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[神奈川]人生を交換し合える鎌倉シェアハウス「1192」。人の繋がりを第一に考えるシェアハウスを運営する小林嶺司さんと徳満翔平さんにお話を伺いました。

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神奈川県の湘南・鎌倉にあるシェアハウス「1192」を運営している株式会社イッポメの代表取締役の小林嶺司さんと取締役の徳満翔平さんにお話を伺いました。シェアハウス「1192」は湘南・鎌倉に今現在(2014年11月1日)5軒のシェアハウスを運営・管理されています。また、 2015年1月に6軒目がオープン予定です。株式会社イッポメではシェアハウスの運営・管理だけでなく、WEBサイトの制作・デザイン、通販サイト (EC)の構築・運営なども行われています。鎌倉は、海が近くにあり、大仏など様々な観光地があります。また鎌倉の色々な話を聞いていて、とても人間味を 感じる町だなと思いました。

 

 

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ー 二人の出会いはどんな出会いだったんですか?

 

 

reizi翔平とは高校のときの友達で、高校一年のときに出会いました。茅ヶ崎というところで高校に通っていました。高校を卒業した後、大学は別々なところに行ったんですけど、そのときから色々なイベントに二人で参加していました。それが最初の出会いです。

 

 

 

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ー どういった経緯でシェアハウスに至ったんですか?

 

reiziもともと自分は渋谷の道玄坂で起業しました。そのとき、一番始めに始めたのは「入浴剤通販サイト」というのを始めました。まーもちろんすぐにダメになったんですが、、、それから、色々なことに挑戦していました。インド人にカレー を作らせて配達させようとしたり、入浴剤を売ったり、家具のECサイトをやったりと。その中で、家具のECサイトを見てくれた人が、ECサイトを気に入っ てくれて、「ウチのサイトも作ってよ!」となり、初めてウェブの案件をいただけました。それから、ウェブ制作をしていくようになりました。ただ、だんだん 渋谷での生活に飽きてしまい、「地元に帰りたいなー」と思うようになったんですが、自分の地元の茅ヶ崎の近くの鎌倉はブランドがある名前だったり、カヤッ クという面白いベンチャー企業があったので、鎌倉で何かできるんじゃないかと思い鎌倉に行くことに決めました。そして、いろいろやっていたらシェアハウス の物件の話が舞い降りてきて、シェアハウスをすることになりました。

 

 

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ー 今は二人でどんな感じでやられているんですか?

 

 

reiziシェアハウスの2軒目を立てたくらいくらいから翔平が来てくれました。それから翔平にシェアハウスの方をメインでやってもらっていて、自分はウェブの方に集中してやっています。

 

 

ー なら、翔平くんが今、シェアハウス事業の中心にいる感じですか?

 

 

syoheyそうですね。シェアハウスの集客、ウェブ周りなどをやっていて、ソフト面は二人で棟毎に分けてやっています。ソフト面を一人で全部見るのは難しい部分があるので。

 

 

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ー 二人がシェアハウスをしようと思った理由はなんですか?

 

 

reizi自分は、札幌にあるシェアハウスWagayaに住んでいたことがあります。そのときににいろんな人がいるなと感じました。例えば、イラストレー ターの人がいたり、看護師がいたり、映画監督になりたいって人がいたりと。そのときに、「このパワーすごいなー」と思っていました。

 

そのシェアハウスWagayaでは月に一度家族会議というものを行っているんですが、そのときに「こんなことをやりたい。」とポロっと言った時に、「一緒にやろうよ!」と山さんに言ってもらってできたのが、この株式会社イッポメです。

 

 

※Wagaya:札幌にあるシェアハウス。以前、僕たちもインタビューさせていただきました。
→[北海道]人生をシェアできる我が家でありたい、札幌のシェアハウス“Wagaya”。


 

 

そのシェアハウスWagayaでの経験が、シェアハウスに凄い可能性を感じさせてくれました。一緒に住んでて、ポロっと言っただけのことなのに、それから会 社ができてしまうと。これって個人的には凄いことだと思っています。そして、会社ができるということは、何かパワーが生まれるということで、そのきっかけ であるシェアハウスって面白いと思いました。

 

そして、シェアハウスによっていろんな人と出会えたり、いろんな情報を知れたり、いろんなことをやっている人がいたりというのを知った上で可能性が生まれて、それが社会の価値に変わっていくと思った時に、それをやりたいなと思いました。

 

それでさっきも話したんですが、鎌倉にくるときにそういった可能性が生まれるところを作りたいなということでシェアハウスになりました。また、自分たちの会社理念は「可能性の創造」というものを会社理念にしています。

 

 

 

 

syohey自分は大学のときから人の可能性というものが大切だと思っていました。そして、その手段としてシェアハウスって凄いいいなと思ったことや、自分の 想いと合致する部分があり、そういった方向でやっていけるということで一緒にやっていくことを決めました。また、嶺司から「こういったことをやる」と言わ れたときに「今の会社ではないな」と思い、前職を辞めて今の株式会社イッポメに入ることにしました。

 

ー 「可能性の創造」ができる手段としてシェアハウスがあるという感じですか?

