南プラスパックは鎌倉や湘南エリアのシェアハウスを希望する人を対象に、お仕事を紹介するもの。人材派遣会社を通してお仕事を探していただく代わりに、ひだまりでは数ヶ月のフリーレントを適用させていただきます。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、気になった方はチェックしてみてください。
（2）サマリーポケット
サマリーポケットと提携して、ひだまりの入居者を対象にサマリーポケットのサービスを75%オフで利用できるキャンペーンです。
サマリーポケットとは、専用ボックスに預けたい荷物を送ると、その荷物をすべてスマホで管理できるサービスのこと。片付けも取り出しもスマホひとつで完結するうえに、個室のスペースを広く確保できるようになります。
割引価格で利用できるのは、ひだまりの入居者だから。一人暮らしからシェアハウスに引っ越す人など、「荷物が多いかも……」という人におすすめです。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ フリーレントを利用してシェアハウスに住めば、初期費用が節約できる
今回は、シェアハウスのフリーレント制度について解説しました。
フリーレントとは、家賃が1〜3ヶ月ほど無料になるサービスです。メリットとデメリットは、以下の通りです。
【メリット】
・初期費用を節約できる
・豪華な設備のシェアハウスにさらに安く入居できる
・貯金が少ない状態や急な引っ越しでも対応しやすい
【デメリット】
・契約や入居の期間が指定されている
・家賃は無料になるが、初期費用0になるわけではない
・そもそもフリーレントを利用できる物件が少ない
そしてシェアハウスひだまりでフリーレントを利用できる物件として、以下の3つを紹介しました。
・弘明寺【横浜】
・鎌倉高校前【鎌倉・湘南】
・藤沢【鎌倉・湘南】
特に鎌倉エリアでは「湘南プラスパック」などのキャンペーンを利用すると、さらにお得に入居できます。気になった人は、気軽にお問い合わせくださいね。
またフリーレントは入居後の家賃に適応されることが多いので、具体的な生活費をイメージしておくとさらに分かりやすいです。
シェアハウスの1ヶ月あたりの生活費について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