 

 

reiziそうそう。昔から自分はやりたいことをバンバンってやっていくタイプでした。ただ、やりたいことを言うんだけどそれがなんなのかよくわかってなくて、それを翔平が埋めてくれるというか、それを言語化してくれるのが翔平です。

それで、会社の理念である「可能性の創造」も理念があって、今ある事業が生まれたんじゃなくて、色々やって、やって、やりまくった結果、それを言語化したときにこの「可能性の創造」っていうものに集約されていました。

 

 

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ー シェアハウスをするにあたって苦労したことってなんですか?

 

 

reiziそれは一軒目のゴミ出しです。一軒目の物件は凄いボロい家で、自分が見に行った時は、残置物しかなく人が住めるような物件じゃなかったです。で も、その物件を借りることを決めました。それから2ヶ月くらいかけて毎日ゴミ処理場とを往復してかたずけて行きました。2ヶ月くらいしてやっと家の中が綺 麗になり、そこからベットなんかを入れていきシェアハウスの準備を本格的に進めていくことが出来ました。

 

 

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ー シェアハウスを立ち上げてから運営していく中で苦労したこととかありますか?

 

 

syoheyそれは、思っていることと現実のギャップだと思います。表現できない部分はジレンマになるし、事業をやっている人にとっては誰もがそうだと思います。

大義はあるんだけど、現実はそうじゃないよね?って言われる機会がたまにあるんですけど、それは確かにそうで、だけどそれには紳士に向き合っていって一つ一つやっていくしかないと思っていて、課題でもあります。

 

 

ー その苦労してることに対してやっていることって何がありますか?

 

 

reiziそれは対話ですね。やっぱりコミュニケーション不足で起きる問題ってすごく多いです。なので、まずは自分たちが一人一人と向き合うことが重要だと 思っていて、一人一人が思っていることを聞きました。そうすると、みんな凄くスッキリした感じになって色々な問題の解決につながりました。

やっ ぱり自分たちの想いを知られていなかったり、向こうの想いも知らなかったりしたことが原因で色々な問題が起きていました。なので、ちゃんと話すことを大切 にしています。でも、今のままだと二人では回らないことがわかっているので、もう一人ハウスキャプテンを探しています。

 

 

 

 

ー ハウスキャプテンの役割のメインとしてはコミュニケーション不足の解消がメインって感じですか?

 

reiziそうです。

 

 

syoheyやっぱり対話しないと可能性も生まれないと思うので、そこが重要だと思います。

 

 

→ハウスキャプテンの詳しい内容はこちらからどうぞ!

 

 

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ー シェアハウスを運営する上で注意していることってありますか?

 

 

reiziそれは個人個人の価値観を大切にすることです。共同生活で、自分を殺して生活するのは違うと思うので、みんなの考えは絶対尊重したいと思っています。みんな違う意見を持っている中でそれをちゃんと話合うようにしています。

だから正直、価値観が違っていてもそれは良くて、逆に無理やりみんなに合わせて揃えてやっていっても鎌倉を楽しめないと思うし、シェアの生活を楽しめないと思います。

 

 

 

syoheyそれと自分たちも一緒に住んでるから、境目が曖昧になっているところです。だから、そこはちょっとはっきりさせた方がいい部分もあると思っていま す。そうしないと機能しないところが出てきたり、住んでいる人も言いにくところがあったりすると思うので。。。でも、ここはすごい難しい部分でもあると 思っています。

 

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ー これからの目標はなんですか?

 

 

reiziシェアハウス に関してはあまり増やそうということは考えてないです。それよりも、満足度を上げていくことに力を入れていこうと思っています。鎌倉ではシェアハウスの需要はあると思います。なので、今のシェアハウスの満足度が高まり次第、次のシェアハウスを作っていけたらと思っています。それで、今住んでいる人たちが鎌倉を楽しめる場所にドンドンしていきたいです。

 

あと、自分たちは「4 win」というものを意識しています。これは、地域と、住民と、大家さんと、自分たち、全員が喜ぶ、全員が幸福になるような世界にしていきたいと思っています。自分たちが鎌倉でシェアハウスをするときに、「鎌倉は外部の人を受け入れない」という話を聞いてたことがあったんですが、実際にシェアハウスを始めるとそんなこともなく、地域の人が自分たちに感謝してくれるシーンが度々あったので、もっと地域の人にも喜ばれるようなシェアハウスにしていきたいとも思っています。そして、鎌倉は高級住宅街というイメージがあるんですが、自分たちがそういった概念を壊して誰でも気軽に住めるようなものにして行きたいと思っています。

 

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鎌倉シェアハウス「1192」では、僕と相方のリンタさん二人で遊びに行かせてもらいました。夜遅くまで色々な話を聞けました。その中で一番印象的だったのは、鎌倉という町自体がとても人と人の関わりが深い町だということです。鎌倉は観光地でいろいろな人が来るんですが、こういった人と人の関わりを直に体験できるのって、鎌倉に住んでいるからこそできることなのではないかと思います。

 

嶺司くんと翔平くん、そしてこの鎌倉シェアハウス「1192」に住んでいる方はとてもフレンドリーに気さくに話かけてくれるので、ぜひ遊びに行ってもらいたいです。それと同時に鎌倉に住まないとわからない魅力をシェアハウス「1192」を通して知ってもらえたらと思います。以上。中原でしたー。

 

 

 



 

 

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